nosokoのうまうまグルメ日記

・・・すっかり旅行ブログになってしまったけど・・・
 

NO.6 グランドキャニオン ②

2008-02-14 | アメリカ国立公園の旅1
2003年6月24日
昨日に引き続き、今日もグランドキャニオン尽くしの時間が続く。
まずは、グランドキャニオンの朝日を見るために早く起きて、モーテルの無料ブレックファーストの、あま~いドーナツを、これまたうす~いコーヒーとともに胃の中に掻きこむ。

今日はモニュメントバレーに向かうので、荷造りをしてチェックアウトを済ませてからグランドキャニオンへ。3度目の入場。もうこれで年間パスのもとはとれたもんねー。朝日を見たポイントは、マーサーポイントだったと思う。見終わると、ビレッジから東のビューポイントを片っ端から見て歩いた。それぞれのポイントで若干の見た目の差はあるが、グランドキャニオンの雄大さはどこも同じで、今となってはどのポイントがどうのこうの言えるような記憶は残っていない。

時々、遊覧飛行のセスナが渓谷を飛んでいく。飛んでいくと言っても、目の高さよりも低いところをである。飛行機が自分よりも下で飛んでいるというのは余り見られないのではないだろうか。グランドキャニオンの大きさを実感する瞬間だ。
            
US-64を東へ進む。道は、徐々に下り坂になり、どんどん高度を下げていく。(グランドキャニオンのビレッジの標高は2500mほどもある)国立公園を出ると、途中、ちょっとしたビュースポットが所々にあり、そこにはアメリカ先住民のおみやげ物屋が並んでいる。
US-89にぶつかると北に進む。その道は、白い砂山が、ポコポコいたるところにあり、月面を彷彿させる異様な景色が広がっていた。この景色だけでも十分に見ごたえがある。
次に右折してUS-160を東に進む。途中、Tuba Cityのショッピングセンターに併設されているメキシコ料理(?)のようなレストランで昼食をとり、モニュメントバレーへと急ぐ。

            
            砂嵐が舞うKayentaの街

15時になろうとする頃にモニュメントバレーへの分岐となる小さな街Kayentaに近づいた。ここに来てさっきまでの晴天が急にどんより薄曇りになってきた。まっすぐ続く道の先が霞んできた。そのうちに、フロントガラスに細かな砂粒が当たるようになった。砂嵐だ!! ついさっきまで数キロ先まで見えていた視界が、今は数十メートル先も見えない状況になっている。ワイパーとウィンドウォッシャーを使ってもすぐに前が見えなくなってしまう。そうこうしている内にウィンドウォッシャー液がなくなってしまった。このまま走行するのは危険と判断し、慌ててKayentaのガソリンスタンド兼コンビニに駆け込み、給油とウィンドウォッシャー液を補充(トイレの水をペットボトルに汲んできただけだが)し、なんとか命拾いした。おかげで車内は砂だらけになってしまった。

            
            US-163:Kayentaからモニュメントバレーへ続く道。遠くに岩山が見えてきた。

Kayentaの街でUS-163へと分岐する。徐々にさっきまでの激しい砂嵐もなくなり、ほどなくして一面の平原の中に小さな岩山がポツンポツンと見えてくるようになった。
モニュメントバレーだ!!




 ←クリックしていただけると励みになります☆