2003年6月24日
モニュメントバレーは特異な地形をしているが、先住民ナバホ族の居留地のため国立公園には指定されていない。その為、昨日買った年間パスは残念ながら使えない(入場料2.5US$)。
まずはビジターセンターへ。ここからは絵葉書などでよく見る3つのビュート(=残丘:モニュメントバレーの岩山は、大地が風化して残った丘なのだ)が綺麗に見える。子供の頃、初めてモニュメントバレーの写真を目にした時、現実にこのような場所が存在することが信じられなかった。CGか何かかと思った。子供の頃から憧れ続けていた景色が今、現実に自分の目の前に広がっていることに感動する。どのようにしてこんな景色が生まれたのだろう?時間と自然の力にただただ圧倒される。
次にビュートを間近で見られるバレードライブを車で走ることにした。ビジターセンターから先は未舗装で、タイヤが地面に接すると、乾ききった大地から砂埃りが舞い上がる。一瞬にして車は砂に覆われてしまった。間近で見るビュートは、いくつのも大きな亀裂があり、隙間から反対側が見えるような部分まであった。いつ崩れてもおかしくないように見える。実際、ビュートの周りには崩れたものと思われる大きな岩が無数に転がっていた。映画監督のジョン・フォードがよく撮影を行ったというジョンフォードポイントまで行って引き返した。
この風景を時間を忘れてずーっと眺めていたかったが、もう17時近くになっているため駆け足でその日の宿を探してモニュメントバレーを後にした。というのもガイドブックによると、モニュメントバレー内には泊まるところがなく、最も近くてもUS-163から北へ2マイルほど行ったところにあるロッジ(Goulding's Lodge)があるだけとのこと。このロッジからはどの部屋からもモニュメントバレーが望めて、さらにプールまで付いているのだが、案の定、人気があって夏はいつも満室とのことである。そこで、宿を求めてさらに東へ進むことにした。
US-163を北上(東方向)に進むとMexican Hatという街がある、その手前で車を止めて後ろを振り返ると、今通ってきた道が、大きなビュートに向かって一直線に伸びていた。まさに広告とかCMで使われる景色が広がっていた。
この絶景を過ぎると徐々にビュートの数も少なくなるが、今度はこれまたこの世のものとは思えないような、地層むき出しの大地?平原?丘?...もうなんとも表現のしようの無い景色が続いていた。
写真は「化石の森国立公園」だが、US-89やUS-163沿いにもこのような風景が広がっていた。
それらの景色が丁度夕日に照らされてオレンジ色に輝いていた。特に観光名所ではないけれど、この風景を見るためにまたこのルート(US-163)をドライブしてみたいと思わせる景色だ。
Farmingtonの街
Mexican Hatの街を過ぎて、さらに東へ。特に目的はないができるだけ出発地(ロサンゼルス)から離れた場所に行ってみたかったのだ。アメリカ郊外の道は外灯が無いので、夜になると真っ暗闇になる。そのため、今回の旅行では暗くなる前に宿に入ることにしていた。そこで、行ける所まで行こうということになり、なんとか真っ暗になる前にニューメキシコ州のFarmingtonという小さな街にたどり着いた。
「6Motel」という全米にチェーン展開しているモーテルに宿を決めた。
その夜の食事は、そろそろファーストフードに飽きてきていたので、まともな食事をしようと、モーテル近くのレストラン、デニーズに入った。日本でデニーズというと、定食などいろんな料理が食べられるが、アメリカのデニーズはファーストフードとなんら変わらないメニューだったのでとてもがっかりした。単にハンバーガーや、サンドイッチがお皿に盛られているだけのことであった。ファーストフード以外のものを食べたい。
(2回目のアメリカドライブでは、1回目の教訓を生かし、街に入るとまずは中華レストランを探すようになった。)
<6Motel・・・Farmington>
1泊:44.41US$(税込み)
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モニュメントバレーは特異な地形をしているが、先住民ナバホ族の居留地のため国立公園には指定されていない。その為、昨日買った年間パスは残念ながら使えない(入場料2.5US$)。
まずはビジターセンターへ。ここからは絵葉書などでよく見る3つのビュート(=残丘:モニュメントバレーの岩山は、大地が風化して残った丘なのだ)が綺麗に見える。子供の頃、初めてモニュメントバレーの写真を目にした時、現実にこのような場所が存在することが信じられなかった。CGか何かかと思った。子供の頃から憧れ続けていた景色が今、現実に自分の目の前に広がっていることに感動する。どのようにしてこんな景色が生まれたのだろう?時間と自然の力にただただ圧倒される。
次にビュートを間近で見られるバレードライブを車で走ることにした。ビジターセンターから先は未舗装で、タイヤが地面に接すると、乾ききった大地から砂埃りが舞い上がる。一瞬にして車は砂に覆われてしまった。間近で見るビュートは、いくつのも大きな亀裂があり、隙間から反対側が見えるような部分まであった。いつ崩れてもおかしくないように見える。実際、ビュートの周りには崩れたものと思われる大きな岩が無数に転がっていた。映画監督のジョン・フォードがよく撮影を行ったというジョンフォードポイントまで行って引き返した。
この風景を時間を忘れてずーっと眺めていたかったが、もう17時近くになっているため駆け足でその日の宿を探してモニュメントバレーを後にした。というのもガイドブックによると、モニュメントバレー内には泊まるところがなく、最も近くてもUS-163から北へ2マイルほど行ったところにあるロッジ(Goulding's Lodge)があるだけとのこと。このロッジからはどの部屋からもモニュメントバレーが望めて、さらにプールまで付いているのだが、案の定、人気があって夏はいつも満室とのことである。そこで、宿を求めてさらに東へ進むことにした。
US-163を北上(東方向)に進むとMexican Hatという街がある、その手前で車を止めて後ろを振り返ると、今通ってきた道が、大きなビュートに向かって一直線に伸びていた。まさに広告とかCMで使われる景色が広がっていた。
この絶景を過ぎると徐々にビュートの数も少なくなるが、今度はこれまたこの世のものとは思えないような、地層むき出しの大地?平原?丘?...もうなんとも表現のしようの無い景色が続いていた。
写真は「化石の森国立公園」だが、US-89やUS-163沿いにもこのような風景が広がっていた。
それらの景色が丁度夕日に照らされてオレンジ色に輝いていた。特に観光名所ではないけれど、この風景を見るためにまたこのルート(US-163)をドライブしてみたいと思わせる景色だ。
Farmingtonの街
Mexican Hatの街を過ぎて、さらに東へ。特に目的はないができるだけ出発地(ロサンゼルス)から離れた場所に行ってみたかったのだ。アメリカ郊外の道は外灯が無いので、夜になると真っ暗闇になる。そのため、今回の旅行では暗くなる前に宿に入ることにしていた。そこで、行ける所まで行こうということになり、なんとか真っ暗になる前にニューメキシコ州のFarmingtonという小さな街にたどり着いた。
「6Motel」という全米にチェーン展開しているモーテルに宿を決めた。
その夜の食事は、そろそろファーストフードに飽きてきていたので、まともな食事をしようと、モーテル近くのレストラン、デニーズに入った。日本でデニーズというと、定食などいろんな料理が食べられるが、アメリカのデニーズはファーストフードとなんら変わらないメニューだったのでとてもがっかりした。単にハンバーガーや、サンドイッチがお皿に盛られているだけのことであった。ファーストフード以外のものを食べたい。
(2回目のアメリカドライブでは、1回目の教訓を生かし、街に入るとまずは中華レストランを探すようになった。)
<6Motel・・・Farmington>
1泊:44.41US$(税込み)
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