2003年6月22日
昨夜はホテルの部屋に入るなり直ぐにバタンキュー。アメリカ西海岸時間21日18時は、日本時間で22日11時。日本の家を21日8時に出たから、27時間もほとんど寝ないで移動してきたことになる。しかも勝手知らない土地を500Kmも運転して。そりゃ疲れる筈だ。
私もnosokoも翌日は昼近くになってやっと起きた。まずは腹ごしらえということで、ホテルの外に出てみる。外はもう既に刺すような強い日差しが照りつけている。レストランは、ビュッフェや、肉の量を売りにしたステーキ屋が多い。至る所に美味しそうなステーキの看板が目に付く。いろいろ見た挙句、我々の泊まるホテルに併設されたレストランでステーキを食べることに。運ばれてきた肉は確かに大きいが、味は少しパサパサ。でも、もともと期待していなかったのでそれなりに満足。
さて、お腹もいっぱいになったことだし、会計して部屋に戻ろう。っと、ここで問題発生。アメリカはチップ社会。ウェイトレスがつくようなレストランではチップを払わなければならない。昨日からまともなレストランで食事をしていなかったのでまだチップを渡すような状況はなかったのだ。いくら渡せばいいんだ?どうやって渡せばいいんだ?我々夫婦は、客数もまばらな静かな店内を見回した。ある外国人夫婦がそろそろ食事を済ませて席を立とうとしている。我々はその夫婦にターゲットを絞り、一挙手一投足をつぶさに観察。ウェイトレスを呼んだ。次に、テーブルについたまま会計している。ん、これで終わりか??と思った瞬間、2枚の紙幣をテーブルに置いたー!!「今の見たnosoko!」と私。「見た見た」とnosoko。でも何ドル紙幣か分からない。1ドルか、5ドルか?「まあ、この程度の料理で5ドル紙幣2枚は無いよなー。」「それに、そんなにサービス良くなかったしー」「日本にチップなんて文化ないしー」っと、いろんな言い訳を考えて、我々ケチ夫婦は会計を済ませた後、ハラリと1ドル紙幣をテーブルのよく目立つ場所に置いて店を出た。
<朝食兼昼食>
STEAK&EGGS:13.90US$
ドリンク : 3.00US$
税金 : 1.23US$
今回の旅行は、明確な行き先は決めておらず、子供の頃にアメリカ映画で見て、死ぬまでに是非一度は見ておきたいと思い続けていた「モニュメントバレー」まで行けたらいいなぁと、漠然と思っていた程度であった。また、モニュメントバレーに行く途中でグランドキャニオンに寄ろうかと考えていた。しかし、今からグランドキャニオンに行くには時間が遅すぎる。 そこで、食後、せっかく車があるのだから、ラスベガス近郊にある「フーバーダム」へ小ドライブすることに。
フーバーダムまでのハイウェイは、緩やかなのぼりが続く。ハイウェイ沿いには、今(2003年当時)のアメリカの住宅ブームを象徴するかのように、いたるところで建築を行っている。長い長い坂を上りきったところがおそらく「Bulder City」。この街は、こじんまりしていて、今度来たときには一泊してみたいなと思わせる街だった。
ジムキャリーの映画「トゥルーマン・ショー」に出てくる街のよう、と言っては言いすぎかもしれないが・・・。
その後は、下り坂が続き、正面に真っ青で霞がかかった「レイク・ミード」が見えてくる。レイク・ミードは、フーバーダムによってできた人造湖だ。道は徐々に狭くなり、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンさながらの、オレンジ色の岩肌が両側に迫ってくるようになる。その岩の間を縫っていくつものカーブを下りきったところがフーバーダムだ。
フーバーダムの第一の印象は、想像していたよりも小さい。こんなもの?といった感じ。ちょっと調べてみたら、やっぱり、日本の黒部ダムよりも、堤の長さは90m近くも短い。貯水量は比較にならないが。
<ダムの大きさ比較> ※独自調査
堤の高さ 堤の長さ 貯水量
フーバーダム:221.46m 379.2m 352億立方メートル
黒部ダム :186 m 492 m 2億立方メートル
ホテルに戻り、ラスベガスの目抜き通りを歩いて散策。ここでは、ピラミッドやスフィンクス、アラブの宮殿、ベネチアの街並み、エッフェル塔や、ニューヨークのマンハッタンのみならず、海賊のショーや、火山噴火のショーなどを無料で楽しむことが出来る。これぜんぶホテルなんだよねー。単なる客寄せの張りぼてじゃなくて、質も高いから驚かされる。んー、エンターテイメントの規模が日本とは全然違う。その中でも一番感動したのは、なんといってもホテルベラッジオ(映画「オーシャンズ11」の舞台となったホテル)の大噴水ショー。噴水が音楽に合わせてダンスを踊るように時には優雅に、時には激しく動く様は、一見の価値あり。
夜は、近くの日本料理屋「濱田」でディナーとしゃれ込んだ。といっても、トンカツと、寿司を食べただけだが、54US$もかかってしまった。店の大きなモニターにはNYヤンキースの松井の姿が映し出されていた。
<6月22日主な出費>
フーバーダム駐車場: 5US$
ディナー(濱田) :54US$
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昨夜はホテルの部屋に入るなり直ぐにバタンキュー。アメリカ西海岸時間21日18時は、日本時間で22日11時。日本の家を21日8時に出たから、27時間もほとんど寝ないで移動してきたことになる。しかも勝手知らない土地を500Kmも運転して。そりゃ疲れる筈だ。
私もnosokoも翌日は昼近くになってやっと起きた。まずは腹ごしらえということで、ホテルの外に出てみる。外はもう既に刺すような強い日差しが照りつけている。レストランは、ビュッフェや、肉の量を売りにしたステーキ屋が多い。至る所に美味しそうなステーキの看板が目に付く。いろいろ見た挙句、我々の泊まるホテルに併設されたレストランでステーキを食べることに。運ばれてきた肉は確かに大きいが、味は少しパサパサ。でも、もともと期待していなかったのでそれなりに満足。
さて、お腹もいっぱいになったことだし、会計して部屋に戻ろう。っと、ここで問題発生。アメリカはチップ社会。ウェイトレスがつくようなレストランではチップを払わなければならない。昨日からまともなレストランで食事をしていなかったのでまだチップを渡すような状況はなかったのだ。いくら渡せばいいんだ?どうやって渡せばいいんだ?我々夫婦は、客数もまばらな静かな店内を見回した。ある外国人夫婦がそろそろ食事を済ませて席を立とうとしている。我々はその夫婦にターゲットを絞り、一挙手一投足をつぶさに観察。ウェイトレスを呼んだ。次に、テーブルについたまま会計している。ん、これで終わりか??と思った瞬間、2枚の紙幣をテーブルに置いたー!!「今の見たnosoko!」と私。「見た見た」とnosoko。でも何ドル紙幣か分からない。1ドルか、5ドルか?「まあ、この程度の料理で5ドル紙幣2枚は無いよなー。」「それに、そんなにサービス良くなかったしー」「日本にチップなんて文化ないしー」っと、いろんな言い訳を考えて、我々ケチ夫婦は会計を済ませた後、ハラリと1ドル紙幣をテーブルのよく目立つ場所に置いて店を出た。
<朝食兼昼食>
STEAK&EGGS:13.90US$
ドリンク : 3.00US$
税金 : 1.23US$
今回の旅行は、明確な行き先は決めておらず、子供の頃にアメリカ映画で見て、死ぬまでに是非一度は見ておきたいと思い続けていた「モニュメントバレー」まで行けたらいいなぁと、漠然と思っていた程度であった。また、モニュメントバレーに行く途中でグランドキャニオンに寄ろうかと考えていた。しかし、今からグランドキャニオンに行くには時間が遅すぎる。 そこで、食後、せっかく車があるのだから、ラスベガス近郊にある「フーバーダム」へ小ドライブすることに。
フーバーダムまでのハイウェイは、緩やかなのぼりが続く。ハイウェイ沿いには、今(2003年当時)のアメリカの住宅ブームを象徴するかのように、いたるところで建築を行っている。長い長い坂を上りきったところがおそらく「Bulder City」。この街は、こじんまりしていて、今度来たときには一泊してみたいなと思わせる街だった。
ジムキャリーの映画「トゥルーマン・ショー」に出てくる街のよう、と言っては言いすぎかもしれないが・・・。
その後は、下り坂が続き、正面に真っ青で霞がかかった「レイク・ミード」が見えてくる。レイク・ミードは、フーバーダムによってできた人造湖だ。道は徐々に狭くなり、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンさながらの、オレンジ色の岩肌が両側に迫ってくるようになる。その岩の間を縫っていくつものカーブを下りきったところがフーバーダムだ。
フーバーダムの第一の印象は、想像していたよりも小さい。こんなもの?といった感じ。ちょっと調べてみたら、やっぱり、日本の黒部ダムよりも、堤の長さは90m近くも短い。貯水量は比較にならないが。
<ダムの大きさ比較> ※独自調査
堤の高さ 堤の長さ 貯水量
フーバーダム:221.46m 379.2m 352億立方メートル
黒部ダム :186 m 492 m 2億立方メートル
ホテルに戻り、ラスベガスの目抜き通りを歩いて散策。ここでは、ピラミッドやスフィンクス、アラブの宮殿、ベネチアの街並み、エッフェル塔や、ニューヨークのマンハッタンのみならず、海賊のショーや、火山噴火のショーなどを無料で楽しむことが出来る。これぜんぶホテルなんだよねー。単なる客寄せの張りぼてじゃなくて、質も高いから驚かされる。んー、エンターテイメントの規模が日本とは全然違う。その中でも一番感動したのは、なんといってもホテルベラッジオ(映画「オーシャンズ11」の舞台となったホテル)の大噴水ショー。噴水が音楽に合わせてダンスを踊るように時には優雅に、時には激しく動く様は、一見の価値あり。
夜は、近くの日本料理屋「濱田」でディナーとしゃれ込んだ。といっても、トンカツと、寿司を食べただけだが、54US$もかかってしまった。店の大きなモニターにはNYヤンキースの松井の姿が映し出されていた。
<6月22日主な出費>
フーバーダム駐車場: 5US$
ディナー(濱田) :54US$
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