nosokoのうまうまグルメ日記

・・・すっかり旅行ブログになってしまったけど・・・
 

スペイン・ドライブの旅 ペニスコラとモレリャ NO.11

2014-12-26 | スペインの旅

2014年3月25日
6:40起床。空は晴れているけど、猛烈な北風が吹いていて寒い  南下したのに昨日までいたバルセロナの方が温かった!


     
               部屋からの眺め ペニスコラ城越しの日の出



     

こちらの写真も部屋からの眺め。砂浜の砂が地吹雪のように流されていて、ほんとすごい風だった


         

部屋でダラダラをしていたら、あっという間に8:30。日が昇って、気持ちの良い天気に。風はだいぶ収まっていました。
今回泊まったホテルは朝食付きなんですが、朝食の時間までにまだ時間があるので、ペニスコラの海岸沿いをドライブしてみることにしました


     
               海岸沿いを北上してペニスコラ城方面


     
            海岸沿いの道 リゾートホテルが立ち並ぶ

海岸沿いのリゾートホテルは、シーズンオフのためかまだ閉まっていたり、シーズンに向けて改修工事中のところが多かった。
でも、散歩している旅行者らしき人はちらほら見かけました。



     
                     ペニスコラ城

旧市街を散策するのも楽しいけど、海岸沿いを歩くのもとても良かったです

 



 

9:15、ホテルに戻り最上階の食堂で朝食を頂くことに。
クロワッサン1つと、オレンジジュース。それにもう一つドリンクを選べるみたいで、私たちはレチェを注文。
やっぱりレチェは美味しいっ  予想通りのコンチネンタルの朝食だったけど満足満足っ



         

朝食後、ペニスコラ旧市街をもう一度散策することにしました 昨日は天気が良くなかったので、もう一度明るい陽射しの下で街並みを見ておきたかったんですよね。 
 

         

でも、旧市街に来ると曇ってきてしまったんです。さっきまでの青空がうそのよう 



       

曇っていても、明るい中で見る白い町並みは美しかったです!きっと初夏の晴れた日は最高に素敵なんだろうなって思いました。

 

         

街中は昨日と同様ひっそりしているけど、ペニスコラ城に向かう参道沿いには欧米からの中高年の団体客がたくさんいて賑やかでした。

 



     

11:30 チェックアウト。車はホテルの裏道に停めていました。路駐でしたが全然問題無かったです!

 





今日はこれから「アルバラシン」というスペイン一美しいといわれている村まで約250kmのドライブ予定。
道中にも美し小さな村々が点在しているので、散策しながら向かう予定なのですが、既に昼近く・・・ 夕方までにアルバラシンまでに行きつけるか、ちょっと不安でもあります・・・

 


     ガソリンスタンド
                     ガソリンスタンド

まずはペニスコラ市街でガソリン補給。(レギュラー1.419€/ℓ)
ヨーロッパの車はディーゼル車が多いので、車を借りる際にレンタカー会社の人にディーゼル車かガソリン車か確認しておtきました。今回の車はガソリン車とのことでした。
次は、ガソリンスタンドでどれを選択するか?ですが、ガソリンの場合は、「95」と記載のあるものがレギュラーのようです。98はハイオクかな?私たちは、95しか入れませんでした。


 
      ガソリンの種類



     
                    N240を西へ

N340を北上し、ピナロス(Vinaros)でN240を西に向かう。
道は徐々に山道になり、それとともにますます雲行きが怪しくなってくる 晴れ女の運もここまでかっ


     
                   モレリャが見えてきた

実は昨日の宿に置いてあったパンフレットを何気なく見ていると、ペニスコラ城とよく似た街を発見していました。昔し美術の教科書で見た「バベルの塔」のように山全体がお城になってそびえ立っている。 調べてみるとモレリャ(Morella)という村みたい。
走っていたら、そのモレリャらしい村が見えてきました。今日通る予定のルートから少し寄り道するだけで行けそうなので、「これは行くしかないっしょ!」ということで、急きょ行先追加


     
                   モレリャの全貌

13:00 モレリャに到着。まさにバビルの塔!! こんな所が本当にあるんだ~と夫も私も大興奮 今回の旅にあたりNetやガイドブックでスペインのことをいろいろ調べたけど、この村はヒットしなかったんですよね。まさに大発見 日本ではまだ知られていないのかもしれないですね。
時間がないのでこれで引き返すか、村に入ってみるか迷ったけど、さくっと散策するだけなら何とかなるかなぁ、ということで行ってみることにしました。

村の入り口(=城門)まで少し迷ったけど、なんとか到着。村に入ると少し広くなっている場所があったのでそこに車を止めて散策開始 頂上に向けて迷路のような路地をひたるら登りました。


 

     

村の中は想像以上に洗練されていて、おとぎの国に迷い込んだようでした。 路地のどこを切り抜いても絵になるんです。メインストリートらしき通りには、高級なハム屋さんやパン屋さんが軒を連ねていました。
二人ともテンション上がってしまって、「せっかくなので良いレストランがあったら食事をしたいね」と、どんどん予定変更。店を物色しながら頂上を目指しました。


     
                    メインストリートらしき通り

 

        
                       路地裏       

 

       
                       城外の景色

 

     
                      教会に続く道

 

     
                         教会

頂上付近の教会まで登ってきた。さらにこの上にはモレリャ城があるみたいだけど、時間がないのでここで引き返すことに。
途中、境界近くに雰囲気の良いレストラン発見!! 昼のコースが12€/人で値段もお手頃。見晴らしも良さそうなので入ってみることに。


 
       レストラン外観                     レストラン内部

先客は2組ほど。 中庭があり外でも食事ができるようになっていました。期待したほど眺望は良くなかったけど、陽気な主人と奥さん?の二人で切り盛りしているだけのアットホームなレストランで、肩ひじ張らずとても居心地が良かったです。
 

     
                        中庭

 

そして注文してから重大な事実に私たちは気がついた
ヨーロッパのレストランは一つ一つの料理が出てくるペースがゆっくりで、1回の食事に2,3時間かかるということを・・・・

案の定、急いでいるのに一向に料理が出てこない こうなったら腹をくくって食事を思いっきり楽しむしかない!! 


  
      アーティチョークのフライ                魚介の煮込み

前菜はアーティチョークのフライ。アーティチョークを食べてみたかったので、嬉しかった!ちょっとほろ苦くって、とっても美味しい!ワインと一緒に食べたらもっと美味しいんだろうなあ。 まだまだ散策する予定なのでワイン無しでの食事だったので、本当に悔やまれる メインは魚介の煮込みっぽいの。こちらも美味しい。 味はどれもしょっぱくないし、スペインの料理は本当に美味しいです

  
       自家製プリン                      モレリャの置物

自家製のプリンも美味しかった。 あと焼き菓子も頂いた。こちらはものすっごく甘かったけど、店主曰く名物とのこと(たぶん)。
 

結局14時に入って、出てきたのは16時。2時間スペイン料理を堪能しました。陽気なご主人と片言の英語とスペイン語で会話もして、この会話もとっても楽しかったんです。やっぱり自由旅行はいいですね 店を出る前に、一緒に記念撮影し、モレリャをかたどった置物までもらっちゃいました


とはいっても、もう16時。 小さい村々に行く予定でしたが、もう無理みたい。 ノンストップでアルバラシンへと向かます


スペイン・ドライブの旅 バルセロナとペニスコラ NO.10

2014-12-19 | スペインの旅

2014年3月24日
今日は正午にチェックアウトして、レンタカーを借りてペニスコラという街まで行く予定でいます。
チェックアウトまでの時間までに道路地図を買わなければ! あとピカソ美術館にも行きたい! ガイド本で美術館までの行き方を調べると、な、なんと月曜日の今日は休館だったことが判明っ ピカソ美術館に行くのを楽しみにしていたのにっ  自分のチェックの甘さに激しく後悔・・・

なんとか気持ちを持ち直し、本屋さん近くにあるホットチョコレート屋で朝食を食べに行こうと計画。OPENは9時からなので、8:30に宿を出発。昨日も行った地下鉄3号線『Liceu(リセウ)』駅に散策がてら歩いて向かいました
大通りから1本脇道に入った「PETRITXOL通り」に老舗のホットチョコレート屋さんが2軒あります。どちらに入ろうかと2軒を行ったり来たりしていたのですが、1軒は団体客(たぶん観光客)が入ったので、もう1軒の『La Pallaresa』に入ることにしました。 (一番上の写真がPETRITXOL通りです)

    
            ホットチョコレート専門店『La Pallaresa』  


 
OPENしたばっかりなので、こちらはまだお客が少ないです。
老舗な雰囲気漂う良い感じのカフェ店でした。



 
スペインではホットチョコレートにチュロスを浸けて一緒に頂くらしいので、私たちもホットチョコレートとチュロスを注文。写真で見る通りホットチョコレートがかなり濃厚なんです。これに揚げたチュロスをつ浸けるんですが、こながなかなかのヘビーで・・・ 甘党の私たちですが、二人で1つで十分って感じです。ホットチョコレートだけだと辛いので、普通のレチェ(ミルク入りコーヒー)を注文しちゃったくらい
(代金:ホットチョコレート・チュロス・レチェで5.95ユーロ)



リセウ駅には「サン・ジョセップ市場」があります。魚・オリーブ油・チーズ・生ハム・・・色々とある市場らしいです。やっぱり外国に来たら市場にも行きたいよねと、ちょっと行ってみることにしました。美味しそうなオリーブ油があるかもしれないし

「サン・ジョセップ市場」は思ってたよりも小規模な市場でした。でも本当に何でもあって歩いているだけで楽しい


    
生ハム屋がたくさんありました。


    
フルーツ屋では、フレッシュジュースが売っていました。


 
新鮮な魚介が食べられるカウンターだけのお店が何軒かあって人で賑わっていました。朝からワイン飲みながら美味しそうに食事をしています  今回の旅行で絶対に食べたいと思っていた「マテ貝」もショーケースに並べられていて、グリルしてくれそうな感じ。新鮮そうだし美味しそうだし、ここで食べたいと思ったのですが、値段を見ると・・・高い。値段はメモってないので忘れてしまったのですが、驚くくらい高くって、さすがに躊躇  悩みに悩んで食べるのは諦めました


    
                  ドライフルーツ屋

そんな私を見かねてか、夫が「ドライフルーツでも買おうか?」と言ってくれました。どんだけ落ち込んでいたんでしょうね・・・
私の好きなオレンジにチョコレートがかかっているドライフルーツを買ってくれました 後で食べるのが楽しみっ

オリーブ油も色々とあったのですが、なんとなく買うのはやめました。(←マテ貝の後遺症?)

さてさて、そろそろ道路地図を買って宿に戻らなければっ!
ということで、昨日も行った本命の地図専門店にリベンジしたのですが、今度は時間が早すぎたのか、やっぱりクローズ  午後からレンタカーの旅が始まるので、なんとしても地図を買っておきたい。昨日の店で買うしかないかぁ?と再訪するも、この店もクローズ  途方にくれて歩いていると、普通なら通り過ぎてしまいそうな小さな小さな本屋を発見 だめもとで入ってみると、ミシュランの「2014年版スペイン&ポルトガル道路地図」を発見 内容はやっぱり縮尺が小さく、細かい道路までは載っていない。でも、これ以上高望みしても仕方ないし、ミシュランの地図だから間違いないよねと無理やり納得させて購入しました。(地図:13.5ユーロ)


 
       リセウ駅近くの小さな本屋         購入したミシュランの道路地図


それにしても、スペインの人は道路地図を使わないのかな? 旧市街の道なんてすごく複雑で一方通行だらけだから、初めての人は地図なしでは運転できないと思うんだけど・・・ もしかしたら複雑すぎて道路地図に出来ないとか?
危惧していたとおり、結局買った地図はあまり使わず、日本から印刷していったGoogle Mapがとても役に立ちました(さすが私っ)Google Mapで下調べしていなかったら、相当道に迷ったと思います。「ヨーロッパの道は難しい」と聞いてましたが、日本にいる時は何で難しいのか理解できませんでしたが、来てみて理解できました。
 
                 
道路地図も買ったし、歩きながら宿に戻ることにしました


    
途中、ちょっと高級そうな生ハム専門店を発見っ!


    
入口でボカディージョ(サンドイッチ)を作っているのを見たら食べたくなってしまって思わず1つ購入。(2.2ユーロ)

その後も美味しそうなパン屋さんでチョリソーのボカディージョ(3.3ユーロ)も購入しちゃいました。今日のお昼に車の中で食べようと買ったのに、結局、チェックアウト前に宿の部屋で半分以上食べてしまいました(笑)


12:10 チェックアウト。2泊で111.78ユーロでした。

これからレンタカー会社に向かいます。街中にもレンタカー会社はあるのですが車種や台数が少ない。色々考えると空港の営業所が便利なので、空港の営業所で借りることに。前もって日本で予約を入れておきました。 空港までは、宿の前にある「フランサ駅」から乗ります。


 
         フランサ駅               この先がホーム

始発駅のフランサ駅には改札口がありません・・・というか見つけることが出来ませんでした。柵などもなく問題なくホームに行けてしまうんですよね。切符のチェックはどこでするんだろうと思ったけど、まあ、いいか。
ホームにはいくつか電車が止まっていて、どの電車に乗るのか分からずウロウロとしていると、老夫婦が声をかけてくれました。「空港まで行くのかい?」みたいなことをスペイン語で言っているので、「そうなんだ」と身振り手振りで答えると、親切に乗り場を教えてくれました。私たちが電車に乗ると、老夫婦も通路を挟んだ隣に座ってくれて、乗り換えする駅になったら声をかけてくれて、しかも乗り場まで教えてくれたんです。本当に親切で優しい。日本にいるときに「声をかけてくる人はスリだと思え」って書いてあるのをネットで散々見たけど、まったくそんなことなく、みんなとても親切だったんですよね。シーズンオフだからスリもお休みしているのかな?



 
12:21 出発。車内は2階建てでした。あまり人は乗っていなかったかな。空港まで30分くらい乗るので、市場で買ったドライフルーツを食べました



    
              エアポート駅から空港へ渡る連絡橋

13:00 エアポート駅に到着。連絡橋を渡りTerminal2へ。

エル・プラット空港のレンタカー会社は、Terminal1,2両方にあるのですが、エアポート駅から近いTerminal2の営業所を予約しておきました。「地球の歩き方」の地図では、エスカレータを降りて右側(エリアA)にレンタカーマークがありましたが、行ってみると閑散としていてレンタカー会社がある雰囲気じゃないんですよね。エリアBにもレンタカーマークがあるので、歩いてそっちに向かうと、やっとありました。エリアBのしかも奥のほう(エリアC近く)、連絡橋からは200mくらいあったかもしれない。今回借りたEuropcarをはじめ、他のレンタカー会社のオフィスも同じ場所にあります。



    
         Terminal2のレンタカー会社のオフィスがある場所


 
      レンタカー会社のオフィスが並んでいる。私たちはEuropcarで借りた。

5社ほどオフィスが並んでいて、他のオフィスはガラガラで事務員も暇そうにしているのに、何故か私たちが借りるEuropcarだけが大行列。これは運が悪いととらえるべきか、人気があるので安心ととらえるべきか・・・ でも、途中から事務員が2人に増えて15分ほど並ぶだけで済みました。

事務手続きはスムーズに終了。車のキーと駐車場の番号をもらって、向かい側にある駐車場へ
駐車場にも小さいオフィスがありますが、そちらには立ち寄る必要は無く、指定された車に乗って勝手に出発できます。出発前のチェックなどはありません。



    
                    駐車場



    
                   私たちが乗ったFIAT 500

今回の相棒は「FIAT 500」。日産のマーチクラス(ヨーロッパではMICRA)を予約したので、もう少し大きい車を期待してたんですが・・・ 小さい方が小回りが効くから、まっ、いっか


 
            白を基調としたシックな内装              バックパック大、小各2個でいっぱいの状態

 私たちはバックパックだったので、問題なくトランクに収まりましたが、スーツケースだとこのトランクには1つくらいしか入らないかも。

車はオートマ車ではなくマニュアル車です。私はオートマ車限定の免許しかなく、今回は全て夫が運転します。といても、夫もマニュアル車は15年ぶり  しかも左ハンドル。まともに発進できるか緊張しまくりの夫。まずは駐車場内を一周して運転の練習。最初はクラッチとアクセルの感覚が掴めず何度かエンストしたものの、運転好きの夫はすぐに慣れたようで、「オートマチック車では味わえないギアチェンジが楽しい」と喜んでいましたが、正直、私は不安でいっぱい





さてさて今日のルートですが、バルセロナからペニスコラまで南下します。途中、タラゴナを観光したいと思っていますが、時間がなさそうなので無理かもしれなません。バルセロナからペニスラ(海沿いの小さなリゾート地)まで約210㎞のドライブです。



    

ルート:C-31→C‐32→AP-7
空港を出てまずはC-31へ。ロータリーで早速どの道に行けばよいか分からなくなり、ロータリーを回りながら考える。でもやっぱり分からないので車を停めて地図を確認。何とかC-31に乗ることができました。(Google Mapを日本で印刷しておいたから道が分かりましたが、ミシュランの地図だけだと空港を出てすぐに道に迷ったと思います。)
C-31はC-32に繋がっており、道なりに進むと自然とC-32に入ります。でも海沿いの景色の良い道を走りたかったので、走りやすいC-32をすぐに降りてC-31を走りました。(また途中でC‐32に合流出来ます)C-31のバルセロナ・ア・カラフェイ自動車道と名付けられたシッチェスまでの区間は、海沿いでカーブとアップダウンが続いて運転は大変です。でも景色は最高でした。日本の海岸沿いの道に似てますが、岩の色が白いので日本よりも明るい雰囲気です。

    
             C-31のバルセロナ・ア・カラフェイ自動車道

 シッチェスでまたC-32に合流。
30分くらい走ると(おそらくCubellesという町付近)、今回最初の料金所が出てきました。(3.88ユーロ)
料金所は2種類くらいレーンが分かれているようで、私たちは良く分からないので「Manual」と記載されたレーンに入りました。もう一種類のレーンはなんて表記されていたか忘れてしまったけど、おそらく日本のETCレーンのようなものではないかと思います。


    
                    高速道路の料金所

今回のスペインドライブでは、初日のバルセロナ-ペニスコラ間で2か所、最終日のマドリッド空港の手前で1か所の計3か所の料金所がありました。

念のため初回の料金所の場所を地図でメモしときます。
<バルセロナ-ペニスコラ間 C-32 その1>
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=201945240776470448012.0004d9bf9105409ce4748&msa=0&ll=41.214175,1.655159&spn=0.013172,0.027595


ペニスコラに向かう前に、途中にある世界遺産の町「タラゴナ」を散策予定でしたが、やっぱり時間がなくなってしまったので、C-32近くにあるラス・ファレラス水道橋(悪魔の橋)だけ立ち寄ることに。 15:30 パーキングに到着。
C-32からいったん下道に下りて向かう予定でしたが、C-32を走っていると水道橋の標識を発見 ここからも見えるのかなぁと思い、立ち寄ってみると、なんと広いパーキングスペースがあり、水道橋まで行ける遊歩道まで整備されてました


     
          C-32のラス・ファレラス水道橋パーキングエリア

レンタカーでC-32を通ってバルセロナ方面から行く人は、このC-32のパーキングに車を停めて見学されることをお勧めします。
交通の便が良いため観光ルートにもなっているようで、私たちが見学している間にも大型の観光バスが何台も入ってきました。日本人観光客を乗せた観光バスにも2台も遭遇しました。バルセロナではあまり日本人観光客とは会わなかったのに不思議なものです

 

    
              パーキングエリアから水道橋の眺め
 

    


遊歩道等少しあるくとこんな感じに水道橋が見えます。

 

 
橋の上、反対側へ渡れます。 昔はここを水が流れていたのかなぁ~。



        
               帰りは橋の下を通りました

 

    




16:00 水道橋を30分ほど散策して再び出発。だんだん雲ゆきが怪しくなってきて、とうとう雨が降り出してしまいました


    
                  サービスエリア

スペインの高速道路には日本と同じで所々にサービスエリアがあります。まともに昼ごはんを食べていなかったので、サービスエリアで何かないか探してみることに。 中にはトイレはちろん、シャワー室、コンビニ、レストランが併設されていました。ただ何もかも値段が高かったので、結局何も買わずに再び出発。


 
         レストラン                レストランから見た駐車場    



 

18:00 ペニスコラに到着。

    
              HOTEL Mare Nostrum 外観

今日の宿は「HOTEL Mare Nostrum」 1泊朝食付 55ユーロ (Tax5ユーロ含む) 少し奮発して海の見える部屋を予約してありました。

 
         部屋                バスタブ

部屋はシンプルかつ清潔でした。

 

    
                部屋からの眺め北方向。目の前が海です!

    
               部屋からの眺め ペニスコラ城

奮発しただけあって、ベランダからはペニスコラ城がばっちり見えます


チェックインの後、夕食のレストラン探しも兼ねてペニスコラ城のある旧市街方面を散策することにしました。小雨の降る中、傘をさして歩きました。



        
                       旧市街

旧市街は白い町並みが迷路のように続いてます。 シーズンオフのためか、時間が遅いためか、ほとんどの店が閉まっていました 椅子とテーブルが出ている店もあったので、もしかしたらこの時期でも週末だけはオープンしているのかも。お目当てだった店もクローズだったので残念




    
                  ペニスコラ港方面の眺め


     
                  ペニスコラ旧市街から南方向

天気も悪いし、薄暗くなってきたし、観光客もほとんどいなくてちょっとさびしい感じでした。賑やかになる夏のシーズンにもう一度来てみたい


旧市街での食事はあきらめてホテル周辺のレストランを探すことに。雨の降る寒い中、30分ほど歩き回って、魚介料理が食べられそうな店をチョイス。
店では地元のおじちゃん連中がビールを飲みながらずーとトランプゲームか何かにふけってました。後からもう一組入ってきましたが、ドリンクの注文だけでした。美味しかったのでもっと客が入ってくるかと思いきや、食事をしている客は私たちだけだったので、少しさびしかったです。でも味は絶品だったのでオススメ。

 
                                 マテ貝のグリル

ここのお店で念願のマテ貝のグリルを食べることが出来ました!なんとバルセロナの市場の値段の半分以下の値段で食べられたんです!私以上に夫がマテ貝にハマってしまったようで、「うまい」を連呼していました 気に入ってもらえて私もうれしい
 

 
          あさりの煮込み               魚のフリット

マテ貝のグリルのほかに、あさりの煮込みとフリット。こちらもとっても美味しかったです。飲み物は赤ワインに炭酸水を割ったものを飲んでみました。飲みやすので、どんどん飲めてしちゃう感じで2杯飲みました。夫はビールと赤ワインを注文していました。
(代金: 32.10ユーロ)




    
                  ライトアップされたペニスコラ城

ホテルに戻る途中、まだ開いていたカフェでコーヒーを持ち帰り(1.50ユーロ)。コンビニで水を買いたったのですが、すでにコンビニは閉まってました。夜はベランダで海やお城を眺めたりして早々就寝


スペイン・ドライブの旅  バルセロナ街歩き NO.9

2014-12-18 | スペインの旅

2014年3月23日 その2
13:30 サグラダ・ファミリアを後に、地下鉄3号線『Liceu(リセウ)』駅に向かいました。大通りからちょと脇道に入った『cardenal通り』をプラプラ。この辺りに本屋が3軒ほどあるとあらかじめ日本で調べていたので、スペインの道路地図を買うために来たのですが、3軒中1軒は潰れてて、本命(地図専門店らしい)だったもう1軒はシエスタ中だったのか日曜で休みなのかシャッターが下りててクローズ。最後の1軒は1冊だけ置いてあったものの、納得がいかず購入せず・・・


        
           cardenal通り 右の黒いパンツは私です(笑)

 結局、目的は果たせないまま、cardenal通りをさらに奥に進み、裏道を適当にプラプラしていると・・・


      

「サンタ・マリア・デル・ピ教会」前辺りだったと思いますが「人間の塔」(Castellers)と呼ばれる組み体操が開催されていたんですっ

「人間の塔」とは・・・
土台となる人々が円陣を組み、その肩の上に次々と人が立ち塔を作ってく。そして塔が一定の高さに達した後、子供が最後に頂上に駆け上がってポーズを決めることができれば終了というルール。

↑人間の塔 (この画像は拾い画)

 

グリーンのユニフォームのチームは途中で崩れてしまいました。

     

 程なくして赤いユニフォームのチームが挑戦っ!観客もものすごい人です!

        

あと二人か一人かってところまで塔が完成してきました。一番上に乗る子は小学校低学年くらいの、本当に小さい子で、ものすごい高さがあるのに躊躇なく登っていくんです! もうドッキドキでハラハラしっぱなしです

あともう少しで塔が完成・・・のところまでいったのですが、最後の子が登りきることが出来ずに失敗。
でも、TVでしか見たことがなかったので、偶然にも見ることができて本当に興奮しましたっ

 

     

さてさて、この後はどうしようってことで、街歩きをしようと計画。その前に腹ごしらえ。朝食のサンドイッチを食べたのみだったので、無茶苦茶お腹が空いてるのだっ(笑)
来た道を戻って、cardenal通り入口辺りにあったピンチョス屋『IRATI』に入りました。 さっき通った時はものすごい人で溢れかえっていたので、きっと人気店なんだろうなとチェックしていたんです。ランチタイムも過ぎたのか人がだいぶ減っていたので、並ぶことなく入れました。

 
カウンターにピンチョス(小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられた軽食)が沢山並べられてて、好きなのを勝手に取って食べるシステム。ピンチョスには1つ1つ爪楊枝がささっていて、爪楊枝の数で何個食べたかカウントします。

ここのお店、やっぱり無茶苦茶美味しかったです 出来立てばっかりなので惣菜も新鮮だし、味も日本人好み。「やっぱりお酒飲みたいよね」と、夫はビール、私は白ワインで乾杯。ででで、この白ワインが最高に美味しかったっ もう、私の胃袋はすっかり「呑むモード」全開になっちゃって、1杯のつもりが2杯飲んでしまいました。
ちなみに、ここの生ハムはしょっぱくなくとても美味しかったです。他のお店はしょっぱい生ハムが多かった気がしたんですよね。
(食事代:14.95ユーロ ピンチョス:私は2個、夫は3個)

 

       

ほろ酔い気分で、街歩き開始っ! まずは「ピカソの壁画」を通り・・・
(ピカソの壁画は、誰も写真を撮っている人がいなかったんだけど、なぜ?)


       

「カテドラル」を通り・・・

 

              

その周辺をプラプラして・・・

15:30  私たちが泊まっているホテル近くにある『SAGAS』に入りました。ピンチョス2個食べただけじゃお腹いっぱいにならないんだもん(笑)
『SAGAS』は、日本にいるときに、googlemapのストリートビューで、ホテル周辺を見ていた時に発見したお店なんです。外観が気になってたのでチェックをしておいたんですよね。(どこまでも食に貪欲な私)

 
       SAGASのお店の外観          時間が中途半端なのか人があまりいない

 
       お通しはオリーブの実         パン・コン・トマテとトルティーヤ 

こちらのお店は、レストラン?バール?飲み屋? よく分からなかったですが、とてもオシャレだし美味しかったっ! スペインに来たら食べたかった「パン・コン・トマテ(パンの上にトマトが塗ってある)」もサックサクだったし、トルティーヤ(オムレツ)も卵が半熟で美味。生ハムはちょっとしょっぱかったのが残念だったけど、ワインも美味しくて食が進みましたっ 2軒はしごしたからお腹もいっぱい!
(食事代:23ユーロ) 

 

       

16:30 だいぶ酔ってますが、街歩き再開っ! 今度は海沿い、ベイ・エリアへ向かいました。
 

       
             コロン通り(Passelg de Colom)

バルセロナの港湾傍を通るコロン通り(Passelg de Colom)からコロンブルの塔(Momument a Colom)と呼ばれる塔があるところまで歩いてみました。 この辺りは観光客っぽい人はあまりいなくて、地元の人っぽい人が多かった気がしました。

 

              

さすがバルセロナ、アートの街です。歩道には巨大なオブジェが点在していました。

              

人間彫刻のパフォーマーもいました。 本当にまったく動かなくてびっくり。


               

ゆっくり歩いて、やっと「コロンブスの塔」に到着。彫刻が素晴らしかったです!

 

       

塔の前に桟橋があったので、渡ってみることにしました。
 

       

桟橋の横はヨットハーバーになっていて、沢山のヨットがとまっていました。
桟橋を渡ると巨大ショッピング・センター(マレマグナム)がありました。ショッピングセンターの中は人が大勢いて賑やかでした。


    
     ちょっと分かり難いですが、矢印向かって歩きました。(画像は拾い画) 


        

ショッピングセンターを抜けると、また桟橋(?)というか陸地に戻る道があったので、陸地に向かって歩きました。



      

ベイ・エリアは街中とは全然違った雰囲気で、時間があったら散策してみてもいいかなって思います。
 

 

途中、座れる場所があったので、ちょっと休憩。ゴロンと寝っ転がってみました。寝っ転がってる人なんていなかったけど、空がとても綺麗で気持ちが良かったのでおすすめ(笑)
 

      
            寝っ転がっている時の景色

 


18:00 朝から歩きっぱなしなので、いったん宿に戻り休憩。ベッドに横になったら二人とも寝てしまって、はっと起きたら22:30になっていました。夫はちょっと風邪っぽいらしいし、あまりお腹も空いていないし、このままもう寝てしまうことにしちゃいました。

夜中の0:00 のどが渇いたので、近くのコンビニにエナジードリンクを買いに行く(1.95ユーロ)

 

こ~んな感じで、バルセロナ最後の夜は、部屋でゆっくりして終わってしまいました  残念だけど、私たちらしい最後の夜って感じで、まあ、いいかっ(笑)