2014年3月25日→→
6:40起床。空は晴れているけど、猛烈な北風が吹いていて寒い 南下したのに昨日までいたバルセロナの方が温かった!
部屋からの眺め ペニスコラ城越しの日の出
こちらの写真も部屋からの眺め。砂浜の砂が地吹雪のように流されていて、ほんとすごい風だった
部屋でダラダラをしていたら、あっという間に8:30。日が昇って、気持ちの良い天気に。風はだいぶ収まっていました。
今回泊まったホテルは朝食付きなんですが、朝食の時間までにまだ時間があるので、ペニスコラの海岸沿いをドライブしてみることにしました
海岸沿いを北上してペニスコラ城方面
海岸沿いの道 リゾートホテルが立ち並ぶ
海岸沿いのリゾートホテルは、シーズンオフのためかまだ閉まっていたり、シーズンに向けて改修工事中のところが多かった。
でも、散歩している旅行者らしき人はちらほら見かけました。
ペニスコラ城
旧市街を散策するのも楽しいけど、海岸沿いを歩くのもとても良かったです
9:15、ホテルに戻り最上階の食堂で朝食を頂くことに。
クロワッサン1つと、オレンジジュース。それにもう一つドリンクを選べるみたいで、私たちはレチェを注文。
やっぱりレチェは美味しいっ 予想通りのコンチネンタルの朝食だったけど満足満足っ
朝食後、ペニスコラ旧市街をもう一度散策することにしました 昨日は天気が良くなかったので、もう一度明るい陽射しの下で街並みを見ておきたかったんですよね。
でも、旧市街に来ると曇ってきてしまったんです。さっきまでの青空がうそのよう
曇っていても、明るい中で見る白い町並みは美しかったです!きっと初夏の晴れた日は最高に素敵なんだろうなって思いました。
街中は昨日と同様ひっそりしているけど、ペニスコラ城に向かう参道沿いには欧米からの中高年の団体客がたくさんいて賑やかでした。
11:30 チェックアウト。車はホテルの裏道に停めていました。路駐でしたが全然問題無かったです!
今日はこれから「アルバラシン」というスペイン一美しいといわれている村まで約250kmのドライブ予定。
道中にも美し小さな村々が点在しているので、散策しながら向かう予定なのですが、既に昼近く・・・ 夕方までにアルバラシンまでに行きつけるか、ちょっと不安でもあります・・・
ガソリンスタンド
まずはペニスコラ市街でガソリン補給。(レギュラー1.419€/ℓ)
ヨーロッパの車はディーゼル車が多いので、車を借りる際にレンタカー会社の人にディーゼル車かガソリン車か確認しておtきました。今回の車はガソリン車とのことでした。
次は、ガソリンスタンドでどれを選択するか?ですが、ガソリンの場合は、「95」と記載のあるものがレギュラーのようです。98はハイオクかな?私たちは、95しか入れませんでした。
ガソリンの種類
N240を西へ
N340を北上し、ピナロス(Vinaros)でN240を西に向かう。
道は徐々に山道になり、それとともにますます雲行きが怪しくなってくる 晴れ女の運もここまでかっ
モレリャが見えてきた
実は昨日の宿に置いてあったパンフレットを何気なく見ていると、ペニスコラ城とよく似た街を発見していました。昔し美術の教科書で見た「バベルの塔」のように山全体がお城になってそびえ立っている。 調べてみるとモレリャ(Morella)という村みたい。
走っていたら、そのモレリャらしい村が見えてきました。今日通る予定のルートから少し寄り道するだけで行けそうなので、「これは行くしかないっしょ!」ということで、急きょ行先追加
モレリャの全貌
13:00 モレリャに到着。まさにバビルの塔!! こんな所が本当にあるんだ~と夫も私も大興奮 今回の旅にあたりNetやガイドブックでスペインのことをいろいろ調べたけど、この村はヒットしなかったんですよね。まさに大発見 日本ではまだ知られていないのかもしれないですね。
時間がないのでこれで引き返すか、村に入ってみるか迷ったけど、さくっと散策するだけなら何とかなるかなぁ、ということで行ってみることにしました。
村の入り口(=城門)まで少し迷ったけど、なんとか到着。村に入ると少し広くなっている場所があったのでそこに車を止めて散策開始 頂上に向けて迷路のような路地をひたるら登りました。
村の中は想像以上に洗練されていて、おとぎの国に迷い込んだようでした。 路地のどこを切り抜いても絵になるんです。メインストリートらしき通りには、高級なハム屋さんやパン屋さんが軒を連ねていました。
二人ともテンション上がってしまって、「せっかくなので良いレストランがあったら食事をしたいね」と、どんどん予定変更。店を物色しながら頂上を目指しました。
メインストリートらしき通り
路地裏
城外の景色
教会に続く道
教会
頂上付近の教会まで登ってきた。さらにこの上にはモレリャ城があるみたいだけど、時間がないのでここで引き返すことに。
途中、境界近くに雰囲気の良いレストラン発見!! 昼のコースが12€/人で値段もお手頃。見晴らしも良さそうなので入ってみることに。
レストラン外観 レストラン内部
先客は2組ほど。 中庭があり外でも食事ができるようになっていました。期待したほど眺望は良くなかったけど、陽気な主人と奥さん?の二人で切り盛りしているだけのアットホームなレストランで、肩ひじ張らずとても居心地が良かったです。
中庭
そして注文してから重大な事実に私たちは気がついた
ヨーロッパのレストランは一つ一つの料理が出てくるペースがゆっくりで、1回の食事に2,3時間かかるということを・・・・
案の定、急いでいるのに一向に料理が出てこない こうなったら腹をくくって食事を思いっきり楽しむしかない!!
アーティチョークのフライ 魚介の煮込み
前菜はアーティチョークのフライ。アーティチョークを食べてみたかったので、嬉しかった!ちょっとほろ苦くって、とっても美味しい!ワインと一緒に食べたらもっと美味しいんだろうなあ。 まだまだ散策する予定なのでワイン無しでの食事だったので、本当に悔やまれる メインは魚介の煮込みっぽいの。こちらも美味しい。 味はどれもしょっぱくないし、スペインの料理は本当に美味しいです
自家製プリン モレリャの置物
自家製のプリンも美味しかった。 あと焼き菓子も頂いた。こちらはものすっごく甘かったけど、店主曰く名物とのこと(たぶん)。
結局14時に入って、出てきたのは16時。2時間スペイン料理を堪能しました。陽気なご主人と片言の英語とスペイン語で会話もして、この会話もとっても楽しかったんです。やっぱり自由旅行はいいですね 店を出る前に、一緒に記念撮影し、モレリャをかたどった置物までもらっちゃいました
とはいっても、もう16時。 小さい村々に行く予定でしたが、もう無理みたい。 ノンストップでアルバラシンへと向かます