nosokoのうまうまグルメ日記

・・・すっかり旅行ブログになってしまったけど・・・
 

NO.9 サンタフェ

2008-02-09 | アメリカ国立公園の旅1

2003年6月25日
昨晩地図と睨めっこして決めた次の行き先は「サンタフェ」。宮沢りえの写真集のタイトルになって日本人にも知られるようになった街だ。たしか、サンタフェには芸術家が多く住んでおり、Galleryが軒を連ねているという事を聞いたことがる、また、土で作った変わった家が建っている映像を見た記憶がある。持ってきたガイドブックがアメリカの国立公園に関するものだけだったので、サンタフェに関する情報はなんら持っていなかったが、行けば何とかなるだろうという軽い気持ちで決定。
    
ニューメキシコ州に入って景色には少しづつ緑が混じってきて大規模な農園もちらほら現れるようになった。Farmingtonの街からUS-64→US-550→IT-25。サンタフェの街に近づくにつれて、土で作った独特の建物が見えてきた。その中に感じの良さそうなモーテルもあって、今度着たときには是非泊まってみたいものだ。

    
    サンタフェの街。土で作った独特な建物が並ぶ。

昼頃サンタフェの街に到着。市営駐車場に車を停めていざ市内散策!!街中はおそらくアメリカ人と思われる観光客で溢れ返っていた。世界的な観光地ではなく、アメリカ人にとっての観光地なのかもしれない。標高が高く、夏でも涼しいので日本の軽井沢のような避暑地的な存在なのかもしれない。観光案内所でもらった地図をもとにぶらぶら歩く。

    
    建物の中庭はおしゃれなCafeになっていた。

先住民のおばちゃんが軒下でお土産を売っていたり、おしゃれなGalleryやCafeがあったり、

   
   サンタフェの教会。

なんといっても土の建物の色合いや質感が独特で、大きなテーマパークの中にいるようだ。しゃれたCafeで休憩し、本場(?)のタコスを食べてから、16時頃、後ろ髪を引かれながら街を後にすることに。

何故こんなに急いでいるかというと、明後日の朝にはロスから日本への飛行機に乗らないといけないからだ!
サンタフェからロサンゼルスまでの距離を地図でみると約860マイル!!なんと約1400キロ!!!!明後日の朝の飛行機に乗るとなると、なんとしても明日の夜にはロス市内に着いておきたい。(できれば夜の道は走りたくないので、暗くなる前にはロスに入りたい。)ということは、残された時間は、今日これから日が落ちるまでの数時間と、明日の日の出~日の入りまでの12時間強。休憩無しで平均時速100キロでぶっ飛ばしてやっと辿りつく距離だ!!

・・・やばい。ちょっと東に来すぎた、と今更後悔してもしょうがない。行き当たりばったりの計画の無さに少しばかり反省。今はひたすら「Go West」、行けるところまで行こう!!っと意気込んだが、こんな時に限ってアルバカーキ(ニューメキシコ州最大の街)で夕方の渋滞につかまってしまった。30分ほど動いては止まってを繰り返した後に渋滞解消。その後はIT-40を快調に進む。

     
     Best Westanから見た夜のIT-40。

もうとっぷり日が暮れてきたころ、なんとかアリゾナ州に入りChambersというモーテルとガソリンスタンドしかないような町(本当に人が住んでいるのか?)でBest Westanという高級な部類のモーテルを発見し、今日の宿とすることに決定。案の定かなり高かった。

<Best Westan・・・Chambers>
1泊:90.81US$(朝食付き、税込み)



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