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五次元宇宙についてQ&A (5)-2

2016-02-12 | 5次元宇宙に生きる(空間)

(影が・・・どんな小さなものに影がと思うと不思議。そう言えば夜も影なんだな。)

 

{問}五次元というのは、自分がどうして大きくなったり小さくなったりするのですか?どう考えても自分は自分のままです。それを勝手に想像して世界を測ると言いますが、それは本当の世界と言えるのでしょうか。それはみな一人一人が勝手に考えた世界ですよね。それと、スケールというのが時間と同じような世界を測る道具だと言いますが、どこでそれは証明されるのですか。

 

{答}話が途中で終わってしまいましたので、今日はその続きです。

私たちが日常を過ごしているこの世界、自分があり、家庭があり社会があり、国が、世界が、宇宙はと、膨らんでいくこの世界。目を瞑ったら、闇の中に様々な感覚がうごめき、頭には今日の予定が書かれたスケジュール表が見えているかもしれません。

この中に、本当の世界と偽物の世界があるでしょうか。

想像は本当の世界ではなく偽物の世界だと考えると、それで解決だと思いますか?

何かのテレビドラマで、自分は嫌われていると思って殺人を犯し、その人が実は最も自分のことを愛していたと知って後悔するというのがありました。

私たちの日常のすべてが、実はこのように、本当の世界を見ているのではないのです。

本当の世界必ずあります。しかし私たちは、その本当の世界を自分の認識を通して見る事しかできないのです。

そして認識は、例外なく本当の世界ではないということを知る必要があります。ドラマの主人公が観た相手は、確かに嫌がらせをしたのかもしれません。しかしそう見えたのは、相手の行為のほんの一部分を認識した結果でした。そのためにあとで後悔することになるわけですね。

何もドラマに限りません。私たちが日常に認識しているすべてにわたって、この現実はついて回るのです。

問題は、この認識を通して見ている世界を、私たちは簡単に本当の世界だと思い込んでしまうことにあります。そのおかげでドラマも生まれてくるわけですね。人生の悲喜劇が生まれる原因となるわけですね。

ですから、本当の世界というのは、実は誰も見ることのできない世界なのだということをまず理解していただきたいのです。ですから、地球上の人類の数だけ、人は勝手に世界を見て、それを本当の世界と思い込んでいるのです。たった一つの本当の世界が、人類の数だけ姿を変えて現れているわけですね。

しかしそれではあまりにさみしいので、私たち人間は、つい本当の世界を求めてみたくなります。より近く、本当の世界に接近するための認識方法はないのでしょうかか。そういう思いは自然に生まれてくるものです。

 

ところでスケールの問題ですが、下の図をごらんください。 

これは宇宙をあるスケールで見た宇宙の様子です。このスケールの世界で、私たちが自力で見ることのできるものは、単位1mの世界(この図の犬)だけですね。その他の世界は、極大に向かっても極小に向かっても、それを見るためには道具が必要です。小さなものは顕微鏡、大きなものは天体望遠鏡というように。

この図は、認識主体である「私」が、現実(犬の見える世界)に留まったまま、道具を使って世界を見たものです。しかしこのままでは、これ以上の世界を見ることはできませんね。

顕微鏡は見る物を拡大して見えるようにする装置ですが、逆に、見る物(世界)はそのままにして、見る側、つまり「私」が小さくなると想像することで世界を観ようという思いつきがスケールの系となったのです。

顕微鏡の写真では、クオークとその背景は一枚の平面でしかありませんが、「私」が小さくなってその世界にはいれば、クオークは宇宙空間に浮かぶ天体です。一枚の写真はそのまま四次元の空間となって「私」の前に広がるのです。

まるで童話の世界です。じっさい私は勧められて創った童話にスケール号というのがあります。自分が伸縮すると想像するのは認識を混乱させるので、伸縮自在のスケール号に乗ってスケールの宇宙を旅する話です。このブログにも一部掲載していますので興味があったら読んでみてください。

 (猫型ロボットスケール号と、艦長のあなた、三匹の乗組員が活躍します。)ただしブログの機能の関係で通して読むにのはかなり煩わしいです。まずカテゴリーで「童話スケール号の冒険」を表示して画面の最下段にある(前ページ)を押し前ページにいき、また最下段までスクロールして(前ページ)クリック。同じことを繰り返してて最後まで行くと、やっと童話のトップが出ますので、そこから遡って読み進めてください。画面上まで読み進めたら、今度は画面最下段までスクロールして(次ページ)をクリックします。そのページもまず一番下までスクロールしてから遡って読み進めます。上まで行ったら、同じ繰り返しで(次ページ)へと読み進めてください。逆順に並び替えられたらいいのですが、どうもその機能がないようです。

 スケール号は猫型ロボット。童話ですが、しかし世界認識には役に立ちます。タイムマシンと同じ働きをするわけですね。

自分の体はどうしたって、大きくも小さくもなりませんが、その想像力は、世界の認識に役だってくれるのです。

 

 

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