自分を空だと認識することは不可能なことではない
というよりむしろ
私たちは空間を何もないと思い込んでいるだけなのである
いつか空の境地になりたいと思うのは
その時空の境地にいないのではなく
空の境地に気付かないでいるだけなのだ
空を知覚する
それはいつも起こっている
たとえば
スポーツなどで思いが達成されたとき
充足感を味わう
この充足感こそ空に対する認識なの . . . 本文を読む
心は成長する
それをイメージで表せば山登りだ
成長するというのは山を登ること
黙々と高度を稼いで成長した心は悟りを得る
その悟りとは何なのか
それを至福と考えると
ものごとの要点を取り逃がす
至福は結果の産物であって、それ自体が悟りとは言えないのだ
至福が心を成長させるための目的となったら
成長はそこで止まってしまうだろう
では成長の意味、すな . . . 本文を読む
五次元とは何か
それは人間の思考が成り立つために必要な五本の柱のことである
この世は混沌としている。
つまりこの世界を理解するためには、混沌の中に動かない支柱を立てる必要があるのだ。
本来人間はその柱を五本持っているのである。
これを五次元という
一本柱の思考だけでは
永遠に続く一本道を思い描くことが出来るが、その他のことは混沌のままである。
&nb . . . 本文を読む
人は固定観念の産物である
吾は空なりという真理はこの固定観念から解放されたところにある。
しかしまた
我々は固定観念なしに
自分たりえない。
考えてみたら分かることだが
私達が
自分だけで生き
自分だけで作りだしたものは何一つないのである
言葉は借り物だし
智識はさらに遠くからやってくる
言葉を失えば
自分の世界の90%は失われるだろう
& . . . 本文を読む