壁画の計画はS30号の四角のキャンバスを16枚組み合わせるというものです。
全体像が見えない状態で進んでいますが、描くという行為だけは1/4を終えました。
写真はとりあえず並べてみたものです。
生まれたものを見ながら、次の広がりがやってくるのを待つ。
私はただ瞬間を描くものになりきる。そんな壁画をつくってみたい。
壁面にどう取り付けるか、建物に一切釘打ちなし、傷をつけないという条件で、ま . . . 本文を読む
浄光寺の壁画「浄土」の構想が半分できた。
浄土とは深く真実とつながっているところ。
そこに根を張ることで己もまた真実と一体になる。
忘れてならないことは
我々は、かつてそこからやってきたということなのだ。
そして今もそこから力を得ている。
ただ気付かないだけなのだ。
1枚がS30号、約90センチ角。
迷いを現す形が不足している。
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秋の夕暮れは早い
本堂の採寸を手短に終えようと、猛スピードでスケッチしてとメジャーを使った。
妻の手助けで何とかお内儀さんが雨戸を閉めて回る間に、ほとんど肝心のところは採寸出来た。10分はかからなかったか。
そのうちに、御住職が帰ってこられた。外はもうほとんど闇だった。
本堂の上がり階段に座って、初めて御住職と向き合った。
「若い人の自死はつらいですな」
今日の法事は、お葬式だったよう . . . 本文を読む