安 曇 野 天 然 温 泉 宿   心やすらぐ森の宿・ノーサイド  

天然温泉付きの宿を営みながら、田園生活・スローライフを満喫する私達

最近経験した思いも掛けない現象

2017-06-04 17:20:31 | 日記

世の中便利になって、一昔前では考えられない体験をすることになった。
当館は夫婦二人で経営する最小零細事業の宿である。一応公道に面して
玄関へのアプローチも造ってあるし、公道に面して駐車場も整備してある。
だけれども別の公道に面して、人様の土地と土地の間に僅かばかりの
歩けそうに見える道があり、建物の裏手に繋がっている。
その空間は当施設のボイラー室の裏手に繋がり燃料貯蔵施設へも繋がっているけれど、
綺麗なお庭スペースとは決して思えない空間が広がっている。

現在、営業施設として車の通る公道等(私道は別としても)で舗装されていない道
(アプローチ)を通らなければ、駐車場へも入れないし、玄関アプローチへたどり着かないなどと言うことは、
殆どないはずである。

最近道案内と言えばナビである。どこに行くにもナビが頼りであり
ナビが指し示す方向が「正しいアプローチ」だと考えられている風潮がある。
そこで一部のナビが指し示す「みち」が下の写真の空間である。

幾ら自然豊かな空間の中に存在しているとしても、ここから入らなければならない所に
営業施設が存在しているとしたら、建物入り口までの空間は刈払などをして見通しを良くするのが
お客様をお迎えするマナーだと思う「常識」が、一部のナビには通用しないようで、
この写真の先が当施設と表示されるらしい。
無粋は承知の上で致し方なく迂回案内図を作成して、公道から見えるように設置させて頂いた。
何かとても心が寂しいし、早く撤去できることを願っている。

コメント (2)
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