日本サンライズ(現:サンライズ)の代表的なロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の外伝のオリジナルDVD『ペールゼンファイルズ』の第2巻を見ました。納得の出来です。
『装甲騎兵ボトムズ』は、約25年前の1983年から1年間テレビで放送された作品で、『機動戦士ガンダム』と並んで、定期的に新作が出続けている人気のあるアニメです。ガンダムと違って、あまり女性が出てこない、男くさい、非常にミリタリー色が強い作品です(女性のファンって、いるんですかね?)。
ガンダムとの違いは、主人公の乗る4mくらいのロボット(AT:アーマードトルーパー)が、『量産型の兵器』として描かれているところでしょうか。単なる兵器なので、壊れたらバンバン乗り換えます(修理もします)。ドイツ軍の兵器のように、改造された色々なバージョンのATが出てくるのも面白いですね。そこがリアルっぽいのでファンが付いているんでしょうね。
プラモデルも『ガンプラ』同様、ロングランしています。田宮の戦争プラモと同じ大きさ(35分の1や、48分の1)も出ていますので、戦車やジープ等の他の兵器と並べたジオラマを作ることが可能です。とうとう今年になってバンダイも『ボトムズ』のプラモに参入してきました。プラモ業界では話題になっていましたね。
さて、『ペールゼンファイルズ』ですが、今回、私が注目したのは、『兵器をCG(コンピュータグラフィックス)で書いている』と言うところです。
手書きだと、たくさんのロボット(以下:AT)が戦場で戦うシーンには限界がありますが、CGだと、かなりの数のATが同時にマシンガンやロケットランチャーを撃ち合うシーンの描写が可能です。そうなれば、映画の『スターウォーズ』や『スターシップトルーパーズ』のような大小の戦闘機や宇宙戦艦が乱れ飛ぶ戦闘シーンが、日本のアニメでも見ることが可能になります。
しかも、第1巻の冒頭のシーンが、ノルマンディー上陸作戦のような感じだと聞いていましたので、私の好きな映画の『プライベートライアン』を思い浮かべて、発売を楽しみにしていました。
で、今年の10月末に見た第1巻の冒頭シーンですが、正直ガッカリでした。
ATのCG化の部分に関しては文句はなく、今後の可能性を十分感じたのですが、AT同士の戦闘シーンが描かれてなくて、完全な肩透かしを食らってしまいました。
冒頭のシーンは、海岸から上陸するATを、防衛側の重火器が一方的に攻撃しまくると言う演出でした。これは私の見たかった『たくさんのAT同士の戦い』ではありませんでしたね。第2巻に期待することにしました。
で、12月24日に見た第2巻ですが、今度はキッチリとAT同士の戦いをCGで描いていました。なかなかの出来ですね。今までの手書きの絵ではできなかった動きをATがしていますね。スピード感も十分です。「ゴム製か、そのロボットは。そんな動きありえないぞ。」と言う突っ込みどころ満載のアニメ特有の無理なポージングもありませんでしたね。リアルです。
結局、1画面で2~3機のAT同士の戦いだったので、私の望んだ『たくさんのAT同士の戦い』ではありませんでしたが、この部分は予算とスケジュールの問題でしょうね。可能性を感じれただけでも満足です。CG化は成功ですね。あとは宇宙空間での戦いを見てみたいですね。
日本のロボットアニメの中で、最も実写化しやすいのが『ボトムズ』だと私は思っています。
他のロボットと比べても大きさは小さいですし、エイリアンや異星人と戦うような話ではないので、ロボットや兵器をうまくCGで描ければ、とても面白いハードボイルドなSF映画になると思います。その可能性を今回の『ペールゼンファイルズ』の第2巻で感じることができました。嬉しいことです。
『エヴァンゲリオン』や『ドラゴンボール』や『アキラ』のように、ハリウッドで実写映画化してくれないですかね。
『ボトムズ』と、『ガンダム0083』のコロニー落とし作戦の部分は、シナリオ次第では、良いSF映画になると思うんですけどね。個人的な希望です。
※『スターシップトルーパーズ』も原作に出てくるパワードスーツを、同じようにCGで書いて、続編を映画化してくれないですかね。
『装甲騎兵ボトムズ』は、約25年前の1983年から1年間テレビで放送された作品で、『機動戦士ガンダム』と並んで、定期的に新作が出続けている人気のあるアニメです。ガンダムと違って、あまり女性が出てこない、男くさい、非常にミリタリー色が強い作品です(女性のファンって、いるんですかね?)。
ガンダムとの違いは、主人公の乗る4mくらいのロボット(AT:アーマードトルーパー)が、『量産型の兵器』として描かれているところでしょうか。単なる兵器なので、壊れたらバンバン乗り換えます(修理もします)。ドイツ軍の兵器のように、改造された色々なバージョンのATが出てくるのも面白いですね。そこがリアルっぽいのでファンが付いているんでしょうね。
プラモデルも『ガンプラ』同様、ロングランしています。田宮の戦争プラモと同じ大きさ(35分の1や、48分の1)も出ていますので、戦車やジープ等の他の兵器と並べたジオラマを作ることが可能です。とうとう今年になってバンダイも『ボトムズ』のプラモに参入してきました。プラモ業界では話題になっていましたね。
さて、『ペールゼンファイルズ』ですが、今回、私が注目したのは、『兵器をCG(コンピュータグラフィックス)で書いている』と言うところです。
手書きだと、たくさんのロボット(以下:AT)が戦場で戦うシーンには限界がありますが、CGだと、かなりの数のATが同時にマシンガンやロケットランチャーを撃ち合うシーンの描写が可能です。そうなれば、映画の『スターウォーズ』や『スターシップトルーパーズ』のような大小の戦闘機や宇宙戦艦が乱れ飛ぶ戦闘シーンが、日本のアニメでも見ることが可能になります。
しかも、第1巻の冒頭のシーンが、ノルマンディー上陸作戦のような感じだと聞いていましたので、私の好きな映画の『プライベートライアン』を思い浮かべて、発売を楽しみにしていました。
で、今年の10月末に見た第1巻の冒頭シーンですが、正直ガッカリでした。
ATのCG化の部分に関しては文句はなく、今後の可能性を十分感じたのですが、AT同士の戦闘シーンが描かれてなくて、完全な肩透かしを食らってしまいました。
冒頭のシーンは、海岸から上陸するATを、防衛側の重火器が一方的に攻撃しまくると言う演出でした。これは私の見たかった『たくさんのAT同士の戦い』ではありませんでしたね。第2巻に期待することにしました。
で、12月24日に見た第2巻ですが、今度はキッチリとAT同士の戦いをCGで描いていました。なかなかの出来ですね。今までの手書きの絵ではできなかった動きをATがしていますね。スピード感も十分です。「ゴム製か、そのロボットは。そんな動きありえないぞ。」と言う突っ込みどころ満載のアニメ特有の無理なポージングもありませんでしたね。リアルです。
結局、1画面で2~3機のAT同士の戦いだったので、私の望んだ『たくさんのAT同士の戦い』ではありませんでしたが、この部分は予算とスケジュールの問題でしょうね。可能性を感じれただけでも満足です。CG化は成功ですね。あとは宇宙空間での戦いを見てみたいですね。
日本のロボットアニメの中で、最も実写化しやすいのが『ボトムズ』だと私は思っています。
他のロボットと比べても大きさは小さいですし、エイリアンや異星人と戦うような話ではないので、ロボットや兵器をうまくCGで描ければ、とても面白いハードボイルドなSF映画になると思います。その可能性を今回の『ペールゼンファイルズ』の第2巻で感じることができました。嬉しいことです。
『エヴァンゲリオン』や『ドラゴンボール』や『アキラ』のように、ハリウッドで実写映画化してくれないですかね。
『ボトムズ』と、『ガンダム0083』のコロニー落とし作戦の部分は、シナリオ次第では、良いSF映画になると思うんですけどね。個人的な希望です。
※『スターシップトルーパーズ』も原作に出てくるパワードスーツを、同じようにCGで書いて、続編を映画化してくれないですかね。
ただし、オリジナルのボトムズを見ていないと、訳が分かりませんよ。