野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

伊那坂東三十三番札所

2018-05-15 | ひとりでぶつぶつ

昭和54年に飯伊百観音事務局から発行された

「飯伊百観音」に伊那坂東三十三番札所について記載されています。

下條村の龍嶽寺を1番札所として、巡路を西に進み、

阿智村村内をめぐり、飯田市山本より川路を経て、

飯田市街地に入り、飯田市毛賀の照月寺を打ち止めとしている。

飯田市久米の光明寺や阿智村長岳寺の記録によれば

延宝八年(天和元年)(1680)に下條村の某という人が名づけた

とされています。(当時、下條村はないのですが)

その後61年後の寛保元年に開帳が行われた記録があります。

その後は、嘉永二年(1849)、明治十三年(1880)、明治四十三年

(1910)、昭和十五年(1940)、昭和五十四年(1979)に行われています。

この冊子はその時に発行されたもののようです。

60年に1回の御開帳では、1世代1回の御開帳ですから

忘れ去られることになるのでしょうか。

 


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