野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

天竜峡の石仏(2)

2021-07-08 | 彩色の石仏

太田下の集会所の裏の石仏です。

前回と違い

隣にある青面金剛像です。

凹部が白くなっており

彩色された石仏のようです。

彫は稚拙のように思いますが、

全体としてはがっちりとして堂々とした像に思います。

ならんでいた文字塔です。

「西国三拾三所順禮供養」の供養塔です。

寛政元酉天十ニ月十七日(1789)造立です。

「順禮」と書く字は少ないでしょうか。

地元の書家和全さんの作品です。

これを潜ると乗船場になります。

近くには足湯もあります。

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天竜峡の石仏(1)

2021-07-05 | 彩色の石仏

天竜峡のライン下りの乗船場の近くです。

太田下集会所の裏手にありました。

彩色のある青面金剛像です。

よく見ると石造物ではなく

粘土で作られた像のようです。

格子の中に展示してあるので

触ることができませんからわかりませんが。

平成十六年三月吉日に建立された庚申塔です。

磨かれた面に格子と自分の姿が映っています。

近くの天竜川ライン下りの案内所です。

 

 

 

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集落境にある石仏(1)

2021-04-17 | 彩色の石仏

下條村親田の集落境にあった石仏です。

北平集落から相田集落に抜ける

細い旧道沿いの土手に安置されていました。

春の日差しを受けています。

お堂の中に青面金剛像1基と

外に4基の馬頭観音がありました。

一面六臂の青面金剛像です。

少し見にくいですが、

月日、本体、鶏に薄い彩色がありました。

この辺りでは彩色の石仏は少なく、下條村では2基目でしょうか。

造立は宝暦三癸酉五月八日(1753年)です。

彫がいい石仏です。

 

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新田観音堂の石仏

2020-06-12 | 彩色の石仏

下條村の新田観音堂の石仏です。

右から「青面金剛像」「庚申塔」「聖観音」「西国三重さん箇所」

この辺りでは、単色でも彩色された石仏は少ないようです。

 

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神之峰を仰ぐ青面金剛

2016-09-30 | 彩色の石仏

久々に上久堅方面に行きました。

三遠南信自動車道の建設が進んでいました。

道が付け替えされて 一瞬どっちへ行けばいいのか迷いました。

この先の国道256号の旧道にあった青面金剛像です。

道路沿いに並べられているので

おそらく道路改良によって 今のところへ移設されたのでしょう。

右から2番目が彩色された青面金剛像です。

この目線の先は 神之峰の頂を仰いでいます。

一面六臂の像ですが、

二臂が合掌しているためか 顔もやさしく 

全体として柔らかい雰囲気があります。

彩色もやさしくされているようです。

文献によると

宝暦三年(1753)の造立のようです。

 

 

 

 

 

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