野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

名前の世界(2)

2021-11-20 | ひとやすみ

南信州の名前の世界の2回目です。

南信州っでは一般的な名字ですが、

全国的には珍しいと言われている名字は、

「関島」「井坪(伊坪)」などで、

豪族から由来しているのは、

「座光寺」「知久」や「片桐」などです。

また隣接県との関係では、

「小木曽」は愛知県豊田市稲武町や岐阜県南部に、

「塩沢」は愛知県浜松市佐久間町や山梨県南アルプス市甲西に多いようです。

「しろた」は、南信州では「代田」と「城田」があり、

「城田」は群馬県に多いのですが、

「代田」は全国的にも飯田市に集中し、

小笠原氏の家臣が褒美により「代田」と改姓したとも言われています。

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名前の世界

2021-11-16 | ひとやすみ

「週刊いいだ」いという

南信州のコミュニティー新聞の記事を引用して、

南信州の名字について書きます。

多い名字は「木下」「熊谷」「林」「伊藤」「原」のようです。

「木下」は全国的にも多い名字ですが、

長野県では南信に集中して南信州は飯田市、喬木村、泰阜村が最多です。

「原」は高森町と「阿智村」に多く、

阿智村の旧清内路村では「原」と「桜井」が圧倒的に多くなっています。

「熊谷」は阿南町、阿智村、下條村、天龍村などの南信州の南部に多く、

天龍村坂部に足利尊氏の家臣であった熊谷貞直が居住したことからと思われます。

逆に「飯田」や「下條」の名字は飯田市や下條村が発祥とも言われていますが、

飯田市の「飯田さん」や下條村の「下條さん」は数軒しかないようです。

また長野県で最も多い「小林」は、

飯田市下久堅小林が発祥地と有力視されていますが、

同地区の「小林さん」は圧倒的に少数のようです。

 

 

 

 

 

 

 

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鳩ヶ嶺八幡宮の百度石

2021-11-14 | 石の構造物

鳩ヶ嶺八幡宮の百度石です。

百度石といっても石ではなく石柱です。

「百度詣」を行うときに、

数を数えるための石の構造物です。

建立されたのは

弘化四年丁未八月吉日とあります。

弘化四年(1847)と言えば、

長野県では善光寺地震がこの年の三月に発生しています。

現在の長野市での直下型地震で、

犀川が河道閉塞して、決壊により下流の長野平で

1万人が亡くなったと言われる大きな被害が生じた地震です。

寄進者は

当町佐野屋宗助と彫られています。

不思議なのは「当町」とありますが、

ここの伊那八幡を当町と言ったのが、

普通は松尾村だから当村と書くのが一般的かと思うのですが、

商売をしているから当町と彫ったのでしょうか。

 

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紫花豆の栽培

2021-11-10 | 花豆

11月に入っての花豆です。

植え付けが2か月近く遅れたので、

成長も遅れておりまだまだです。

青々とした葉が茂っています。

それでも、莢に実が入ってきたのか垂れ下がってきました。

寒くなってきたので、霜がだんだん降りており、

早く収穫しないと実に影響が出そうで心配です。

畑から望む南アルプスです。冠雪しています。

 

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鳩ヶ嶺八幡宮の石段

2021-11-03 | 石の構造物

飯田市松尾にある鳩ヶ嶺八幡宮、

地元では八幡様と呼ばれている神社です。

菊花展をしている本殿前まで

石段を登って行ったところ、直前で発見しました。

一つだけ新しく直したような石段です。

踏むところに四角い穴が掘ってあります。

何かを建てたようにも思いますが、

石段の反対側の左側にはありません。

一休みして考えてしまいました。

さて、菊花展です。

見ごたえのある菊がたくさん並んで展示されていました。

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