野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

集会所横の石仏たち(2)

2020-11-12 | いろいろな石仏

牧野内生活センター横の石造物です。

センター側から、

道標です。どこにあったのか抜かれて立てかけられています。

センター裏は広域農道と国道が交差して、

今年はなかったのですが、ツアー・オブ・ジャパンの山岳コースとして

国際的な自転車レースに使われており、古い道は拡幅改良されています。

写真のこの面は「此方 虎岩喬木ニ通」とあり、北への方向を示します。

寄りかかっているのは、

俳句が刻まれた文字塔です。

天保八丁酉歳冬十月(1837年)と刻まれています。

このころは、大塩平八郎の乱や外国船の渡来などがあり

世の中が揺れ動いている時代ですが。

道祖神の石造物ですが「さいノ神」と彫られています。

これはよくある「大黒天」です。

この地域より少し東、山側の地域では、

毎年「塞ノ神送り」が行われており、

その時期になると地元のケーブルテレビで放送されます。

南信州の名産の「市田柿」です。

チョット実が付き過ぎていると思いますが。

これから、皮むきをして干して、干し柿として市場に出回ります。


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