「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
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石垣島の神様 その8

2021-01-11 07:30:00 | 日記
Iさんは、最初に訪れた竹富島に最後に訪れていました。


Iさんの📩

最後にもう一度竹富島に寄って帰りますー。
色々ありがとーねー。


竹富島の地図を見ると、雨が降っていたので最初に行った美崎御嶽(みさきうたき)は、上の地図のBー4にありますね。
島の下半分くらいは、進入禁止になっているようです。

そして、Iさんが最後に行きたかった場所は、Aー3の下の方ににある、ニーラン石のところでした。


🌟西桟橋とコンドイビーチの浜打ち際にそびえる立石が「ニーラン石」。
ニーランとははるか彼方の神の国のこと。
この場所は神を迎え入れる場所(目印)で、その昔、ニーランから船でやってきた神がこの石に綱を結びつけたと言われている。
旧暦の8月8日には「世迎い(神々が世に訪れて五穀豊穣や世(幸)を齎してくれる)」の行事が行われる。

ニーランとは、ニライカナイのことのようですね。

🌟ニライカナイとは、遥か遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされる異界。

豊穣や生命の源であり、神界でもある。

年初にはニライカナイから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされる。

また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに去ると考えられている。琉球では死後7代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されており、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあった。


Iさんの📩


鳥肌立った。

神々が渡ってきた船が、

木製で、

昔の作りのまま、

沖に繋げてあった。

神様用の船だ。

村人しか、わからんことだね。





Iさんは、その後石垣島を後にして、自宅に帰ってきました。


今日、石垣島にいるYUさんからラインが来てさ、

俺が行った時だけ、

この丸田舟があったらしい。


自惚れる話ではないけど、

でも、

鳥肌立ったよ。


さらに、不思議を感じたYUさんが、そのまま島の人に話を聞きに行ったらしい。
そしたらこんな話が来た。

>>>>>>>>>
星砂を買ったお店でお話してたの。
あれは、「サバニ」っていう船みたいでね。
それを地元の人が使ってる事があるみたい。
でもね、その店の人の反応が。。

え?あったの?ニーライ石のとこに?って感じで。

聞いたら、ほとんど使う事が無くて、
上げるの忘れたのかなー。
今はほとんど海に出す事が無いんだよー。
って。
滅多に見ないらしい。。。
おまけに人乗ってなかったよねー
誰も。

置き忘れ?
よりによってあの場所に?


やはり
幻の、神の船だったとしか、、、
>>>>>>>>>>>>

いやさ、おれさ、
ここで祝詞をあげたんだよ。
お酒と水と泡盛と。

それね、
石を見て、
ぐるりと一周して、
それで選んだ向きが
海と船を背にして、
島に向いて捧げる形だったんだよね。

なんでこっち向きなの?

って、YUさんに聞かれたんだけど、

いや、こっちの気がする。
祝詞の後はまた反対向きで礼拝するけど、って、ね。

その通り、祝詞の後は酒たちも反対側に移して礼拝をしたのさ。

今日、
この船の話を聞いてね、
その祝詞の向きのことも思い出した。
絶対に自惚れられないけど、
もしかしたら、
俺はニライカナイから来た人として迎えてくれたのではないか?と。
初日の相撲に勝ったから?
そう扱ってくれた?のか。
そこはわからないけど、
島にいる間中、
そんな歓待をずっと沢山感じていたから、
シーサーもいつもいてくれたし。
だからまた、今、
改めて感激してる。

石垣島は本当に好きだなぁ、、、


続きます。

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