「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
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伊豆山神社の話 その3

2018-06-18 07:30:00 | 日記
私達は、伊豆山郷土資料館を出て、すぐ奥にある、山道を登り始めました。



私は一度登ったことがあるので、富士山に登った時に使ったトレッキングシューズを履いてストックを持って行きました。

前回は、雨混じりだったので、もっと登りにくかったかと思いましたが、小さい子供達も元気に登っていて、途中でヘビが出てきたり、鳥が囀ずったりの中を白山神社までまず行きました。

この辺りは、巨石が沢山あり、階段も急なのですね。
白山神社の屋根が見えている、鬱蒼とした森です





みこちゃんは、持って来ていた、みそあんの柏餅と菊の花を供えていました。



前回は、ここまでで伊豆山神社に戻りましたが、今回は本宮までと言われていたので、左手の道を登って行きました。

山道をしばらく行くと、公園に出て、いきなり開けた感じになり、驚きました。
公衆トイレもあり、近くに住宅も見えました。
調べると、清少納言も枕草子で書いていた場所のようですよ。


🌟この森は「古々比(ここひ)の森」「古々井(こごい)の森」または「子恋の森」といわれ、昔から歌にも詠まれた伊豆三勝のひとつでした。
清少納言の枕草子に「杜はこごひ」とあり古来より名高く、ほととぎすの名所であるこの森を詠んだ歌は数多くあります。
NHKの大河ドラマ「草燃える」の原作者永井路子氏は小説「北條政子」に、この地での源頼朝と北條政子とのロマンスが描かれています。


そこから、しばらく歩いて行くと、結明神社(むすびみょうじんじゃ)の本宮がありました。
日精・月精を祭っています。





またしばらく階段を昇って行きます。



昇りきったところは広場になっていて、赤い伊豆山神社の本宮が見えました。



本宮の前には、桜の木があったりして、ベンチもある公園になっていました。

まずはお参りをして、みこちゃんが持って来てくれたお花とお酒、そして、スセリヒメに言われていた「わらび餅」を置きました。



この広場の海側は、眺めが良くなるように木が切られていて、初島が見えます。



良い天気で爽やかな風が吹き、みんなで登って来た大きな達成感がありました。
この日は、至るところに黒アゲハが飛んでいて、神様達も喜んでくれているようでしたよ。

みんなで、ベンチのところにいると、強く突風が吹いてきて、


スサノオノミコトだ。
酒をくれ。


と、言ったので言われた岩の上にお花を置いて、お酒を撒きました。



かよちゃんは、「わらび餅」を冷やして持って来てくれました。


スセリヒメです。
蜜がかかった「わらび餅」、ありがとうございます。


と、言ったので、かよちゃんが、


やっぱり、蜜が大事だったのですねー。
昨日、探し回った甲斐がありました。よかったー。


と、言っていて、本当にありがたかったし、みんなで食べたら、ヒンヤリと冷たくてとても美味しかったです。




続きます。
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