水害

今でも信じられません…
でも起こってしまいました。

大型台風18号。
朝からあちこちで避難勧告や警報が出ていました。
土曜日にショートステイから帰って来た両親。
もうちょっとお願いすれば良かったのですが、
あまり長くてもかわいそうだし、代金もそこそこかかるので、私の入院前から母2週間、父は後半の
5日間、私の退院後に揃って帰って来ました。

日曜日の台風が気になりましたが、とにかく何とか過ぎていってほしいと思っていました。

昼過ぎ、まだ本調子ではないので、横になっていました。
サイレンの音にハッとして、外を眺めると
辺り一面大きな池。
しまった！と気づいたときには、前の道まで水があふれ、車で出るには時すでに遅し！でした。




玄関前の階段まで水が上がってきたかと思うと
あっと言う間でした。

今まではどんなにひどくても玄関前で止まっていましたが、玄関の中に入ってきたかと思うと
本当にすごい速さでした。

警察に電話を入れ、両親を2階に避難させ、
床上浸水は膝上まで。
玄関前まで警察の救助用ボートが来てくれて、
父から１人ずつ順番にボートに乗り、救助されました。

避難場所は市役所の支所。お願いして、両親は前日まで入っていた施設が受け入れてくれました。

隣の人、隣の隣の人たち3人と私と妹の5人が避難所で眠れぬ夜を過ごしました。

そして今朝、家に戻って愕然としました。
1階は床上浸水で住める状態ではありません。
水は出るけど、電気はつきません。

車は2台ともやられました。
私の車はディーラーが取りに来てくれましたが
どうなることやら…

もうここには住めないと思いました。
代車もすぐにはないということで、レンタカーを探しました。3軒目でやっと2日だけ借りることが出来ました。
高い！高い！
でも車がないと何も出来ないんです。

今夜はビジネスホテルです。
とにかくシャワーを浴びてゆっくり眠りたい！

市の方にも住む場所を探してもらっています。
もう両親と一緒に暮らすのも難しそうです。

ホニャちゃんも昨日はケージに入れたまま置き去りにするしかありませんでした。
今朝、一番にケージから出してあげ、エサをあげ、抱いたらしがみついて離れません。
不安な一夜だったと思います。

今夜は居間にエサを置いて出て来ました。
昨夜よりはいいと思いますが、やはり不安な一夜になると思うのです。

だからホニャちゃんと一緒に暮らせる場所を探さなければなりません。

退院直後というのに、予想だにしない現実が待ち受けていました。
とにかく乗り越えるしかありません。