TSUTAYAを更新すると、何か1つレンタルできるのだが、
特に見たいものが無かったので、迷った。
目に留まったのが、「セッション」。
スキンヘッドの指導者が、ドラマーを育てる音楽物だった。
原題は「WHIPLASH」で、
調べたら、「ムチのひも」という意味らしい。
「これ、どうですか?」と、店長に聞いたら、
「いいと思いますよ。アクション映画です。」
借りてみて、「なるほど。」と思った。
名門音楽学校の指導者、フレッチャーは、
期待しているそぶりを見せておいて、実に厳しい。
口は悪いし、演奏が気に入らないと、パイプイスをぶん投げる。
かつての教え子は、自殺に追い込まれ、
育てていた青年とはトラぶり、
再会して和解したかと思ったら、
ゾクッとするようなイジワルをする。
ようするに、芸術家は、
自分を強く主張しなきゃならない、負けてちゃダメだという話だ。
すごく良かった。 借りて正解。 これ、買うかも。
「店長、ありがとう。」
私は、わざわざ礼に行った。
それに比べて、同じ音楽物でも、
1100円も出して見た、「グランドフィナーレ」は、
映像美だけで、クソ面白くもなかった。
なのに、雑誌のコラムでは
評論家の点数が高いのが、全く分からん!!
金、返せ!!
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