そうだっけ?
他人の何かを請負う時は、
テキトーな事を、言ってはならない。
こだわる人間もいるのだという事を、心しておくがよい。
歯科医は私に、差し歯について、
色々相談できると言った。
私は、虫歯を治療するのではない。
差し歯が1本抜けたので、
その周辺の見てくれを、本格的に修復するのだ。
しかし、歯科医と技工士は、
センスとコミュニケーションが、乏しかった。
作成されてきたセラミックは、仮歯のイメージを無視し、
私の意に反する形だった。
使う人の気持ちを、全く考えていない。
こんなもんに、高い金、払えるか!
作り直しだ。
私は、歯科医の伝達に、不安を覚えた。
後日、イラスト入りの説明書きを、
受付の人に渡しておいた。
歯科医は、それを見ずに、技工士に渡したらしい。
差し出がましいと思って、イラッとしたのだろう。
私にとっては、好都合だったが。
出来上がった物は、私の指示を、ほぼクリアしていたが、
全体のバランスがイマイチで、少し修正してもらった。
うーん。 ここまでか。
歯科医もウンザリしているようだし、
私も疲れたので、OKした。
その後、以前から話していた奥歯の治療の事を言ったら、
「そうだっけ?」と言われた。
もう、来てほしくないって事か?
すっとぼけやがって。
結局、別な日に治療してもらい、
3ヵ月後に、虫歯チェックに来るよう言われたが、
もう行きたくない。
じゅんばんこ!
私は、丸窓から、白イルカを眺めていた。
狭くて濁った水の中を、背泳ぎで、
グルグル回遊している様子は、ここからよく見えた。
2人の若い母親が、それぞれ幼児を連れて、近づいて来た。
丸窓は、いくつかあった。
1人の母親が言った。
「こっちの方が、よく見えるんだ。」
その女は、私の隣の窓から、子供をのぞかせた。
すると、もう1人の女が、子供を抱き上げ、
「じゅんばんこ!」と言って、私のすぐ後ろに立ったのだ。
私に「どけ!」と言わんばかりに。
私は、しばらく見続けたが、
あまりにイラッとしたので、黙ってどいた。
当然、女は何も言わなかった。
図々しい!!
私は、もっと見ていたかったのに!!
とりあえず、他の窓から見てたらいいんじゃないのか?
私は、子供が苦手だと思っていたが、
「うちの子が優先」の、親が嫌いなのだと思った。
大人気ないと思うか?
大人気なくて、けっこう。
いい人面するんじゃねーよ。
子供や動物好きが、優しい人じゃねーんだよ。
誰も、他人の事など考えてないんだよ。
歯科医も、母親も。
たとえ、他人の為と思ってやっている事でも、
それは全てが、自己満足なんだよ。
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