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継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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黒いバナナ オッサン公認会計士の介護ITCJ【56】

2025-03-19 06:12:07 | 介護



 私は、毎日、バナナを食べるようにしています。
 冷蔵庫に入れておいたバナナの皮(表面)が黒くなっていました。
 こんな感じです。



 黒いバナナで、あることを思い出しました。
 父の介護を母と二人でしていたときに、父から、「バナナが食べたい。バナナを買ってきてくれ。」と言われました。
 近くのスーパーでバナナを買って、父に見せたところ、父から、叱られるように言われました。
「バナナはな、表面が黒くなったのを買ってくるんよ。」
私は、つい、カッとなって、
「そんな黒いバナナなんてスーパーでは、売っていないんよ。」
 今から思えば、もう少し優しく、柔らかに、諭すように、言えば良かったと思います。
 ほんと、父を介護していたときも、母を介護していたときも、よくイライラしていたなぁと思います。
 父、母が帰天後、知人に、介護のときは、イライラすることが多かったことを話すと、介護の経験がある方からは、「みんなそうよ。」とか、「イライラするわなぁ。」とか言われます。
 「そうなんや。」と思いつつも、もっと自分の心を波立たせない方法があったのではないかと思います。
 黒くなったバナナは、中身も少し黒くなって、柔らかく、甘さが増すような感じがあります。
 父は、この部分が好きだったのだと思います。
 購入後、しばらく置いておけば、黒くなりますが、黒くなり過ぎるといけません。
 微妙な匙加減が必要です。
 ちなみに、バナナの皮が黒くなっても、中身が黒くならない場合もあります。
 こんな感じです。



 介護の状況も様々で、一概に言えませんが、介護をされている方は、たいへんだと思います。
 仕事や家事をしながら介護をするのは、なおさらだと思います。
 時には、イライラして、そのイライラを誰かにぶつけてしまうこともあるかもしれません。
 でも、できれば、そのイライラを別なところで解消する、イライラしないような状況を作る、イライラを予測して予防する、等を検討して、やってみてはどうかと思います。
 できれば、イライラしない方がいい。
 そのイライラを、介護を受ける方、家族、周りの方にぶつけない方がいいと思います。
 介護が終わってみて、初めて言えることだと思います。
 介護をしているときは、こんなことを考えることができませんでした。
凡人です。
 イライラしたことは、ときどき仏壇の前等で詫びています。
 私が、あの世に行ったときにも、詫びるつもりです。
 (忘れてしまうかもしれませんが・・・)
 だた、凡人ですが、少しずつ、心を変えて行こう、心を成長させていこうとトライし続けている、あきらめの悪い凡人です。
 このあきらめの悪い凡人を継続していくつもりです。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
 このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 63歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


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