継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【86】 -価値を創造する主体-

2021-10-22 16:28:06 | 新型コロナウィルス

 現在、日本では、全国的に、新型コロナウィルスの新規感染者数が減少し、経済活動が再開される等、少し落ち着いた状況です。
 このような中で、衆議院選挙が行われています。
 コロナ禍だからなのか、コロナ禍とは関係ないのかは微妙だと思いますが、金銭等の交付等の国民への手厚い支援を掲げる政党がほとんどです。
 バラマキ、配分、支援、補償・保障等、言い方はいろいろありますが、国、つまり日本政府が、国民へ金銭的な価値を提供するということです。
 政府が、国民へ移転する価値は、どこから発生したのでしょうか。
 それは、民間、つまり、国民(個人・企業)から税金として吸い上げたものです。
 価値を創造する主体は、民間(個人・企業)だからです。
 個人でも企業でも、商品やサービスを提供し、お金を対価として受け取ります。
 この対価が受け取った価値の金額です。
 商品やサービスを提供したり、企業を運営したり、個人が生活したりするために、お金を支払います。
 この支払ったお金が支払った価値の金額です。
 受け取った価値の金額から支払った価値の金額を引いたものが利益ですが、この利益が、新たに創造した価値の増加となります。
 民間は、対価を受け取りますが、政府は、対価を受け取りません。
 だから、価値を創造できるのは、民間(個人や企業)なのです。
 価値を創造するというは、言い方を変えれば、経済的な効果が上がるということです。
 政府が、金銭等を国民に交付しても、それは、民間が創造した価値を税金として吸い上げて、価値を移転しているだけなのです。
 民間でお金が回るようにすればいいものを、政府が間に入るために、そこで費用、価値の支払いが発生してしまうため、むしろ価値は減少してしまいます。
 営業補償、生活保障、〇〇キャンペーン等で政府がお金を使っても、日本の国、全体から見れば、経済的効果はないのです。
 いわゆるバラマキです。
 本当に困っている方々への支援は必要でしょう。
 しかし、今回の衆議院選挙で立候補している方々がやろうとしていることは、本当に困っている方々への支援だけでしょうか。
 疑問です。
 いずれ大きなしっぺ返しを食うのは、国民です。
 ただ、立候補している皆が皆、バラマキの方向なんですよね。
 選択の余地がないんです。
 「バラマキへの抗議の意味を込めて、選挙には行かないようにしましょう」
 「バラマキへの抗議の意味を込めて、選挙に行っても、白票を投じましょう」
と、訴えたい思いです。


 枯れた百日草の花の上に、しがみついているバッタ君です。
 よほど花の上が気に入ったのでしょうか。
 頑張っているバッタ君、私があなたを気に入りました。
 頑張れ、負けるな。

 自分の目標に向かって、コツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 日本は、社会主義、共産主義といった方向へ向かっているように思います。
 微力ですが、そうならないように訴え続けます。
 頑張っている皆さんが自由に活動できるように応援します。
 皆さんに、神さま仏さまのご加護がありますように。
 60歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。

 身体のあちこちが痛いので薬飲んで少し寝ようかと思いましたが、ブログを書いてしまいました。
 今から介護をしている母親の夕ご飯の準備です。
 もちろん私の分も含めてです。



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