ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

経営基盤と企業文化

2006-10-23 | コラム
「教養とは生の難破を防ぐもの、無意味な悲劇に陥ることなく、過度に品格をおとすことなく、生きていくようにさせるところのものである。」 オルテガ

この言葉が頭から離れない。
自分には教養や品格があるだろうか。
何か問題にぶつかった時や腹が立った時など、ありのままの自分を出して「お里が知れる」ということがないだろうか。腹が立つ時はごまかさないで本気に怒れることも教養だと思う。作為的に怒り人目を気にしてにこやかにしてないだろうか。

企業の教養は経営基盤や企業文化でなりたっている。
また、普段インフォーマルといわれる人のつながりや、経営者や上司の人間性など、多くの要因で成り立っている。これらの根底に流れるものがしっかりしていれば、企業はその方向に向かう。どちらの方向に向かおうとしているのか、なにをしたいのかなど、教育や動機付けを見ていればわかる。わかりやすいか、わかりにくいかも大切な要素である。

「強い文化」という言葉がある。
ちょっと昔、どこを切っても金太郎飴という会社があった。
その会社の人なら誰に聞いても同じ事を言う。
個性がないのが玉にキヅと思っていたが、世界一の企業になるのに時間がかからなかった。
何を目指しているのか、どこに行こうとしているのかは明確なほど早く目的地に到達する。

誰でも目指すことには共通性がある。
大切なことは教養や品格のある人が話しているかどうかのような気がする。

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