松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

米穀通帳

2016-11-29 06:01:22 | 雑感
昨年秋の引っ越しですっかり断捨離したはずでしたが
古い本に挟まっていた米穀通帳が出てきました
何年か前にブログアップしてから、捨てたつもりだったのに


娘が生まれた時に役所で書き換えたのでしょう
戦後から始まった物価統制令によって
近くの米屋さんに一応は届けたのですが
やがて自主流通米が出廻り始め
他店でも購入できるようになって
 あってなきが如くの制度に
なったのではないかと思います
それにしても家族4人 大人も子供も赤子も均して
一月一人10キロは多すぎます

この制度は何時まで続いたのでしょう
どうやら
昭和47年に物価統制令なるものは除外されたらしいので
それまで制度として有名無実のまま残っていたのでしょう






  


柿の食べ方のテレビを見て
レンジで干し柿風
これは頂けません 大失敗


昔、母が作ったピーマンと柿の皮のキンピラ風
まあまあながら柿の皮が硬くて 


最後はとろとろ熟し柿をヨーグルトにトッピング
柿の甘みとヨーグルトの酸味がマッチして美味しい

富士山は厚化粧

2016-11-25 11:34:45 | 富士山
7時 ぬくぬくとしたベッドから起き上がる
今日は午後から歯科の予約がある
早く溜まっている洗濯を済まさなければ

カーテンを開けると
快晴! 
洗濯機を回しながら
そうだゎ、こんなは日は富士山がよく見えるはずと
ベランダに出ると
おぉ~、山々は真っ白だった


11月の初雪から一夜明けた富士山
"たれに見しょとてこの化粧”
都々逸が口を付いて出る



続く箱根の山々も白く
先日行った芦ノ湖周辺から見る富士はさぞ美しかろう




今時分珍しいブドウが届いた
娘に感謝




写真の断捨離

2016-11-24 23:04:39 | 日記
久しぶりの雪降りなので
寒さをこらえて外で撮った写真、
何を間違えたのかメモリーカードを削徐してしまいました
少しは積もるのかと期待した雪は昼ごろにはすっかり消えて
寒さだけが残っています



断捨離し始めた写真倉庫
倉庫内はすっきりしました
笑われそうな写真をよくもまあ撮ったもの

出てきた写真をアトランダムに

好きな道


広場


入り日


朝の月と富士山




妖雲


輝き



霧の朝

2016-11-20 21:36:20 | 日記
いつもより少~し寝坊した
天気予報を当てにして立てた予定が狂ってしまうと
7時ごろ急いでカーテンを開けると驚いた
当たり一面は濃霧に包まれて真っ白
1950年代 夢中で読んだ原田康子の挽歌を思い出す



大物洗濯をしなければならない
この霧が晴れればれ天候は良くなるはずと
起き抜けに洗濯機を回し始める
7時半になっても太陽はうすぼんやりとして



洗濯ものを気にしながらの部屋の掃除を済ませて
次はガラス拭きと網戸の掃除
やがて霧は晴れて日が眩しくベランダを照らす
久しぶりに汗をかいて一段落
気がつくと朝食を食べていなかった


暖かなので海岸へ出てみると
陽気に誘われたのかジョギングや犬の散歩から一人ぶらぶら歩きまで
私もその一人
気分よく砂浜に降りて見ると
今時には珍しくサクラガイがあちこちに散らばっている
帰りの時間も忘れて拾い集めた
やっぱり小粒の貝ばかりだ




月の出

2016-11-17 06:08:42 | 
今更と思いながら
14日15日のスーパームーンを見られなかったことが悔しい
しかし、
翌16日くっきりと出た十六夜の月は
むしろ感傷的に眺められてよかったと思う



その翌日
「立待ち月」もと欲張ったがこちらはアウトだった
そして立待月の次は「居待月」というらしい
満月の三日後の今朝4時ごろの「居待月」を見た



因みに「月の名」を検索してみると

「立待ち月」とは
立ったまま月を見られから

「居待ち月」
月の出がおそくなるため
立ったままでは疲れるので
座って月の出を待つから

満月から四日後の
「寝待ち月」
月の出がおそく寝て待たねばならないから

満月から五日後
「更待ち月」
月の出が夜更けになるから


日本語は美しいとつくづく思う



17日夕、西の空には後光が射していた


箱根の秋

2016-11-14 10:45:54 | 旅行
箱根のドライブに誘われました
近くて遠い箱根は何年振りでしょうか
暖かく晴れた日、
息子さんの運転は心地よく
振動に体を任せながら流れる風景に見惚れました
土地柄、淡い紅葉の箱根の山々は
優しく包み込むように彩られています






芦ノ湖は空と一体になったように青く澄み
期待した富士山も雪化粧をして歓迎してくれます









久しぶりの車での箱根は初めてのように新鮮で
冷たい空気はリフレッシュさせてくれました
快晴の休日は絶好の観光日和
帰途の反対車線は長い渋滞が続きますが
ドライバーの息子さんは空いた道をすいすいと
3時間の箱根紅葉ドライブを楽しませてもらいました

朝6:30の富士山

2016-11-12 08:59:40 | 富士山
11月12日 朝6時30分
くっきりと冠雪した富士山が姿を現しました
やはり富士は雪がよく似合います
カメラを閉じて10数秒後、
陽は富士山ピンクに染め変えます





からりと晴れた今日、
海岸へ出てみたいのですが
生憎出かけることが続いて
海岸からの富士山見物は明日にでもと思います
明日も快晴でありますように


映画音楽

2016-11-10 13:01:15 | 音楽
睡眠状態が悪くなった
昨夜もラジオ深夜便を聞きながら
眠りについたのは4時を過ぎていただろうか

おかげで懐かしい映画音楽を聞くことが出来た
シェーン、
誰がために鐘は鳴る
愚かなりわが心、 
ラブレター 等々
次に流れた曲は
「ライムライト」これですっかり目が覚めてしまった
最後は「ひまわり」

しっとりと心に響く1950年代の
上質なロマンス映画を見たいと思っている時
BS映画で「ライムライト」を見て涙を流したばかりだった





偉大な芸術家チャップリンの凄さを改めて知った
チャップリンに見出されたクレアブルームの類ない美しさは
バーグマンを彷彿させる
道化師チャップリンの相棒役バスター・キートン、これまた唸らせる
チャールズ・チャップリンの映画を劇場でたっぷり見たいと思う

「ひまわり」
一昨年、鎌倉芸術劇場で二度目に見る機会があった
一面のひまわり畑の映像が強烈
二人の女性の悲哀を音楽と共にしみじみと泣かせる






歩けることの幸せ

2016-11-07 13:12:57 | 高齢
帰り道でのこと、
目の前に90才は過ぎていると思われる高齢の女性が
歩行補助車に支えられる格好で立ち止まっていました
ところが立ち止まっているのではなく
直角に折れ曲がった体を補助車に押しつけるように
歩こうとしていたのです
見れば車には大荷物が積まれ、手すりに付けたフックにも
スーパーの袋がぶら下がっています
体力がない高齢者にこれだけの大荷物を運ぶのは無理というもの
ましてや足が不自由で大げさではなく
右足を引きずって5センチ前に出す、
次に左足をようやく引きずり出すという具合いです
5センチ進んでは休み また右足を引きずっては5センチ前に出す
1メートルあるくのに一体何分かかるのか
通りすがりの何人もの人が見かねて声をかけても
「ありがとう、大丈夫ですから」の一点張りです
ごくゆるいスロープを押して上がることも
車輪の向きを変えるのも出来きず
さすがにこの時は人の手を借りていました

これは歩行補助車というのでしょうか


どこのどなたかは全く解らないのですが
一人暮らしなのか
お世話する人はいないのか
家族はいないのかしら
付き添いもなくどうしてこんなに多くの買い物をしたのか
見れば近くのスーパーの袋があります
配達を頼めるのに、、、、
きっと福祉のお世話にはなっていることでしょう
それならば何かの援助があるはず
ヘルパーさんにお願いすることも当然出来るのです

後で思ったことは
休日はリハビリセンターもお休みで
自主的に訓練しているのかも知れない
それにしても転倒など事故も十分考えられること
とても一人で外歩きが出来る状態ではありません

近くのベンチで休んでいる杖を持った老紳士が
「エライことですなぁ」と
つぶやきながら見つめています

その姿が目に焼き付いて消えません
若い時の歩くことは当たり前のことですが
今、しみじみと普通に歩けることの有難さを感じます





北鎌倉へ

2016-11-05 05:44:54 | 散歩
ぐずついた天候もようやく落ち着いた様子
一日目は家事に明け暮れ、翌日の朝も快晴、
春以来の鎌倉へ行ってみようと飛び出した

東慶寺の10月サクラが咲いているという
竜胆も盛りのことだろう 
先ずは円覚寺から
鎌倉の賑やかさは驚くことでもないが
拝観料受付には長い行列が出来ている
今日の人出は一体どうしたことなのか
聞いてみる「宝物風入れ」とか
これは見逃せないと思ったがあまりにも長い行列に
折角のチャンスを諦める事にした

円覚寺の好きな庭
小さな石仏が可愛らしい


鎌倉の紅葉はまだ先のことらしい
染めはじめたモミジの赤と緑のグラデーションが美しい


ヒメツルソバの絨毯



狭く交通量の多い国道を通り東慶寺へ
入り口から竜胆が出迎えてくれた


拝観料200円
10月サクラを見なければと奥へ進む
確かに咲いてはいるものの
高い木にあまりにも小さな花で
この腕とカメラではこの程度のもの


小さな小さな秋の
ここも案じた通り人人人
それにしても言葉の違う観光客の多いこと。