松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

創作四字熟語

2017-12-16 17:34:35 | 日記
昨日夕方「S生命創作四字熟語」が発表されたと
ニュースで流れました
もうそんな時期になったのですね
毎年期待して見ているのですが
今年はすっかり忘れていました
早速ネットで見ると、さすがに大したもの
この発想力とセンスを持ち合せる人の
頭の中を覗いてみたいと思う
10年間、私は見るだけの常連です

今回は写真のアップではなく
ワードを使って縦書きをしてみたのですが
一つ厄介なことがありました
アルファベット文字はアップした時に
横向きになってしまうことが解りました
さて、このたった1文字のアルファベットを
どうしたものか
どう考えてもサークルでは習った記憶がないのです
困ったときのネット検索は親切に教えてくれました
また一つ覚えたのです
新しいことを覚える
幾つになってもうれしいことですねぇ

”J音無事”の”J”が無事縦になりました

優秀作品10編



この他40編の入選作品が発表されています
私は入選作の中の幾つかが好きなのですが
ご興味のある方は「S生命創作四字熟語」で
どうぞ


絵本

2017-12-14 17:05:00 | 日記
強い寒波がやってくるというので
毛布を一枚足して寝た
目が覚めると何となく暑さを感じて毛布を剥ぐ
7時前、時計と温度計を見ると
室温は20度を越している
暑がり屋の私にはちょうどいい加減
起きようかもう少し寝ていようかと悩む
贅沢なこと 
やっぱり起きよう
カーテンを開けると朝日が眩しい
今日もお湿りはないらしい


熱いインスタントコーヒーが美味しい
新聞の文字だけを追う
いつも通りの朝食を済ませて
今日の予定に取り掛かる


10年ほど前、公民館所属の子供会で絵本を読んで
子どもたちと遊んでいた時に集めた絵本が
始末出来ずそのままになっている
ぼつぼつ何とかしなければとダンボールごと引きずり出した
30冊ほどあるだろうか
写真の整理と同じで一冊一冊取り出して見ていると
「声が小さいよ~、つまんないよ~」など
正直な子供の声が聞こえてくるような気がする
子ども会で利用してもらうことにした

その中の一冊、
子供会で一緒だった人の姪御さんの作品が出てきた
  「ひとつぶのえんどうまめ」
  ”こうみょうなおみ”さく・え
この方は生まれながら弱視だったのが
阪神大災害の折に衝撃から全盲になった
絵本作家を夢見ていたこうみょうさんは
数年後に絵本を出版する
まだ見えていた頃を思い出しながら
ごく細い針金で形を作る、
その中に色を付けるという
根気のいる仕事を完成させた
色付けはご家族の協力があってのことと聞く
この絵本は形造りの針金が浮き出ている

聞くところによると眼に障害を持つ人の絵は
針金や紙面に凹凸をつけると聞いて
なるほどなあと感心した



午後一時、
ガラス越しに日当たりよく
室温24℃暑く感じる
カラカラ天気湿度は30%
加湿器が壊れているのでバスタオル2枚を湿らせて
部屋の湿気を保つ

「たけくらべ」のプリント

2017-12-08 13:20:28 | 日記
友人が関係しているグループの
練習本 樋口一葉「たけくらべ」の一部分をワードで
プリントアウトして欲しいと頼まれました

現代文にされた「たけくらべ」は大昔読んだように思うが
ほんの一部分でも原文を読んだ記憶はない
忘れている旧仮名使い
明治文学の言葉使いは難しい
朗読練習に使うものを間違えては大変と
一字一句読み返しながら
書き進める
ルビを振りようやく出来た~!と喜んだのも束の間
ルビの部分の行間が広がっている
いかにも見難いプリントになっている
やり直し
行間の修正方法を忘れてしまった
ああでもない、こうでもないと
検索しながらの悪戦苦闘の末に気がついたのは
段落から入れば何とかなるということ
時間ばかりがかかった



12月6日





今年初めての紅葉見物

2017-12-01 09:18:22 | 日記
11月29日、
春を思わせる陽気に誘われて
しばらく行かなかった市立美術館へいきました
特別のイベントはなくても
常設展は見られるのです

美術館に隣接する高砂緑地の
紅葉が見られるかもしれない
今年の紅葉は諦めていましたが
大抵のことは外れてしまう私なのに
これだけは大当たり、
見事な赤に染まっていました


小さな池の水に触れんばかりに枝を垂らすもみじが
散りもみじと重なって水面に広がります


華やかな彩を見ていると疲れますね
モノクロのような淡く淋し気な色が
私の眼には合っているようです




あらまあ、
紅葉に見惚れて本命の美術館見物をすっかり忘れていました
いつものことで驚きはしませんけどね
特別展はなかったようです



雨の日は

2017-10-30 08:27:33 | 日記
10月22日、
前夜からの雨は止みそうもない
台風だから仕方ないと思いながら
時間を潰すことを考える
昨日のうちに衣類の入れ替えは終わった
引きだしの整理も済んだ
そうそう食器戸棚もきれいになった

思いついて編みかけのルームソックスを編んだ
久しぶりに持つ編み棒は糸の滑りが悪い
小半日もあれば出来るのに2年も日の目を見なかった
ルームソックスはようやく出来上がった



さてと、ぼ〇姉が欲しいと言っていた
来年のカレンダーを作り始めなければと思うものの材料がない
何年も作り続けているカレンダーは
自作のワード絵であったり写真の画像加工
或いはその昔習ったちぎり絵を材料にしていたのだが
それらも使い果たして今年はまったくのお手上げ。
どうしようか、、、、、
姉が忘れていてくれれば今年は止めようと思っていたのに
時々正気に戻るらしい

台風の所為で突然やる気が起きた
「素材集」から適当な絵をもらうことにした
12点を選び出すのは大変でも
私にはこんな作業が向いているらしい
此の絵は気に入っても季節の文字が合わない
ではあちこちの文字を借りてきてと思っても
今度は色が揃わない
ああでもない こうでもないとコピー貼り付けを繰り返す
ふいに頭に浮かんだのは
何時ぞや流行った「コピペ」と云う言葉
あの時の女先生は今どうしていることか

何とか私と姉の誕生月の絵は決まったが
あと10枚はまた明日
それからデザインやレイアウトを考えなければならない
時間はまだたっぷりある



嵐の日

2017-06-22 23:01:07 | 日記
台風まがい暴風雨の昨日
こんな日はゆっくり本を読もうと引っ張り出してみたものの
数ページ読み始めると
目は疲れしょぼしょぼとしてくる
目薬を差しても効果はない
これはいけないとパソコンに切り替えて

「ほぼ日新聞」をようやく読み
後はYou Tubeで朗読を聞くことにした


しばらく開かなかったNHK日曜新名作座
半世紀も続いた森繁久弥と加藤道子が亡くなり
つづく日曜新名作座
竹下景子、西田敏行にようやく聞き馴れてきた
たった二人で何役もの表現は
さすがベテランの感がある
森繁の後半は年齢的に痛々しく
加藤道子の声も老いは隠せなかった


ラジオ文芸館はラジオで長く聞いているが
You Tubeで聞くのはここ数年のこと


一日中閉じ籠って朗読三昧も飽きると云うより
食欲はなく気怠さから疲れが出てくる
一夜明けてようやく晴れ間が出たと喜んでいたのに
昨日の嵐でガラス戸は汚れまた余計な用事が増えた

ざっと掃除を済ませて
気晴らしに出かけた
大型スーパーのお手洗いの壁に張り付いていたものは
なんとも哀しいですね


アナベルの大輪に慰められて



木の実

2017-06-06 22:24:09 | 日記
長年歩いてよく知った道端で
初めてビワの木を見た


去年の今ごろグミの実をいただいたことがあった
行って見ると道にはみ出した枝が切られて
今年は殆ど実がついていない


先日見たキウイフルーツの花は
どうなったのか
数日の間に花はすっかり落ちて実が付き始めている


都市計画地に指定されて大きな桑の木は
容赦なく伐採されているが
敷地内に残った一本に実がついていた


無人野菜販売所にユスラウメが出ていた
懐かしさもあって買って見ると
甘酸っぱさが口に広がる
実家の庭に大きなユスラウメがあった
松本ではニワウメと呼んでいたが
どこの家にも当たり前のようにあったニワウメを
買うとは思いもしないことだった




建築工事は着々と進んで
壊されていくコンクリート建物を見ていると
戦禍の跡を思わせる


午後の公園には子どもの遊ぶ姿が見られる
5時のチャイムが鳴るまで母親たちも
賑やかに井戸端会議だろうか


6月3日 朝の空と富士山と

2017-06-03 21:05:32 | 日記
日の出が早くなって
カーテンの隙間から射し込む明かりで目が覚めます
枕元の時計は4時、
まだ街灯も消えていません
今日の日の出は4時30分ごろとか
覚悟を決めて起き上がりました
そっとカーテンを開けると日の出前の東の空は
茜色グラデーションに染まっています
うつくしい!
これを見ては二度寝など出来るものではありません


朝食の牛乳がないことに気がつき
着換えを済ませて歩いて3分のコンビニへ
土曜日で人も車も通らない道はがらんとしています
コンビニには独り者と見える男性が迷いながら
籠に入れたのはおにぎりでした


牛乳一本だけ買って帰る途中で西の空には
久しぶりに薄ピンク富士山が見えました


序に敷地内をぐるりと散歩
自治会の有志がお世話してくれる百合が咲き始めました
いつも楽しませてもらっています
ありがたいことですね


早朝の空気は街中でも新鮮なもの
陽射しは強いものの弱い風と低くい湿度で
洗濯ものはよく乾き爽やかな一日が終わりました









西行の鴫立庵から島崎藤村邸へ

2017-03-19 20:20:28 | 日記
吉田茂公園からの帰りの道沿いにある

「鴫立庵」へ立ち寄りました

何度も来ているのですが

車の音が煩い道路際なのに一歩入るとこの上ない静けさです


驚いたことに今回初めてコーヒーとパンが売られていました

丁度お腹もすいてきた時

アンパンを一つとコーヒーを注文して

形だけ西行法師を偲んで、縁側に腰を下しました

暖かな縁側で飲む熱々のコーヒーは

疲れを取り除いてくれます

あんパンとコーヒーとは妙な取り合わせでも

空腹ならば何でも美味しいものです


「こころなき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」


現在の”鴫立つ沢”はこんな状態になっています



大磯へ来ると必ず立ち寄る島崎藤村邸へ廻りました

私は何処よりもここ藤村終焉の家が好きなのです

夫人の名から「静の草屋」


「涼しい風だね」

最後の言葉になったそうです

藤村50年の文筆活動の中でどこよりも気に入った部屋だったと

静夫人は書いています




鴫立庵 藤村邸では写真を忘れましたので
数年前のものを使いました

3月16日 吉田茂邸園へ

2017-03-17 18:34:34 | 日記
朝食の時、突然思ったことは

そうだ大磯の吉田茂邸園へ行こう

それから40分後にはバスの中


大磯の駅前からバスに乗れば訳なく行かれるものの

バスを待っている間に歩いたほうが早い

車の通行がやたらに多い国道1号線をてくてくと、、、、

30分ぐらいで到着


ここには2009年3月火災に合う直前に来ていた

現在は市の管理になって公園として一般に開放されている

暖かい陽を浴びて見物の人は多く

車椅子の人も楽しんでいるようだった

邸内は殆ど完成しているが

公開は4月1日からと聞いて来るのが早過ぎた

早とちりで失敗が多い性格は一朝一夕には直らない




七賢堂は今回は非公開だった


吉田さんは相変わらずご機嫌よろしく相模湾を見下ろしている


吉田邸に入る兜門から通る二本の轍

若き皇太子ご夫妻(現天皇)の来訪にあたり、

自動車が門のなかに入れるようにしなければならないだろうということで

2本のコンクリートの轍をつけた。

実際には、門の外で下車され歩いて入られたので

以来使うことはなかったらしい

吉田さんが亡くなり棺を送ることに初めて使ったと聞いた