松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

旧友たちは元気でした

2016-07-31 06:07:13 | 友人
横浜に住む友人Aから
故郷の同級生Bが出掛けてくるので会いたいという連絡がありました

ひぇ~!どうしてこんなに暑い時期に出てくるの?
倦怠感にすっぽりと包まれた体で待ち合わせました
AがいなければBは解らないほどお互いの外見は変わっています
それは高校卒業以来60余年の歳月を経ているのですから
仕方ないことですが
ダウンしそうな私を除いた二人は暑さなどヘイチャラと元気印そのもの

年齢的にさぞ湿っぽい話になるだろうと思いきや
彼女たちを目の前にして“merry widow ”が浮かぶほど陽気な二人に唖然  
遺族年金暮らしには やや贅沢な昼食をとりながらの三時間、
「やもめ三婆」とはBの言葉
“やもめ 後家 未亡人“
どう呼ばれたいかの話になりましたが
私はどれでも気にしませんからお好きなようにどうぞ
女のおしゃべりは
つまらない愚痴話から解りもしないのに政治経済まで
ああだ こうだと尽きることがありません
不思議なもので私の気だるさは吹っ飛んでいたようです
まったくいい加減なもんです

絵描きのBは銀髪ショートヘアーもきりりと
芸術活動に飛び歩いているらしい
Aは最近ヘアーウイッグを新調して
ボランテイア活動に忙しいという
それなのに
この松風Ⅱときたら、だらだらとその日暮らし、、、、
だらしのなさに嫌気がさす



それぞれの方向へ別れた後 
折角桜木町まで来たのだからと思いついて
横浜美術館で開催されている「メアリー カサット」展を見ようと
立ち寄ってみました



メアリーカサットは初めて知った画家ですが
ほっこりという言葉がぴったりするあたたかで美しい絵でした


  「カンテムス少女合唱団」
美術館エントランスで思いがけず
ハンガリーの美しい少女たちの合唱を聞くことができました
爽やかな歌声に20分間 気分よく耳を傾けたのですが
美術館を出た途端の熱気にはまいりましたね
家に戻ると再び倦怠感がやって来ます







軽度の「シックハウス症候群」+気候 
更に加えて加齢と診断されました 
もうしばらくご無沙汰いたしますがどうぞご容赦ください