松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

67年振りの友と

2017-06-16 18:48:48 | 友人
北海道に住む友人と67年振りに再会しました
横濱出身の彼女は父親の仕事の関係から各地を歩きました
私も転勤族の父を持つ娘、あちこち転校している内に
忘れるともなく忘れていたクラスメート

ところが12年前
ひょんなことからメールのやり取りが始まりました
メールの中には写真もありますが
横浜駅での再会はお互いの姿に唖然とするほど、
67年の歳月は実に長いと実感します
しかし、
直ぐに「歳をとったわね~」と笑えるのも
メールや年賀状の交換があったからでしょう

早目の夕食は桜木町の古い和食の店で
少しばかりのビールにほんわりとして
夜風を受けて横濱の街を歩きながら
”懐かしい懐かしい”を繰り返しています
私も横浜の夜は久しぶりのこと
お互いの身の上話 世間話 思い出話は
尽きることなく大好きな街灯も夜景も撮ることを忘れていました

ずっと以前に撮ったハマの街灯






帰宅は夜の10時
あら~、電気がつかない
さてはグローランプが切れたのか
買い置きのランプと蛍光リング取り替えてみても
やっぱりつかない
せっかくのお客さまなのに何としたことか
考えてみるとこの照明器具は30年も使ったしろもの
買い替え時かも知れません
今夜は隣の部屋の明かりと電気スタンドで何とか凌ぎ

夕食が早かったので二人して
ありあわせのカップ麺と発砲酒で空腹を満たし
まだまだ話しは続きます
ようやく寝息が聞こえたのは日が変わって大分経ってからのこと


翌日午後 機嫌よく彼女は娘さんの家に行きました

旧友たちは元気でした

2016-07-31 06:07:13 | 友人
横浜に住む友人Aから
故郷の同級生Bが出掛けてくるので会いたいという連絡がありました

ひぇ~!どうしてこんなに暑い時期に出てくるの?
倦怠感にすっぽりと包まれた体で待ち合わせました
AがいなければBは解らないほどお互いの外見は変わっています
それは高校卒業以来60余年の歳月を経ているのですから
仕方ないことですが
ダウンしそうな私を除いた二人は暑さなどヘイチャラと元気印そのもの

年齢的にさぞ湿っぽい話になるだろうと思いきや
彼女たちを目の前にして“merry widow ”が浮かぶほど陽気な二人に唖然  
遺族年金暮らしには やや贅沢な昼食をとりながらの三時間、
「やもめ三婆」とはBの言葉
“やもめ 後家 未亡人“
どう呼ばれたいかの話になりましたが
私はどれでも気にしませんからお好きなようにどうぞ
女のおしゃべりは
つまらない愚痴話から解りもしないのに政治経済まで
ああだ こうだと尽きることがありません
不思議なもので私の気だるさは吹っ飛んでいたようです
まったくいい加減なもんです

絵描きのBは銀髪ショートヘアーもきりりと
芸術活動に飛び歩いているらしい
Aは最近ヘアーウイッグを新調して
ボランテイア活動に忙しいという
それなのに
この松風Ⅱときたら、だらだらとその日暮らし、、、、
だらしのなさに嫌気がさす



それぞれの方向へ別れた後 
折角桜木町まで来たのだからと思いついて
横浜美術館で開催されている「メアリー カサット」展を見ようと
立ち寄ってみました



メアリーカサットは初めて知った画家ですが
ほっこりという言葉がぴったりするあたたかで美しい絵でした


  「カンテムス少女合唱団」
美術館エントランスで思いがけず
ハンガリーの美しい少女たちの合唱を聞くことができました
爽やかな歌声に20分間 気分よく耳を傾けたのですが
美術館を出た途端の熱気にはまいりましたね
家に戻ると再び倦怠感がやって来ます







軽度の「シックハウス症候群」+気候 
更に加えて加齢と診断されました 
もうしばらくご無沙汰いたしますがどうぞご容赦ください