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松風Ⅱ

茅ケ崎の風日記Part2

小さい春が来た

2018-02-26 08:31:50 | 墓参
24日、一日だけ春が来たような穏やかな日でした
”今日行かずにいつ行くのか”と
気になっていたお墓参りに出かけました
久しぶりに乗った東海道線列車は珍しくがら空き、
大船駅で乗り換えたバスの乗客も三人だけ
お彼岸には早い時期
公園墓地も人の気配はなく静まり返っています
遠くで読経の声が聞こえます
お線香の匂いが漂ってくるのは誰かの法要なのか

参道際の石塀に沿ってすみれを見つけました


少し離れたところにはぽつんと顔を出すフキノトウ

こちらの民家の庭の大きな木これは辛夷でしょうかね
たくさんの蕾が付いています
毎年楽しませてもらっているのに
白木蓮と辛夷の違いがどうもよくわからないのです



気ままにお墓掃除をしながら感じたこと
連れ合いを亡くした時
お墓があってよかったと思ったのですが
今、だらだら坂を上がるのも辛くなり
草取りはさらに苦しく
一人で来られなくなる時は目の前にきています
名義は息子になっているのですが
その息子もやがて還暦、
孫の代になればどうなることやら、、、、
これはロッカー式のお墓にしておけばよかったかなと思うのです
まあ、そのころは私はとうに墓の中の住人、
残った者が良きに計らえと
つまらないことを考えながら気ままに掃除を済ませ花と水を供え、
三月には早咲き桜が咲くかしら、また来てみようと思うのでした


墓地の草取りは大変です

2017-07-07 13:46:30 | 墓参
宗教色のない我家のお墓は
広い公園墓地の一角にあります
佛行事には関係なくても
お盆が近くなり草取りに行かなければと思いながら
今日行こうか明日にしようかと
一日延ばしになっていました

涼しい朝のうちにと、思い切って一番バスに乗りました
ウイークディーなので電車は混むだろうと
覚悟していましたが思った通り
15両電車はラッシュアワーとはいかないまでも
座席が空いている筈がありません
座ったお父さんサラリーマンは目を瞑り
立つ若者や学生はスマホに見入り
車内は話し声もなく意外に静かなのです

6時40分、
乗り換えたバスはさすがにがら空き
墓地に着いた途端、あゝ今日来てよかった
敷地一面に草がはびこっています
荷物を置くと早々に草との戦闘状態に突入
伸びた草の根は深く
わたしの軟な腕ではとても引き抜くことは出来ません
思いついて撒いた水で効果はてきめん
しかし、雑草の生命力は実に大したものです
両の手は爪の中まで土だらけ
悪戦苦闘の末、ようやく私に凱歌が上がりました
手を洗い水を飲み一休み

子どもたちと一緒ではなかなか思うように草取りが出来ず
苛立つのですがこの日はゆっくり思うが儘に
墓掃除が出来ました、
信仰心のない人間でもきれいになったお墓を見るのは
気持ちのよいものです

雑草に混じって芽生えていた小さなモミジを持ち帰ります


いつも来る度に蝶やバッタを見かけるのですが
この日は蝶が出迎えてくれました


春の花が終わって色のない公園墓地ですが
参道際のお宅には
よく手入れされた花がお参りの人を慰めてくれます



その日の夕方、
西の空の雲間に光るピンク色


今、気がついたのですが
七夕だったのですね
以前、パソコン教室で習ったホトミックスを使って
遊びながら作った絵が出てきました