『臨場 劇場版』(2012年/橋本一監督)を見た。
物語は、「無差別通り魔事件の殺人犯・波多野進(柄本佑)は心神喪失が認められ、刑法第39条により無罪となった。事件から2年後、裁判を無罪判決へ導いた弁護士・高村則夫(菅原大吉)と精神鑑定を行った精神科医・加古川有三(デビット伊東)の2人が何者かに殺される。同一人物の犯行であると推測されたことから、警視庁と神奈川県警の合同捜査本部が立ち上がったが、高村を司法解剖した警視庁刑事部鑑識課・倉石義男検視官(内野聖陽)は、被害者の死亡推定時刻を断定できず、二通り考えられることを不思議に思い・・・」という内容。
まったく知らなかったのだが、これは2009年と2010年に計21話放送された同題名のテレビドラマを映画化したものらしい。
主要な登場人物の人間性や背景などについては特に詳しく描かれてはいなかったのだが、それほど複雑なものでは無いらしかった。
警察の捜査についての詳細を描いている少し狭い世界での物語なので、こじんまりとした展開になってしまうのは仕方がないところなのだろうが、主人公・倉石検視官の自由奔放な働きぶりは枠から外れ過ぎていて、違和感を覚えるほどだった。
時代劇に登場しがちな、気難しくて人当たりが悪いのだけれども、実は人間味が深く腕の良いお医者さん。
そのようなイメージを抱かせる主人公を現代の警察組織にはめ込んだ感じだ。
こういう人の部下・小坂留美検視官心得(松下由樹)は、無茶苦茶大変なことだろう。
(^_^;)
無差別通り魔事件の被害者・関本好美(前田希美)の母親・直子(若村麻由美)は、事件から2年が経っても依然ショックから立ち直れずにいたのだが、事件直後の遺体と対面する場面では、事実を受け止めることの難しさが描かれていて、この場面はどうにも切なすぎるエピソードだった。
物語は、「無差別通り魔事件の殺人犯・波多野進(柄本佑)は心神喪失が認められ、刑法第39条により無罪となった。事件から2年後、裁判を無罪判決へ導いた弁護士・高村則夫(菅原大吉)と精神鑑定を行った精神科医・加古川有三(デビット伊東)の2人が何者かに殺される。同一人物の犯行であると推測されたことから、警視庁と神奈川県警の合同捜査本部が立ち上がったが、高村を司法解剖した警視庁刑事部鑑識課・倉石義男検視官(内野聖陽)は、被害者の死亡推定時刻を断定できず、二通り考えられることを不思議に思い・・・」という内容。
まったく知らなかったのだが、これは2009年と2010年に計21話放送された同題名のテレビドラマを映画化したものらしい。
主要な登場人物の人間性や背景などについては特に詳しく描かれてはいなかったのだが、それほど複雑なものでは無いらしかった。
警察の捜査についての詳細を描いている少し狭い世界での物語なので、こじんまりとした展開になってしまうのは仕方がないところなのだろうが、主人公・倉石検視官の自由奔放な働きぶりは枠から外れ過ぎていて、違和感を覚えるほどだった。
時代劇に登場しがちな、気難しくて人当たりが悪いのだけれども、実は人間味が深く腕の良いお医者さん。
そのようなイメージを抱かせる主人公を現代の警察組織にはめ込んだ感じだ。
こういう人の部下・小坂留美検視官心得(松下由樹)は、無茶苦茶大変なことだろう。
(^_^;)
無差別通り魔事件の被害者・関本好美(前田希美)の母親・直子(若村麻由美)は、事件から2年が経っても依然ショックから立ち直れずにいたのだが、事件直後の遺体と対面する場面では、事実を受け止めることの難しさが描かれていて、この場面はどうにも切なすぎるエピソードだった。