仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

三軒長屋 / 柳亭市馬(四代目)

2018年03月19日 | エンタメ
落語『三軒長屋』柳亭市馬
噺は、「九尺二間の三軒長屋。取っ付きが鳶の頭・政五郎。真ん中が質屋・伊勢屋勘右衛門のお妾さん。一番奥に剣術道場を開いている楠運平橘正国(くすのきうんぺいたちばなのまさくに)という先生が住んでいる。ある日、鳶の辰が喧嘩の仲裁をしなければならないので二階を貸してほしいと、頭の所にやって来た。頭が不在だったので、あねさんと慕う政五郎の女房と交渉するのだが・・・」という内容。
喧嘩をするんじゃないよ、静かにするんだよ、お前は酒を飲むんじゃないよ等と言ったところで、威勢のいい鳶職の連中だ。
顔を立てる立てない、でかいツラするな、俺の酒が飲めねぇのか、なんてことになると、おとなしくするという約束など守れる訳がない。
内輪もめが始まってしまうのは時間の問題だ。
(^_^;)
演者の四代目柳亭市馬師匠は、五代目柳家小さん(1915年~2002年)師匠の弟子。
共に剣道家であるといい、「剣道をやっていたから弟子になれた」なんてことらしいのも面白い。
(^_^)