仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

平成25年第3回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その1)

2013年03月04日 | 社会・政治・経済
平成25(2013)年2月21日(木)午後1時30分から、【留萌南部衛生組合議会 平成25年第3回議員協議会】が開催された。
この日の協議事項は「(1)最終処分場被覆施設倒壊にかかる今後のスケジュールについて」、「(2)平成25年4月1日からのごみ処理について」、「(3)有害鳥獣焼却施設について」、「(4)第1回定例会付議事件について」の4件。
議員協議会はいつもの通り菅○組合議長の進行で、まず、「(1)最終処分場被覆施設倒壊にかかる今後のスケジュールについて」は、事務局から"資料1"を基に説明が行われた。
それによると、第三者調査委員会を設置する倒壊の原因調査は平成25年4月中旬頃を目処とし、倒壊した被覆施設の除雪・解体工事は4月上旬に(埋立区画1から)着手、6月中旬までには終了させる予定とのこと。
設計見直しについても平成25年4月中旬頃を目処として、建築確認申請又は変更申請を6月中旬頃までに完了、工事は"基礎・アンカー復旧工事"、"被覆施設建設工事"、"遮水シート、保護土、配管等工事"、"電気設備・機械設備工事"、"試運転・調整"を経て、平成26(2014)年4月1日に供用開始とする予定が示された。
資料では"試運転・調整"の終了が1月末とされていたが、これまでにも報告されていた工事の慢性的な遅延状況を考えると、本当にこれで大丈夫なのかとも考えてしまうので、今後天災等のアクシデントが起きないことを祈るばかりである。
「(2)平成25年4月1日からのごみ処理について」は、"資料2"を基に説明があり、"資料1"で「新たな分別(22種類)の開始・収集運搬は当初予定の通り平成25年4月1日から開始する」ことを確認したうえで、「不燃・埋立ごみ・可燃埋立ごみ処理は各市町の最終処分場へそれぞれ搬入する」、「粗大ごみについては、増毛町は増毛町最終処分場へ、留萌市・小平町は留萌市の美サイクル館ストックヤードで一時保管する」とされていたが、予定通り平成25年4月1日より稼動する「"生ごみ中間処理施設"(小平町)から出る"残渣"(生分解性でないラップ、プラスチック等)は増毛町最終処分場への埋立処分とする」との説明がされた。
処理量がほぼ限界であると聞いていた留萌市最終処分場(80,500㎥)と小平町最終処分場(20,400㎥)だが、10%未満の処理量の変更が可能であるらしく、"制度上は可能であるから"という理由付けで苦肉の策が取られるようである。
「(3)有害鳥獣焼却施設について」は、"資料3"を基に説明が行われ、「小平町一般廃棄物最終処分場ストックヤード内に建設する」、「建設事業費3,344万4,000円、管理費857万6,000円」、「建設費負担割合はごみ処分場建設負担割合(平成25年度予算書によると留萌市2,107万円、増毛町668万9,000円、小平町568万5,000円)、管理費負担割合は全体ごみ処理量(有害鳥獣を含む)により算定する」とのことであった。
これらごみ処分場の関係では被覆施設の崩壊事故を原因とする諸々の負担増に関して質問が出され、「まだ決定はしていないが、今後かかる経費から、予定通りに供用開始した場合でも(元々)掛かっただろう経費(約4,000万円)を差し引いた差額分を"大〇・堀〇・北〇特定建設工事共同企業体"(JV)が負担する方向で、留萌南部衛生組合がJVと協議する」(要旨)との事務局答弁であった。

つづく
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