仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

教員免許が更新制になるらしい

2005年08月06日 | 社会・政治・経済
『北國新聞』によると、『教員免許の更新制を議論している中教審のワーキンググループは5日、現職教員を更新制の対象から外し、新たに免許を取得する人について約10年ごとに更新することで一致した』とのこと。
しかし、『更新制の導入時期や講習の具体的な内容は引き続き検討する』とのことなので、近い将来にということであって即刻実施ということではないらしい。
また、『現職教員は、更新を前提としない免許制度の下で免許を取得していることから適用を見送った』とのことだが、これは現職教員についても必要なことではないだろうか。
昨日8/5の『読売新聞』に、『鳥取県湯梨浜町の町立東郷小学校(小谷達樹校長)で、50歳代の女性教員が約7年間にわたり、担任クラスの児童に給食を素手で食べさせていたことが5日、わかった。県弁護士会が人権侵害行為として、教諭と小谷校長に警告書を出した』との記事があったように、現職の教員にも問題がある人がいることは分かっているし、それは若い教員ではなくて、中堅やベテランの教員であることが多いからだ。
ちなみに、この50歳代女性教員の記事は、『県弁護士会によると、この教員は同小に赴任した1997年から昨年7月まで、食事の遅い児童に「食器を片付けるからハンカチかティッシュペーパーを出せ。なければ手を出せ」と指示し、ご飯やおかずをハンカチや手で受けて食べさせていた。このため、一時的な不登校や心的外傷後ストレス障害(PTSD)とみられる症状を訴える児童もいるという』と続いている。
この教員は、家畜の大量生産でもしているつもりだったのかね。
例えば小学校の低学年でも、成長途中とはいえ一人の人間であるし、それは毎日接している担任の教員であるならば、仁左衛門がどうこう言わなくても充分理解できているはずだと思うのだが、違うのかな。
児童の人格というものは認めていなかったのかな。
ニワトリやウシじゃなくて人間を育てているんだから、もっと何とかならないものなのかねぇ。