2009年6月12日のブログ記事一覧-さくらんひめ東文章
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さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

2009年06月12日 | 音♪楽♪
私は、ヨーヨー・マのファンであるが、
だからと言ってクラシックに強いわけではない。

今日アマゾンに注文していたCDがやっと届いた。
「アンチェル指揮:ヤナーチェクのシンフォニエッタ」だ。
(本と違うが、チェコ・フィルでこれが一番お安い価格だったので…)

「1Q84」の冒頭に出てくる管絃楽曲なのだ。
もちろん私は、このチェコの作曲家もこの楽曲も知らなかったが
「壮麗なファンファーレ」とやらをぜひ聴いてみたくなり
本を読み始めてすぐに注文したのだが、在庫がなかったのか
とっくに本を読み終えてしまった今日に届いた(笑)

本の方は大ベストセラーのようなので、私のように
「ヤナーチェクのシンフォニエッタ」ってどんな曲?
みたいな特需があって、在庫が間に合わなかったのかも(笑)

本の方ももシンフォニエッタも
作家・作曲家の特有の発想によるユニークな形式とでもいえばいいのか?

でもこの「シンフォニエッタ」は実際に交響楽団の
生の演奏を聴きたいし見たいと思った♪
絶対に面白いし楽しめると思う♪♪♪


銀座はちみつマカロン♪♪♪

2009年06月12日 | 今日のおやつ♪

マカロンというとあの色とりどりの華やかな可愛いものが浮かぶが、
正直、あのカラーは食欲より購買欲の方を刺激するのかもしれない(笑)

やっぱり日本人は優しいナチュラルカラーでしょ♪
銀座産のハチミツを練りこんだバタークリームのこだわりのマカロン♪♪♪

銀座のビルの屋上で養蜂やってるらしいのだが、
そのハチミツかな?

珍鳥居

2009年06月12日 | 今様江戸名所図会
ビルの谷間にある金刀比羅さま

本殿の隣には「虎ノ門琴平タワー」がそびえ立つ!

創建1660年(万治3年)
丸亀藩主・京極高和が讃岐金刀比羅大神を
芝三田の江戸藩邸内に勧請したことに始まり、
その後、藩邸の虎ノ門移転ともに現在地に移ったそうだ。

ここの江戸時代から伝わる鳥居が珍しい!

珍鳥居は京都ばかりではなさそうだ(笑)

銅鳥居で、四神がついている♪
左は青龍と玄武、右に朱雀と白虎。

四条ではなく、虎ノ門交差点のすぐそばにある(笑)

2006年 夏-8

2009年06月12日 | 京都検定ノススメ -2-

~このお話は、ばあさんの夢と妄想によるフィクションです。~

トロッコ電車の嵐山駅あたりから、観光客もかなり減ってきた。
私は、以前から少し気になっていたことを歩きながらかの君にたずねてみた。

「うちの主人は京都に全然興味がないので、自分が付き合わされるよりは、
私が一人で京都に来ることに、全くと言っていいほど異存はないのですが、
伊藤さんの奥さまは、京都に一緒に来たいと仰らないのですか?」

「そういえばまだお話していませんでしたか?
私は、家内を亡くしているんですよ。もう15年になります。
娘が一人おり、結婚していて孫娘が二人おります。
近くには住んではおりますが、今は気楽なひとり暮らしです。」

「そうだったのですか… ごめんなさい。
知らないこととはいえ、立入ったことをお聞きしました。
ただ… ご一緒していると本当に楽しくて、
奥さまも伊藤さんとご一緒に楽しまれないのかなぁ?と
以前から不思議に思っていたものですから…」

「家内は45歳でガンで死にました。
とてもしっかりとしていて、ぼくに全然心配をかけない
自立した性格だったもので…
その時分、私はまだ独立していなく…とても忙しくて…
長く具合が悪かったんでしょうが、全然気がつかなくて、
家内を連れて病院に行った時は、すでに末期でした。
それからはあっという間で、その当時は本当に辛かったです。」

どちらからともなく、私たちは常寂光寺の山門にすいこまれていった。

「何と言ったらいいんでしょうか。
お辛い過去を思い出させてしまいました。
本当にごめんなさい。」
奥さまの面影をたどるように静かに話すかの君をみて、
私はとんだ質問をしてしまったと
本当に申し訳なく次の言葉がでなかった。

「とんでもありません。いいんですよ。
それに、あなたにまだ話していなかったことがありました。」

「・・・・」

その時の私たちは、常寂光寺を拝観するというより、
ただその静かな佇まいの中で話を続けたいという思いだったのだろう。
茅葺の仁王門をくぐり、石段を上りきったところで、
市内をながめながら話を続けた。

「不思議なことにあの夏の日、浴衣の君、
つまりあなたが家内にみえたんですね。
だから、自分がお財布を届けようとしたのか?
おもわず追いかけてしまったんです。
東京はちょうどお盆だし、墓参りもできず、
仕事で京都に来ていたので、きっと気になっていたのでしょう。
あの時に、一緒に歩いた京の町、一緒に観た京の祭。
私には、家内が戻ってきてくれたようで、
本当にうれしかったんです。
あっ、こんなこと言ってすいません。
あなたには、失礼なことだし、
気分悪くさせちゃちゃったかなぁ…」

「いいえ、素敵なお話です。
ご主人に今でも愛されている奥さまは
本当にお幸せでうらやましいです。
あの日、お財布を届けていただいたのには、そんな訳があったんですね。」

「しかし、断っておきますが、
今、こうやってあなたとご一緒しているのは、
今でもあなたと家内をだぶらせて
さみしさを紛らわしているわけではありませんから、
それだけは決して誤解はなさらないでくださいね。
京都検定翌日のあの再会以来、今の私は…
家内とは全く性格の違う、あなた自身に惹かれはじめているんです…」

「・・・・。

あぁ…せっかくここまで来て、まだ本堂にお参りしていませんでした。
次回の伊藤さんとの百人一首対決のためにも、
定家さんの軒端寺にあやかってちゃんとお参りしてこよう!」

一瞬の沈黙のあと、
私は、かの君の最後の言葉が理解できなかったかのように
その場から、ひとり本堂にお参りにいった。
胸がドキドキしていたが、とにかく平静を装った。
せっかく、1級を目指す同志として楽しく京都をまわっているのを、
かの君の思いもかけない告白のおかげで、
妙に気まずくなってしまうことを案じたからだった。

「そうでした!重文の多宝塔もせっかくだから写真撮らなきゃね。」
慌てて写真を撮りだしたかの君もなんとなく私の思いを悟ったようで、
それからの私たちは、何事もなかったようにお互いがふるまった。

時間も押してきたので、常寂光寺から、
つとめて冗談を言い合いながらどこへも寄らずに滝口寺を目指した。

「あなたもずいぶんと負けずぎらいですねぇ~
さっきの対戦でぼくに負けたのを本気で悔しがっていたでしょ!」

「だって…伊藤さんが凄すぎて、
全然太刀打ちできなくて本当に悔しいんですもの。
でもすごく面白かったですねぇ。
次回のために、百人一首の勉強をしなくては!」

「ダメダメ、今われわれが目指すのは1級合格ですから。
他に目をくれてはいけません。」

「そうでした!
でも私たちって、勉強のために京都まわっているはずなのに、
なんかテキスト中の見るべきものを見ていないって感じしません?」

「だとしたら、それは、ひとえにあなたのせいだ!」

「どうして?それってひどくないですか?」

「だって、あなたが脱線させるようなことばかり持ち出して…
勧修寺で記憶に残ったのは、睡蓮と蓮の見分け方だけだなぁ…」

「ずいぶんと意地悪ですね。
だいたいそれに乗ってきちゃう伊藤さんが悪いんです!
私だって随心院では、「傾城」と「傾国」の美人の違いしか覚えていません。
これからは、危ない方向に行きそうになったら、
しっかり軌道修正してくださいね。」

「承知!」といってかの君はまた大きな声で笑った。

(どうしてこんなに楽しいんだろう?
私だって、本当はあの祇園祭の日以来、あなたに惹かれている…)


37日目

2009年06月12日 | ダイエット

キンミズヒキ

托葉好き第三弾(笑)
大きく撮っていないので、よく見ないとわからないかも?
ミズヒキとは違うバラ科の仲間。

体重 61.3キロ
体脂肪 35.8

深夜、テレビでサラ・ブライトマン観ていたので眠い!
ウエストどうしてあんなに細いの?