南座の顔見世初日の幕があきましたね。
上演時間もアップされて、昼夜拝見するとなると、
朝の10時30分から夜の10時30分まで、12時間南座に滞在することになるようです(笑)
昨日、夕刊を読んでいた主人が、「顔見世の記事が出ているよ!」と
文化面のところをわざわざ持ってきてくれたのであるが、
「顔見世に出演60回」という片岡秀太郎丈のお話が掲載されていた♪
13世のご次男、当代仁左衛門丈のお兄さまである秀太郎丈も大好き!
古風な佇まいの中にも艶やかさがある立女方で、
今、「廓文章」のおきさ役は秀太郎丈以外には考えれらないくらい素敵である♪
出演60回というのは、現役俳優さんの中では最多で記録更新中であるとか。
初演の時の想い出や13世との想い出などを語っておられ、
また、松嶋屋さんが指導役であった「素人顔見世」のこともあった。
東西の歌舞伎俳優が勢ぞろいする南座顔見世。
歌舞伎座が休場となっている今、想いはつのるばかりである(笑)
上演時間もアップされて、昼夜拝見するとなると、
朝の10時30分から夜の10時30分まで、12時間南座に滞在することになるようです(笑)
昨日、夕刊を読んでいた主人が、「顔見世の記事が出ているよ!」と
文化面のところをわざわざ持ってきてくれたのであるが、
「顔見世に出演60回」という片岡秀太郎丈のお話が掲載されていた♪
13世のご次男、当代仁左衛門丈のお兄さまである秀太郎丈も大好き!
古風な佇まいの中にも艶やかさがある立女方で、
今、「廓文章」のおきさ役は秀太郎丈以外には考えれらないくらい素敵である♪
出演60回というのは、現役俳優さんの中では最多で記録更新中であるとか。
初演の時の想い出や13世との想い出などを語っておられ、
また、松嶋屋さんが指導役であった「素人顔見世」のこともあった。
東西の歌舞伎俳優が勢ぞろいする南座顔見世。
歌舞伎座が休場となっている今、想いはつのるばかりである(笑)
今、一番楽しみにしている展覧会が千葉市美術館の
「帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展」だ。
2010.12.14~2011.1.23
若冲と奇想の画家たち
琳派の多彩
白隠と禅の書画
自然との親しみ
理想の山水
楽しげな人生
日本で初めて本格的にギッター・コレクションの全容が紹介されるようで
本当に楽しみ♪楽しみ♪
「帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展」だ。
2010.12.14~2011.1.23
若冲と奇想の画家たち
琳派の多彩
白隠と禅の書画
自然との親しみ
理想の山水
楽しげな人生
日本で初めて本格的にギッター・コレクションの全容が紹介されるようで
本当に楽しみ♪楽しみ♪
昨日は黙阿弥の千穐楽で、今日は近松の千穐楽。
国立劇場で「通し狂言国性爺合戦」を拝見した。
今回の歌舞伎検定の問題にもあったが、近松の時代浄瑠璃の最高傑作といわれ、
正徳5年初演されたものが大ヒットして、翌年すぐに歌舞伎として京・大阪で上演されたそうであるが、
大明御殿や獅子ケ城のエキゾチックさと千里ケ竹の虎との格闘など、江戸時代の人々が魅了されたのも肯ける。
團十郎丈の20年ぶりの和藤内、藤十郎丈の37年ぶりの錦祥女。
いろいろとご心労が増えてしまった団十郎丈であるが、
和藤内の隈どりも1本隈も二本隈も実にお似合いで、
大きくて立派でやはり荒事の宗家の風格を感じた。
大向こうから「待ってましたぁ!」「たっぷり!」などと沢山声が掛かっていた。
藤十郎丈の錦祥女も品格と、孝行の情がにじみ出ていて素晴らしかった。
梅玉丈の甘輝と東蔵丈の和藤内母渚も実に良かった。
芝居の中で、御殿の官女たちが、母渚の着物などが可笑しいと笑う場面があるが、
当時の江戸の人々も唐土の風俗がさぞ面白く思ったことであろう。
和藤内が官人たちの月代を剃ってしまうのもきっと大笑いで観ていたことだろう。
現在でも千里ケ竹の虎が出てくると場内が沸く(笑)
たぶんこの時代では、本物の虎もみたことないはずであるから、
虎さんもきっと興行中は大の人気者であったのだろう。
ビジュアルもスペクタクルな要素も盛りだくさんであるが、
近松が描きたかったのは、勇者たちの影に犠牲となる母や妻たちなのかな?
とも思った。
国立劇場で「通し狂言国性爺合戦」を拝見した。
今回の歌舞伎検定の問題にもあったが、近松の時代浄瑠璃の最高傑作といわれ、
正徳5年初演されたものが大ヒットして、翌年すぐに歌舞伎として京・大阪で上演されたそうであるが、
大明御殿や獅子ケ城のエキゾチックさと千里ケ竹の虎との格闘など、江戸時代の人々が魅了されたのも肯ける。
團十郎丈の20年ぶりの和藤内、藤十郎丈の37年ぶりの錦祥女。
いろいろとご心労が増えてしまった団十郎丈であるが、
和藤内の隈どりも1本隈も二本隈も実にお似合いで、
大きくて立派でやはり荒事の宗家の風格を感じた。
大向こうから「待ってましたぁ!」「たっぷり!」などと沢山声が掛かっていた。
藤十郎丈の錦祥女も品格と、孝行の情がにじみ出ていて素晴らしかった。
梅玉丈の甘輝と東蔵丈の和藤内母渚も実に良かった。
芝居の中で、御殿の官女たちが、母渚の着物などが可笑しいと笑う場面があるが、
当時の江戸の人々も唐土の風俗がさぞ面白く思ったことであろう。
和藤内が官人たちの月代を剃ってしまうのもきっと大笑いで観ていたことだろう。
現在でも千里ケ竹の虎が出てくると場内が沸く(笑)
たぶんこの時代では、本物の虎もみたことないはずであるから、
虎さんもきっと興行中は大の人気者であったのだろう。
ビジュアルもスペクタクルな要素も盛りだくさんであるが、
近松が描きたかったのは、勇者たちの影に犠牲となる母や妻たちなのかな?
とも思った。
吉例顔見世大歌舞伎 昼の部を拝見した。
都ではまねき上げが行われたようですが、お江戸の方は千穐楽。
南座のずらりと並んだ庵に比べて、演舞場の顔見世の庵はさびしげです(笑)
演目の方は、「天衣上野初花」の通しだ。
なかなか通しでは上演する機会が少ないので、河内山と直侍の関係がわかりにくいが、
今回拝見してあらためてなるほど~と納得(笑)
個人的には播磨屋さんの河内山が風格があって一番好きであるが、仁左衛門丈の演じられた
寛永寺使僧になりすました河内山が品格あって忘れられない。
高麗屋さんの河内山はあえて「小悪党」というキャラを出した芝居なのかもしれない。
時蔵丈の三千歳も良かったが秀逸なのは直侍の菊五郎丈♪
松江公の錦之助丈も品格があって、腰元浪路への執着が良く出ていた。
家老の彦三郎丈が実に風格があった。
田之助丈の丈賀もどくどくの雰囲気があった。
河竹黙阿弥の味が特に出ているのは、「入谷村蕎麦屋」や「大口屋寮」の場で、
当時の江戸の生活様式が良く表現されていて楽しめる♪
大口屋寮内で、段四郎丈演ずる金子が部屋の襖絵や屏風を
「文兆か?抱一か?」と云うのに
「崇谷さん」と答える場面があって、
高崇谷という江戸の絵師のことが気になってしまった(笑)
暗闇の丑松の團蔵丈、御紋が出題されてましたね。
都ではまねき上げが行われたようですが、お江戸の方は千穐楽。
南座のずらりと並んだ庵に比べて、演舞場の顔見世の庵はさびしげです(笑)
演目の方は、「天衣上野初花」の通しだ。
なかなか通しでは上演する機会が少ないので、河内山と直侍の関係がわかりにくいが、
今回拝見してあらためてなるほど~と納得(笑)
個人的には播磨屋さんの河内山が風格があって一番好きであるが、仁左衛門丈の演じられた
寛永寺使僧になりすました河内山が品格あって忘れられない。
高麗屋さんの河内山はあえて「小悪党」というキャラを出した芝居なのかもしれない。
時蔵丈の三千歳も良かったが秀逸なのは直侍の菊五郎丈♪
松江公の錦之助丈も品格があって、腰元浪路への執着が良く出ていた。
家老の彦三郎丈が実に風格があった。
田之助丈の丈賀もどくどくの雰囲気があった。
河竹黙阿弥の味が特に出ているのは、「入谷村蕎麦屋」や「大口屋寮」の場で、
当時の江戸の生活様式が良く表現されていて楽しめる♪
大口屋寮内で、段四郎丈演ずる金子が部屋の襖絵や屏風を
「文兆か?抱一か?」と云うのに
「崇谷さん」と答える場面があって、
高崇谷という江戸の絵師のことが気になってしまった(笑)
暗闇の丑松の團蔵丈、御紋が出題されてましたね。
タルトシトロンを頂いたお店の絶品クロワッサン♪
さっくり感がありながらしっとり感もあってバターの風味ともども絶品であった♪
パリで3本指に入るパン職人のお店だそうだ。
地下の工房で作っておられる焼き立てのパンを頂けるのも嬉しい♪
さっくり感がありながらしっとり感もあってバターの風味ともども絶品であった♪
パリで3本指に入るパン職人のお店だそうだ。
地下の工房で作っておられる焼き立てのパンを頂けるのも嬉しい♪
昨日は、午前中雨が降り、ちょうど試験が終わった頃に晴れてきたので、
雨上がりの美しい紅葉が見たくなり、帰りに新宿御苑によってみた。
30年ぶりぐらいになる新宿御苑。
すっかりと忘れていたが一周してみるとずいぶん大きな公園である。
サザンカとツワブキが見ごろになっており、十月桜も可愛い花を沢山つけていた。
紅葉もかなり進んでおり、場所によっては燃えるような赤い楓やまだまだ緑のもの、
緑から黄緑そして先の方が紅くなっている楓がやはり私は一番好き♪
カエデやモミジに加え、銀杏・ユリノキ・プラタナス・ケヤキ…
様々な木々の様々な色が混じり合ってまさに錦織なすという風情であった。
雨上がりの美しい紅葉が見たくなり、帰りに新宿御苑によってみた。
30年ぶりぐらいになる新宿御苑。
すっかりと忘れていたが一周してみるとずいぶん大きな公園である。
サザンカとツワブキが見ごろになっており、十月桜も可愛い花を沢山つけていた。
紅葉もかなり進んでおり、場所によっては燃えるような赤い楓やまだまだ緑のもの、
緑から黄緑そして先の方が紅くなっている楓がやはり私は一番好き♪
カエデやモミジに加え、銀杏・ユリノキ・プラタナス・ケヤキ…
様々な木々の様々な色が混じり合ってまさに錦織なすという風情であった。
今日、朝父とケンカした。
そして昼過ぎに仲直りの散歩に出た。
30分ほど公園で魚釣りを見て、美術館に行った。
美術館では今日は展示を拝見せず、休憩室で缶ジュースを購入して一休み。
休憩室には、各美術館の展覧会のパンフレットや
手にとって拝見できる美術書などがあるので、
昭和44年度初版発行の「原色日本の美術 南画と写生画」を父と拝見した。
応挙の昆虫の写生画や若冲の画など二人であれこれ云いながら楽しませてもらった。
父が開いているのは芦雪の描いた様々な鳥の画
かなりインパクトのあるものであった。
そして昼過ぎに仲直りの散歩に出た。
30分ほど公園で魚釣りを見て、美術館に行った。
美術館では今日は展示を拝見せず、休憩室で缶ジュースを購入して一休み。
休憩室には、各美術館の展覧会のパンフレットや
手にとって拝見できる美術書などがあるので、
昭和44年度初版発行の「原色日本の美術 南画と写生画」を父と拝見した。
応挙の昆虫の写生画や若冲の画など二人であれこれ云いながら楽しませてもらった。
父が開いているのは芦雪の描いた様々な鳥の画
かなりインパクトのあるものであった。