~このお話はばあさんの夢と妄想によるフィクションです。~
しかし思いがけずに、8月の五山の送り火もかの君の伝手で、
いつものホテルが予約でき、16日の朝に私は東京を発った。
銀閣寺で護摩木を奉納して、送り火は鴨川辺りで、
その後、壬生寺の中堂寺六斎を観ようという計画であった。
かの君は仕事で前日から京都に滞在していたので、
お昼少し前に、銀閣寺の門前で私たちは待ち合わせをした。
この日も大変暑い日であった。
ホテルで白い麻のワンピースに着替えた私は、
汗だくでかの君に会うのがいやだったので、
銀閣寺の近くまでタクシーでいくことにした。
約束の時間より前についたのに、スーツ姿のかの君は
すでに門前のテントの傍で汗を拭き拭き待っていた。
「暑い中、お待たせしてごめんなさい。」
「いや、せっかちなもので、私が早く来すぎました。
今日もあの時のように暑いですね。
なのにあなたは、いたって涼しげで優雅な佇まいだ。」
(やはりタクシーにして良かった!)
二人は、早速火床で焚かれると病が治るという護摩木に
「先祖代々供養」「家内安全」などと書いて納めた。
ほかにも松割木という薪のような大きなものもあった。
「まだ仕事のアポまで、ちょっと時間があるので、
せっかくなので銀閣寺も拝観して行きましょう」
総門を入って直ぐにある銀閣寺垣が私は好きだ。
夏の日差しの中、銀閣のこけら葺き屋根に白い百日紅が映えて美しかった。
今までは、なんとなく枯れた味わいがいいなぁなんて
知識のないままに見ていた銀閣をかの君は
東求堂も含めて、屋根の反り具合、軒の深さなどを
建築設計の立場から「美」を語ってくれた。
きっと私は、そんなかの君をうっとりと見つめていたに違いない。
かの君は7時頃ホテルに迎えに来ると言い、この後また仕事にもどった。
私はかの君と別れたあと、寺之内通にある日蓮宗のお寺めぐりをした。
(あぁ…かの君と一緒だったら、いろいろと教えてもらえるのになぁ…)
初めはそんなふうにも思ったが、どのお寺も想像以上の大寺だったので、
いつのまにか昼ご飯も忘れ、洛中が「皆法華」であった昔を思いながら
あちこちとまわって、ホテルにもどったのは5時を過ぎていた。
ナギ
奈良の春日大社には、樹齢1000年のナギの純林があるそうだ。
鹿に食べられないからみたい。
種子は油を多く含み灯油として、またその煤から
良質の墨を作ったらしい。
お財布に入れておくとお金が貯まるそうで
実を頂いてお財布にいれているけど、
私のところにはまわってこない(笑)
体重 60.7キロ
体脂肪 36.0
奈良の春日大社には、樹齢1000年のナギの純林があるそうだ。
鹿に食べられないからみたい。
種子は油を多く含み灯油として、またその煤から
良質の墨を作ったらしい。
お財布に入れておくとお金が貯まるそうで
実を頂いてお財布にいれているけど、
私のところにはまわってこない(笑)
体重 60.7キロ
体脂肪 36.0
物思へば 沢の蛍もわが身より あくがれいづる魂かとぞ見る
恋しい方のあとを追うように、二匹の蛍がゆらゆらと舞っていた♪
発光のメカニズムの詳しいことは知らないが、
求愛のためという説もあるらしい。
ほかの種類を装って発光して雄をおびきよせ、
食べちゃうこわ~い雌もいるらしい(笑)
昨日、遅いディナーを頂いてから、10時半ごろ蛍を見に行った。
8時ごろは、大勢の人で賑わっていた庭園も静寂さをとりもどしていた。
我が家恒例の父の日&蛍のゆうべ、
でも肝心の父たちは、はかなく光る蛍の風情には
ほとんど興味がないのであります(笑)
恋しい方のあとを追うように、二匹の蛍がゆらゆらと舞っていた♪
発光のメカニズムの詳しいことは知らないが、
求愛のためという説もあるらしい。
ほかの種類を装って発光して雄をおびきよせ、
食べちゃうこわ~い雌もいるらしい(笑)
昨日、遅いディナーを頂いてから、10時半ごろ蛍を見に行った。
8時ごろは、大勢の人で賑わっていた庭園も静寂さをとりもどしていた。
我が家恒例の父の日&蛍のゆうべ、
でも肝心の父たちは、はかなく光る蛍の風情には
ほとんど興味がないのであります(笑)