さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

トロイカといわれても・・・

2010年08月31日 | 日記
トロイカと云われると我々の年代では

雪の白樺並木夕日が映える 走れトロイカほがらかに鈴の音高く~♪

が思わず浮かんでしまう。

詳しいことは分からないが、トロイカって3頭だての馬車の事でしょ。
馬車なんだから3頭が同じ方向を向いていなければ走れないじゃない。

強い経済といいながら経済には無策の菅さん
金権体質の小沢さん
あっちへいったりこっちへきたりと八方美人の鳩山さん

民主党は、はなから方向性も全然違う人々の集まりなのだから、もういい加減にして欲しい!
早く白黒つけて分裂した方が国政のためになるのではないだろうか?

仲良しごっこはどうせ長続きはしないでしょう!

藤稔

2010年08月31日 | 美味♪
主人の兄のところからブドウを送ってもらった。

世界一つぶの大きい藤稔という種だそうで、
おちょぼ口には入りきれないほどの大きさ(笑)

我が家の面々はものぐさが多く、ブドウをあまり好まないのであるが、
皮ばなれの良さとあまりの美味しさに毎年このブドウが送られてくる日を楽しみにしている♪

いつもありがとうございます!

後祭復活

2010年08月29日 | 日記
京都新聞で祇園祭連合会理事長に就任された理事長さんが
「後祭復活」について公の場で初めて触れられたというニュースを拝見した。

写真は納涼古本市で頂いてきた1977年の祇園祭のパンフレット。
この年は巡行29基で、蟷螂山・綾傘鉾・四条傘鉾がまだ復帰されていない。

また、パンフレット初めに、祇園祭山鉾連合会会長さんが
「投げちまき」について危険防止から、
「長い伝統を断ち切ることは残念であるが、平和な祭りとして将来永く続けて行くためにも
今年より『投げちまき』を山鉾連合会で自主規制して、事故防止をはかることにしました。」
とある。

祇園祭の歴史や経緯から考えても本来この祇園祭は、山鉾町町内のためのお祭であると思うが、
観光や行政の思惑で、巡行ルート変更や先の祭りに後の祭りを吸収などという形になったが、
今度はまた、観光面で二つに分けた方が…などということになっているようで
本来長らく歴史と伝統を守ってこられた町衆たちの想いより
どうも観光行政主体の考えからその都度いろいろと変遷させられたように感じる。

今年つくづく感じたのは、ここ数年で新町通にかえってくる山鉾巡行を見物する人の数が
すごく増えた。

これはこの新町通かえってくる山鉾たちが本来の昔からの巡行の佇まいを残しているからであり、
観光用の山鉾巡行にはない魅力があるからだと私は思う。

理事長さんが「後祭を復活するかしないか、できるかできないか。
他から動かされるのではなく、あくまで祭りを執行する自分たちの問題として
取り組んでいくのが基本だ」とお話されたようであるが、

本当にもっとも!のこと。

私たち観光客は山鉾巡行を「あくまでも拝見させて頂く」立場である。

観光重視の小手先の変更ににならないで、山鉾町の方々主体の祭の方がより魅力的で、
それが大きく長い目でみた真の観光になるのではと私は思う。


東海道四谷怪談

2010年08月28日 | 歌舞伎座以外の歌舞伎
この夏はまとふも暑し夏衣あと数日の名残楽しむ

ということで昨日は頑張って夏大島で演舞場に出かけた。
額に汗してちっとも涼しげではなかったけれど(笑)

八月花形歌舞伎第三部「通し狂言 東海道四谷怪談」を拝見した。

おいろの小山三丈が出て来られると客席は一段と盛り上がって、
「大番頭!」の声がかかった♪
さすがである!

勘太郎丈が早替わり奮闘の活躍。
海老蔵丈はどうも科白まわしが気になるが、
やはりこの人独特のオーラがあって、非情なDVな悪い男のぞっとする色気がある♪
花道を通る度に、クールな横顔にばあさんは悩殺された(笑)

砂村隠亡堀の場のだんまりは、まだまだ道は遠しの感。
こういうのは、上手い下手というよりただただキャリアの積み重ねによって
味わいがでるのだろう。

今をときめく花形がそれなりに頑張ってはおられたが、
贅沢を言わせてもらえば大南北のこってりさが私には物足りなかったかな?

でもカットされた三角屋敷を舞台番猿弥丈に語らせたり、
客席を適度に恐怖に巻きこんだりとテンポもよくなかなか工夫されているので
終演9時40分もあっという間であった。

笹を切る・・・

2010年08月28日 | 日記
今日、植木屋さんに来て頂いて、ずいぶんと伸びてしまった金木犀を刈ってもらうのと、
七夕用に娘が幼稚園時代に頂いた笹が切ってもすぐに伸びてしまうのと
根もあちこちに伸びてしまうので、思い切って笹を切ってもらうことになった。

ちょっとさびしい…

花見小路に降る雪は

2010年08月27日 | 本♪
今、納涼古本市で頂いてきた本を読んでいる。

山口富美恵著「花見小路に降る雪は 祇園女の恋と意気地」

大変臨場感のある読みやすい文章♪

こんな風に書けたらいいなぁ…
素敵な恋物語に古き京都の花街の情景が織り込まれていて
半日くらいで読んでしまった。

著者の武勇伝にも楽しませて頂いたが、お祖母さまやお母さまについての章が面白く、
男女平等ではなかった時代だからこその昔の日本女性の内面の強さを感じた。

サルサ風秋刀魚のムニエル

2010年08月27日 | 美味♪
秋刀魚の不漁で価格高騰と云われているが、
昨日行ったスーパーでは、北海道産の美味しそうな秋刀魚が150円だった。

特売だったのか?お安い時に頂いておかねばね(笑)

今日は、午後から外出の予定があるので、
冷めたままでも美味しいサルサソースを使ったムニエルにしてみた。

主人は基本的に魚嫌い、洋風にするとなんとか食べてくれるが、
さてどうだろう?

残り物のネバネバ丼

2010年08月26日 | 美味♪
今日のお昼は残り物で作ったネバネバ丼。

昨日の生姜焼きの残りと、冷蔵庫の野菜室で退屈していたモロヘイヤ
それにオクラとでまたまたのいい加減料理。

最近父は少し好き嫌いが出てきているので
食べてくれないかと思ったが、思いがけなくあっという間に完食!

たしかに我ながらなかなか美味でした(笑)

日本美術のヴィーナス ―浮世絵と近代美人画―

2010年08月26日 | アート♪
出光美術館ロビーの休憩スペース。

皇居の森が見渡せていつもは開け放たれた窓も、西日と暑さのせいかブラインドが下げられていた。

猛暑に相応しく、一番目の展示は「清涼の美人」となっていて、
悩ましい美人たちの納涼姿の作品が並ぶが、
女性の私でもドキッとするほど官能的な作品もあるので、
男性なら涼しくなるどころか火照ってしまうのではと思った(笑)

「古雅の幻影」
浮世絵美人画には仏の姿や古典文学からの見立ても多いようで
歌麿や竹田春信が面白かった。

「美人たちの遊宴」では、何と言っても勝川春章の「美人鑑賞図」が面白かった。
御殿の中で大勢の美人たちが探幽の三幅を広げて鑑賞している図である。

「これがかの探幽さんの作品ですよ!」
というようにまさに軸を掛けようとしている美人。

また三幅目を箱から出そうとしている美人。

「へぇ~これが~探幽さんですかぁ~」みたいにながめている美人。

「ちょっと渋すぎませ~ん?」なんて風な美人。

鑑賞には全然興味がなく庭でおしゃべりにいそしむ美人たち

なんていろいろと状況を想像してしまった(笑)

「伝統美と革新のあいだ」
松園も清方も大好きなので、とても楽しませて頂いた。
拝見したのは前期なので、後期の北野恒富も拝見したいが、期間中にいけるだろうか?