さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

日本の美と出会う~琳派・若冲・数寄の心~

2009年06月11日 | アート 伊藤若冲♪♪♪

大阪・京都からいよいよ日本橋へまわってきた高島屋さんで開催中の

細見美術館開館10周年記念展である
「日本の美と出会う~琳派・若冲・数寄の心~」へ。

若冲の優品を沢山所蔵されておられるので、
何度か岡崎の美術館でも拝見させていただいたが、

今回の展覧会は、細見家三代の蒐集の全貌に迫るものでとにかく凄い♪♪♪

若冲はもちろんのことであるが、今回一番うれしかったのは、

渡辺始興の「白象図屏風」を拝見できたこと♪
養源院の宗達の杉戸絵からイメージしたものか?
技法がよく似ていたが、象の特徴がリアルに表現されていて
京都に来た象を実際に見た上での可能性もあるとか?

中村芳中の「白梅小禽図屏風」もいいなぁ♪


細見家三代が自身の目を信じて蒐集したコレクション♪♪♪
何度も足を運びたくなる展覧会だ。




2006年 夏-7

2009年06月11日 | 京都検定ノススメ -2-
~このお話は、ばあさんの夢と妄想によるフィクションです。~

嵐山のスタートは時雨殿からとなった。
館内に入ると、着物姿の美しい女性が迎えてくれ、
バックなど手荷物をロッカーに預け、
私たちは、床スクリーンにかるたが映る部屋へ案内された。

「これがあのフロアビジョンかぁ!」かの君もちょっと興奮ぎみ。

「時雨殿なび」という手帳大の小型端末機をそれぞれ首にかけてもらって、
フロアビジョンとやらの上に立つと、各自に違った百人一首が詠まれ
足もとに広がるかるたの中からその札を探すらしい。
そして、見つけたらその札の上に乗って「時雨殿なび」をクリック!

最初に手荷物を全部預けるシステムの理由はこれだった。
バッグなどを持ちながらは、とても無理であるし、
万が一ディスプレイの上に落としてしまったら大変である!

若い人なら、簡単な操作なのであろうが、私には慣れるまでに時間がかかった。
何問かの札が詠まれて1クールが終了すると、
その回の参加者何人中何番という成績も出る。
やりだすととても面白い。
私たちは、お互いにいい年をして、むきになって順位を競った。

次は「京都空中散歩」、
床いっぱいに京都市内が映し出され、
各自が好きな場所をクリックすると紫の千鳥が
飛びながら案内してくれる。
私たちは、自分たちの行きたい寺社を鳥になって空中から眺めた。
夜の風景に変ると、五山の送り火が順番に点火されるのも面白かった。

次の部屋では、「体感かるた五番勝負」
清少納言や蝉丸等とかるたの対戦ができる。
私は清少納言と、かの君は蝉丸と対戦して、
お互いが勝つまで数回対戦した。

「謎解きの井筒」では月が沈むまでに、5つの謎を解く。
久しぶりで童心にかえって、時間の経つのも忘れ百人一首を楽しんだ。

最後に2階に上がると120畳の大広間に古いかるたの展示と、
有名な歌人の人形たちがいて歌の朗詠が響いている。

2階からの景観も素晴らしい。
私は窓にはりつくように外の景色に夢中になっていたが、
かの君はそんな私をみて「ボートに乗ってみますか?」と言った。

「あっ!乗りたいです!乗ったこと無いんだもの。
ああでも…今日は時間ないですね…」

この時私は、まだあの嵐山ボート伝説を知らなかった。
かの君はこの伝説を知っていたのだろうか?

時雨殿を後にした私たちは、天龍寺の山内に入り、大方丈から曹源池をまわり
多宝殿のある裏手から、竹藪の続く道に出た。
日曜日だったので、それなりに観光客も多かったが、
私たちは、楽しかった百人一首の話で盛り上がっており、あまり気にならなかった。


36日目

2009年06月11日 | ダイエット

カクレミノ

この葉が蓑ににているところからついた名前らしいが、
葉の形も若木と老木ではちがっていろいろあるようだ。

古事記や日本書紀にある「みつのがしわ(三角柏)」(みつながしわとも)。
その時代、宮中でごちそうのときの器に使った植物だとか?

神に供物をするときや豊明の節会に、飯などを盛り入れる木の葉で
葉の先が三つあるいは五つに裂けたものでカクレミノの葉とか。


体重 61.1
体脂肪 36.0