昨日、友人に日生劇場で上演中のミュージカル「My Fair Lady」に誘っていただいた。
演出・出演者から言っても私の選択肢の中には全然入らないので
どうせミュージカルを観るなら帝劇の方がいい!と懇願したが
どうしても「My Fair Lady」がいい!と主張する友人に負けた(笑)
日本人による初演から50周年の節目、翻訳台本も新たにされたということで、
お馴染のメロディも歌詞としっくり合わないような気がしてしまい、
正直楽しむことができなかった(笑)
「My Fair Lady」は1964年、映画公開時に母と観て、
その後も何度も観た大好きな映画のひとつ。
花売り娘のイライザは決して「あばずれ」ではない。
ミュージカルナンバーの中では「would it be lovely」が一番好きで
オードリー・ヘップバーン演ずる花売り娘イライザは、
生まれは卑しくても心は汚れない純朴な娘の感じが良く出ていて、
純白のドレスに赤いローブを纏って舞踏会へ出かけるシーンは今でも目に焼きついている。
また、レックス・ハリスン演じる皮肉屋で頑固なヒギンズ教授に
「なんて素敵なおじさま♪」と憧れを抱いた想い出がある。
衣裳がセシル・ビートンのものと酷似しているので、
映画の方に馴染んでいると、どうしても登場人物を比べてしまう。
ピアス夫人の寿ひずるさん
フレディの平方元基さん
ヒギンズの母の江波杏子さん
が良かった♪