【写真で見るきょうは何の日】三種の神器「冷蔵庫」が猛普及
1956(昭和31)年4月21日、出荷を前に東芝の工場に並ぶ電気冷蔵庫だ。高度成長期、電気冷蔵庫は「三種の神器」として白黒テレビや洗濯機とともに家庭に猛普及した。この冷蔵庫の価格は約7万円。「文化生活」になくてはならない、人々のあこがれの家電品だった。
電気冷蔵庫は米国のスーパーマーケット網の発達とともに普及。店で売られる冷蔵の食品を、家庭で調理前に一時保管する“端末”として機能した。
日本国内では戦前から新鮮な魚や野菜の調達にはさほど困らなかったため、高価な電気式はなかなか広まらず、庫内に納めた氷で冷やす木製冷蔵庫が普及。ひと昔前まで、どの街にも氷屋さんが店を開いていたものだ。
70年代以降は冷凍庫付きの冷蔵庫が一般的となり、冷凍食品の普及を促した。
2010.04.21 ZAKZAK
1956(昭和31)年4月21日、出荷を前に東芝の工場に並ぶ電気冷蔵庫だ。高度成長期、電気冷蔵庫は「三種の神器」として白黒テレビや洗濯機とともに家庭に猛普及した。この冷蔵庫の価格は約7万円。「文化生活」になくてはならない、人々のあこがれの家電品だった。
電気冷蔵庫は米国のスーパーマーケット網の発達とともに普及。店で売られる冷蔵の食品を、家庭で調理前に一時保管する“端末”として機能した。
日本国内では戦前から新鮮な魚や野菜の調達にはさほど困らなかったため、高価な電気式はなかなか広まらず、庫内に納めた氷で冷やす木製冷蔵庫が普及。ひと昔前まで、どの街にも氷屋さんが店を開いていたものだ。
70年代以降は冷凍庫付きの冷蔵庫が一般的となり、冷凍食品の普及を促した。
2010.04.21 ZAKZAK