米大統領「やり通せるのか」 普天間5月決着は絶望的
オバマ米大統領が、12日(日本時間13日)にワシントンで行われた鳩山由紀夫首相との非公式会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の5月決着への協力を求めた首相に対し「何も進んでいないではないか。最後までやり通せるのか」と強い不信感を表していたことが18日、分かった。日米関係筋が明らかにした。
普天間移設をめぐり、オバマ氏自身が鳩山首相の対応に不満を持っていることが鮮明になり、首相が掲げる「米国の理解」を含む5月決着は絶望的な状況になった。
会談は日本側の再三の要請で、核安全保障サミットの夕食会の合間に約10分間だけ開かれた。オバマ氏の隣席に着いた鳩山首相は、5月末までの決着と沖縄県の負担軽減に理解を求めた。
これに対しオバマ氏は昨年11月の東京での首脳会談で、鳩山首相が「トラスト・ミー(私を信頼して)」と話したことに触れ「キャン・ユー・フォロー・スルー?(最後までやり通せるのか)」と応じたという。
2010/04/18 共同通信
オバマ米大統領が、12日(日本時間13日)にワシントンで行われた鳩山由紀夫首相との非公式会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の5月決着への協力を求めた首相に対し「何も進んでいないではないか。最後までやり通せるのか」と強い不信感を表していたことが18日、分かった。日米関係筋が明らかにした。
普天間移設をめぐり、オバマ氏自身が鳩山首相の対応に不満を持っていることが鮮明になり、首相が掲げる「米国の理解」を含む5月決着は絶望的な状況になった。
会談は日本側の再三の要請で、核安全保障サミットの夕食会の合間に約10分間だけ開かれた。オバマ氏の隣席に着いた鳩山首相は、5月末までの決着と沖縄県の負担軽減に理解を求めた。
これに対しオバマ氏は昨年11月の東京での首脳会談で、鳩山首相が「トラスト・ミー(私を信頼して)」と話したことに触れ「キャン・ユー・フォロー・スルー?(最後までやり通せるのか)」と応じたという。
2010/04/18 共同通信