やっと我が家にも光がきた。光といってもインターネットの光回線のこと。
いつかは光回線にしようしようと思いつつ、毎月の費用が上がるだけではないかと、先送りしてきた。既存のADSLで、スピードにやや不満があっても、それほどの不便を感じなかった。
1年前に、ガラ携からスマホに変えたときは、ADSLすらもう要らないのではないかと思ったぐらいだ。それが、急転直下、光の導入に踏み切ったのは、やはり、キャンペーン広告の割安感からだ。気が付いたら、IT仲間はみんな、光回線であり、わたし一人だけがADSLにしがみついていた。
’13年12月、プロバイダのWebページでプラン変更を申し出たら、先の変更が手続き中のためネットでは変更できないとエラーメッセージで断られた。しかたなく1ヶ月待って、正月明けに再度アクセスした。それがまたエラーなので、電話でプラン変更を申し出た。
フリーダイヤルは予想に反して混雑していなかった。これなら最初から電話でプラン変更しておけばよかった。プロバイダのプラン変更は、すぐ終わったが、そこから先の工事までは長かった。
3日後、NTT(西)から確認の電話が入った。オプションの光電話を申し込み、宅内配線の様子など伝える。心配だったのは、住宅のどの辺に光回線を通すかだ。旧の電話線と同じルートになると後ほど伝えてきたが、保安器に代わる終端装置は軒下か室内かは、即答してもらえなかった。
住宅引き込み確認と電柱確認に十日ほど時間をくれという。さらに、今は、引き込み工事が立て込んでいるので、最短でも1ヶ月先の2月20日だと聞き、その日の工事を予約した。
工事日、予定の2時間遅れで電柱配線が始まった。赤い線を既設電話線の輪っかの中を上流に向けて通している。光回線だろうと思い見ていたら違った。光回線を誘導する線だと、その場の交通整理をするおじさんが教えてくれた。
光回線は、これから通すこの黒い線で、光線と鉄線が平行にくっついているこれだと教えてくれた。そして、分岐コーナーから最寄りの電柱を通過、数十メートル先の幹線が来ている電柱へ線がつながれた。
いよいよ我が家へ向かって引き込みが始まる。光回線は途中で切断しないと聞いていたが、その通りだった。幹線から我が家に向かう先端は、まだ巻き車に巻かれている状態。この先の作業を見ていると、巻きからほどいて道に沿って這わしてから、余裕の長さでカットされた。
↑ 旧電話線の留め金に光回線が留められた。円内。写る電話線(ちりぢりした形の線)は余所のもの。
↑ 軒下に旧電話線が2本あったが今回撤去された。その跡の金具に光回線が留められた。
↑ 軒下から近道の樋(とい)の傍を通り、旧電話線が通っていた穴(電灯線の引き込み口と同じ穴)に、光回線が挿入された。
↑ 電話器近くのコンセントの予備穴から、光回線が取り出された。電話台を少しよけるとインターホン・ボックスのまわりに電話線やLAN線のコンセント穴がある。電柱からの黒い光回線は、途中切断なくここまで入り込んできた。
旧電話線の場合は外壁にアース付き保安器を置き、そこを介して室内へ入っていたが、光回線では保安器はなく、いきなり室内へ入り込んで来た。
回線申し込みの際、このことを尋ねたのだが、明確な返事がなかった。だから、室内の白いボックスまで外部と同じ光回線が来るとは、予想外だった。白いボックスからが屋内用の光回線になり、その先端が光終端装置(ONU)に差し込まれた。
案じていた天井裏配線は無事済んだ。前もって天井板を開けておいたので、天井裏配線がスムーズに行けた。旧電話線とおなじところを、這うように引かれた。
↑ 光終端装置(ONU)は前、ADSLモデムを置いてあった電話台の中段に置いた。NTTでは、このONUとルータ・ハブ一体型のものを「ホーム・ゲートウェイ」と言うらしい。ONUの側面には電話線を差し込む分岐口があり、そことドアホン・ボックスとを電話線で結ぶと、既存の電話機で通話ができた。今までADSLで利用していたIP電話と同じようにだ。この電話通信まで工事業者がやってくれた。
だが、インターネットの接続確認はやってくれなかった。ホーム・ゲートウェイにプロバイダからもらったID、パスワードで認証手続きをやるようにと言い残して、取説とCDを置いて帰った。
↑ 電話台を定位置に戻すと、電話器はかわらず、ルータの機種が替わっただけにみえる。
早速、LAN接続したパソコンでルータのIPアドレスを打ち込むと、利用者入力の認証画面が出てきた。プロバイダー名と認証ID,パスワードを入れるとあっさりと繋がった。CDや電話相談も訪問設定も必要なかった。従来の有線LANだけならこれでおしまいだが、ドコモのキャンペーンでもらった無線ルータが手元にあったので、今回使うことにした。
↑ 白いものが無線ルータ。
有線LANと同じネットワーク・セグメントで使いたいと装置を見回したら、ルータ/ブリッジの切り替えスイッチがあった。それならとブリッジに倒してみた。するとパソコンが無線でつながってIPアドレスのネットワークIDは、有線と同じままだった。これで良し。
さらに、スマホをWiFiでつないだ。これで定額プランを1ランク低額のプランに変更して安くできるかも。そう考えていたら期せず、ドコモから手紙が届いた。1年間のデータ量を見ていたらしく、低額プランがお薦めだと書いてある。さらに、スマホからの変更操作手順が書かれていたので、安いプランに変えた。
これで、スマホとパソコンと電話を合わせた通信料が前よりも安くなるだろう。計算が楽しみだ。
いつかは光回線にしようしようと思いつつ、毎月の費用が上がるだけではないかと、先送りしてきた。既存のADSLで、スピードにやや不満があっても、それほどの不便を感じなかった。
1年前に、ガラ携からスマホに変えたときは、ADSLすらもう要らないのではないかと思ったぐらいだ。それが、急転直下、光の導入に踏み切ったのは、やはり、キャンペーン広告の割安感からだ。気が付いたら、IT仲間はみんな、光回線であり、わたし一人だけがADSLにしがみついていた。
’13年12月、プロバイダのWebページでプラン変更を申し出たら、先の変更が手続き中のためネットでは変更できないとエラーメッセージで断られた。しかたなく1ヶ月待って、正月明けに再度アクセスした。それがまたエラーなので、電話でプラン変更を申し出た。
フリーダイヤルは予想に反して混雑していなかった。これなら最初から電話でプラン変更しておけばよかった。プロバイダのプラン変更は、すぐ終わったが、そこから先の工事までは長かった。
3日後、NTT(西)から確認の電話が入った。オプションの光電話を申し込み、宅内配線の様子など伝える。心配だったのは、住宅のどの辺に光回線を通すかだ。旧の電話線と同じルートになると後ほど伝えてきたが、保安器に代わる終端装置は軒下か室内かは、即答してもらえなかった。
住宅引き込み確認と電柱確認に十日ほど時間をくれという。さらに、今は、引き込み工事が立て込んでいるので、最短でも1ヶ月先の2月20日だと聞き、その日の工事を予約した。
工事日、予定の2時間遅れで電柱配線が始まった。赤い線を既設電話線の輪っかの中を上流に向けて通している。光回線だろうと思い見ていたら違った。光回線を誘導する線だと、その場の交通整理をするおじさんが教えてくれた。
光回線は、これから通すこの黒い線で、光線と鉄線が平行にくっついているこれだと教えてくれた。そして、分岐コーナーから最寄りの電柱を通過、数十メートル先の幹線が来ている電柱へ線がつながれた。
いよいよ我が家へ向かって引き込みが始まる。光回線は途中で切断しないと聞いていたが、その通りだった。幹線から我が家に向かう先端は、まだ巻き車に巻かれている状態。この先の作業を見ていると、巻きからほどいて道に沿って這わしてから、余裕の長さでカットされた。
↑ 旧電話線の留め金に光回線が留められた。円内。写る電話線(ちりぢりした形の線)は余所のもの。
↑ 軒下に旧電話線が2本あったが今回撤去された。その跡の金具に光回線が留められた。
↑ 軒下から近道の樋(とい)の傍を通り、旧電話線が通っていた穴(電灯線の引き込み口と同じ穴)に、光回線が挿入された。
↑ 電話器近くのコンセントの予備穴から、光回線が取り出された。電話台を少しよけるとインターホン・ボックスのまわりに電話線やLAN線のコンセント穴がある。電柱からの黒い光回線は、途中切断なくここまで入り込んできた。
旧電話線の場合は外壁にアース付き保安器を置き、そこを介して室内へ入っていたが、光回線では保安器はなく、いきなり室内へ入り込んで来た。
回線申し込みの際、このことを尋ねたのだが、明確な返事がなかった。だから、室内の白いボックスまで外部と同じ光回線が来るとは、予想外だった。白いボックスからが屋内用の光回線になり、その先端が光終端装置(ONU)に差し込まれた。
案じていた天井裏配線は無事済んだ。前もって天井板を開けておいたので、天井裏配線がスムーズに行けた。旧電話線とおなじところを、這うように引かれた。
↑ 光終端装置(ONU)は前、ADSLモデムを置いてあった電話台の中段に置いた。NTTでは、このONUとルータ・ハブ一体型のものを「ホーム・ゲートウェイ」と言うらしい。ONUの側面には電話線を差し込む分岐口があり、そことドアホン・ボックスとを電話線で結ぶと、既存の電話機で通話ができた。今までADSLで利用していたIP電話と同じようにだ。この電話通信まで工事業者がやってくれた。
だが、インターネットの接続確認はやってくれなかった。ホーム・ゲートウェイにプロバイダからもらったID、パスワードで認証手続きをやるようにと言い残して、取説とCDを置いて帰った。
↑ 電話台を定位置に戻すと、電話器はかわらず、ルータの機種が替わっただけにみえる。
早速、LAN接続したパソコンでルータのIPアドレスを打ち込むと、利用者入力の認証画面が出てきた。プロバイダー名と認証ID,パスワードを入れるとあっさりと繋がった。CDや電話相談も訪問設定も必要なかった。従来の有線LANだけならこれでおしまいだが、ドコモのキャンペーンでもらった無線ルータが手元にあったので、今回使うことにした。
↑ 白いものが無線ルータ。
有線LANと同じネットワーク・セグメントで使いたいと装置を見回したら、ルータ/ブリッジの切り替えスイッチがあった。それならとブリッジに倒してみた。するとパソコンが無線でつながってIPアドレスのネットワークIDは、有線と同じままだった。これで良し。
さらに、スマホをWiFiでつないだ。これで定額プランを1ランク低額のプランに変更して安くできるかも。そう考えていたら期せず、ドコモから手紙が届いた。1年間のデータ量を見ていたらしく、低額プランがお薦めだと書いてある。さらに、スマホからの変更操作手順が書かれていたので、安いプランに変えた。
これで、スマホとパソコンと電話を合わせた通信料が前よりも安くなるだろう。計算が楽しみだ。