ニルヴァーナへの道

究極の悟りを求めて

中国人留学生はオウム真理教信者

2008-04-29 22:57:23 | カルト


宮崎正弘さんは「中国瓦解」(阪急コミュニケーションズ)で、
「都合の悪いことは報道しないという手段も情報戦争の奥義のひとつだ。」
と書いておられますが、今起こっている中国のチベット虐殺に対して、抗議の声を挙げない、左翼メディアは、まさに、この宮崎さんが指摘されている情報戦争の奥義を実践していることになります。

それにしても、4月26日「長野戦争」は、北京五輪を象徴する事件だったと思いますし、これから来る、中華侵略民族主義との熾烈な対決を予想させるに十分な前哨戦だったと思います。あの吐き気を催すシナの赤い旗の乱立を見て、いまだに、日中友好などという暢気なマントラを唱えている人たちは救われないですね。特に、政治家やマスコミの人たちのそのおめでたさ加減をまず直すことが日本のためになります。

中国のチベット虐殺に対して頑なに沈黙を守っている左翼メディアに反して、民族主義的なメディアはさすがに、他の民族の虐殺に沈黙を守ることなどはとても自己の倫理感、正義感に照らしてできないという、真のメディアとしての責任を果たしていると思います。このときに、中華侵略主義、チベット虐殺に対して、ノーを言わずして、何時、言うのか。沈黙しているということは、チベット虐殺OKというサインを出していることと同じことになるのです。ですから、反対なら、大きな声を出して、目立つ形で反対を叫ばなければいけないのですよ。当たり前のことですが。

Willという雑誌は「オトナの常識」というキャッチフレーズを掲げていますが、「日本人の常識」という感じがします(笑)。
6月号も、非常にタイムリーな記事に満ちており、総力特集として、「チベットを見殺しにするな!」という危機感に満ちた記事を掲載しています。ペマ・ギャルポさんと中国生まれで最近日本に帰化された石平さんとの対談は非常に興味深かったです。
石平さんは、ペマさんが、チベット侵略を正しいとする中共の愛国教育に洗脳された中国人も、これだけインターネットで海外のニュースを見ることができる時代になったのだから、何が真実か、どちらの言い分が正しいか分かってくるのではないかという楽観論を述べたのに対して、

「アメリカ在住の中国系住民は、情報コントロールされているわけではありません。にもかかわらず、中国政府は正しいと本心から信じて言い張る。これは情報の質や量の問題ではなく、根本から中華思想を植えつけられていることによると言えます。ですから、彼ら中国人はアメリカでどんなに民主主義を学ぼうとも、情報を”浴びるように”得ようとも、チベット問題を「漢民族に逆らったチベット人に対する制裁だから何もおかしなことではない。」という中華思想の構図でしか考えられないのです。私が、中華思想は「オウム真理教」であると言うゆえんです。」

と反論しています。
なるほど。あの不気味な中国留学生はオウム真理教の中国版だったのか。これで納得がいきましたわ(笑)。
中華思想の元信者が言うのだから説得力があります。しかし、あんなに大量の人たちが、オウムの奥義ともいうべきヴァジラヤーナを実践しだしたらどうなるのか。恐いですねえ(苦笑)。自分たちは絶対的な正義なのだから、それに反対する人たちを「ポア」しても、許されるのだ、救済されるのだという思想で、暴れだしたりしたら要注意ですな。

孫子の言葉に、「敵を知り、おのれを知れば、百戦危うからず」とあるそうですが、中国版オウム信者のヴァジラヤーナの思想に対決するには、まずは、敵の考え方を勉強しておかなければならない、ということで、ちょうど、タイムリーな企画撃論ムック「チベット大虐殺の真実」が4月30日に発売されるそうです。
責任編集者である西村幸祐さんのブログに紹介されていますので、このブログにも、その内容を宣伝させてもらいます。チベット問題の理解のための必読の本ということができるでしょう。私も書店に並べば、買って、勉強したいと思っています。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/95094815.html

「チベット大虐殺の真実」目次

◎巻頭カラー特集 PICTORIAL チベット蜂起、60日を追う

◎はじめに「世界を巡った、恥辱のリレー」 西村幸祐

◎総特集1 今、チベットで何が起きているか?
緊急座談会 チベット蜂起と日本の未来
ペマ・ギャルポ×青山繁晴×大高未貴×大樹玄承×西村幸祐
緊急記者会見全文掲載 ダライラマ法皇、語る。
チベットを通じて見えてきた 白日の下に晒された中華帝国主義の野望 石平
公然と進む共産党のダライ・ラマ直接支配・・・・・・・・・・・宮崎正弘
大国の狭間で翻弄されたチベットの抵抗運動・・・・・・・・・三浦小太郎
ペマ・ギャルポ氏講演録・チベットは決して屈しない・・・ペマ・ギャルポ
チベット問題で恥を晒した福田政権・・・・・・・・・・・・・・青木直人
想いよ届け、チベットへ TSNJ代表 久保隆氏インタビュー・・・・・
〈チベット探訪記〉私が見た真実のチベットの姿・・・・・・・・大高未貴
ブログで繋ぐフリーチベット フリーチベットブロガーズ管理人・容子マグレガー
国境なき記者団の真実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三浦小太郎
北京五輪のNOを突きつける民主化グループの声・・・・・・・・・張本真
〈緊急討論会〉チベット問題と北京オリンピック・・・・・取材 若杉大
ドキュメント「中国」の実態を告発する国民集会・・・・・・・取材 江藤剛
チベット侵略を擁護する反日マスコミ「悪の枢軸」・・・・・・・・中宮祟

◎漫画 目覚めよ日本!我々こそが救うのだ!瀕死のチベットを 畠奈津子

◎総特集2 チベットが、日本の未来を透視する
チベットの悲劇と日本人・・・・・・・・・・・・・・・西村幸祐
チベット問題FAQ・・・・・・・・・・・・・・・・・
チベット人権弾圧クロニクル・・・・・・・・・・・・・岩田温
日本=チベット化の跫音が聞こえる・・・・・・・・・・水間政憲
チベット侵略に加担する日本のODA・・・・・・・・・青木直人
チベットの戦いは共産主義に対する戦いだ・・・・・・・安東幹
シナチズムという民族浄化・・・・・・・・・・・・・・若杉大
日本の人権団体は黙ったままか・・・・・・・・・・・・野村旗守

◎column
テレ朝の法王記者会見報道からマスコミの病理が見えてきた・・・・中宮祟
「どうにも邪魔な生き仏」朝日歌壇のトンデモ川柳・・・・・・・・江藤剛
世界を駆けめぐる人権聖火・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安東幹
慧海の見た在りし日のチベット・・・・・・・・・・・・・・・但馬オサム
チベット問題参考ブログ&書籍