Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

5月の花のアルバム(3)

2024-06-23 | みんなの花図鑑

5月に出会った植物の花や鳥の写真を整理しました。5月はバラの花の種類が一番多い月で、新緑の季節でもあります。5月は140品種ほどの花木や鳥の撮影できました。毎月恒例の記録として8~9回に分けて投稿します。

 

紫陽花~唄 アリス (1971年に結成した音楽グループ)

 

 

北米原産の多年草で、5月~7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。

平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。

栽培が禁止されている原因は、強靱な性質のため在来生態系に被害を与えるからです。個体に毒が含まれていて危険であるなどの報告は、現在のところありません。

<オオキンケイギク(大金鶏菊) キク科ハルシャギク属>
5/22 あけぼの山農業公園

 

 

 

 

 

南ヨーロッパの地中海沿岸地域原産のキジカクシ科オオツルボ属の多年草。学名よりシラー・ペルビアナで呼ばれる事も多いようです。

美しいブルーの花がピラミッド状に星形の小花を数十輪咲かせます。花色はブルーが一般的ですが、白花もあります。

和名は大きな蔓穂(ツルボ属の多年草)というのが由来です。鱗茎には有毒成分があり、学名のシラーはギリシャ語の有毒を意味する言葉に因みます。

<オオツルボ(大蔓穂) キジカクシ科オオツルボ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 


ベニツツバナ(紅筒花)の仲間で、中央アメリカ原産の常緑小低木。樹高は1~3m程度です。

開花期は、原産地では周年花が見られるようです。葉は長楕円状で、縁部は、上半部に不規則な鈍鋸葉があります。

和名はなく、学名がそのまま名前になっています。紅筒花の英名はファイヤースパイクですが、花が紫がかることから、本種はパープルファイヤースパイクと呼ばれます。

<オドントネマ・カリスタキウム キツネノマゴ科オドントネマ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 

 

日当たりのよい湿った場所にごく普通に生える多年草です。背の低い草を主とした野原では群生します。

ヘビイチゴの仲間と同様に、愕片の外側に5枚の副愕片があります。ただ副愕片は小さく、花を裏返してようやくわかる程度です。

花後に果実ができますが、ヘビイチゴのように赤く大きく膨らむことはありません。ヘビイチゴより大形なので雄蛇苺という説と、ヘビイチゴの赤い実に対して茶色の地味な実をつけるので雄がついたという説があります。

<オヘビイチゴ(雄蛇苺) バラ科キジムシロ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 

 

南アフリカ原産の水辺や湿地に生える多年草。この属の植物は仏炎苞や葉が美しいものがあり、観葉植物として栽培されるものがあります。

園芸ではカラーまたはカラーリリーと呼ばれます。古くは「海芋」「海宇」(かいう)といったようです。

3~6月頃 白色の仏炎苞を巻いた黄色の肉穂花序を付け、一見は白色の花のように見えます。

日本には江戸時代に渡来し、オランダから渡来したため、この和名が付けられました。

<オランダカイウ(阿蘭陀海芋) サトイモ科オランダカイウ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 

 

地中海ヨーロッパ原産のセリ科の花植物です。園芸的にも観賞価値の高い草花でありながら、日本に本格的に導入され始めたのは1990年代後半です。

比較的新しい花ですが、繊細な花姿からは想像できないほどの丈夫さで、こぼれダネからでも増えることから、あっという間に広く見かけるようになりました。

高さ90cmまで成長するこの多枝の一年生植物は、分かれたシダのような葉と、夏の長い期間にわたって純白の花を平らな円錐花序に咲かせます。

オルラヤ・グランディフロラ セリ科オルラヤ属>
5/22 北柏ふるさと公園

 

 

 

 


北アメリカのテキサス、ルイジアナ原産の草花で、毎年花を咲かせる多年草です。日本へは明治時代中ごろに入ったといわれています。

蝶が羽を広げたような美しい姿の花を咲かせます。花は咲いてから3日ほどで散ってしまいますが、春から秋の長い期間、次から次に花を咲かせていくため、長い間観賞することができます。 

花の大きさは1.5cm、細長い花茎に小さな蝶が舞っているように見え、その花の形から「ハクチョウソウ(白蝶草)」の別名があります。

<ガウラ(白蝶草) アカバナ科ガウラ属>
5/22 北柏ふるさと公園

 

 

 

 

 

古来より日本にある植物で、江戸時代前半から観賞用に多くの品種が改良された古典園芸植物です。

5月~6月頃に、浅い水辺から50cm~70cmの丈を伸ばし深みのある鮮やかな青色の花を咲かせます。

江戸時代中期に入るとアヤメ(菖蒲)の品種改良が進み、人気が出てきました、どちらもよく似た花の形をしています。

この2つの植物は比べられるようになり、どちらも素敵で選ぶのに迷うほどよく似ています。本種は水辺で茎を出し花を咲かせ、アヤメ(菖蒲)は乾燥した土から茎を出し花を咲かせています。

<カキツバタ(杜若) アヤメ科アヤメ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 

 

花は春に咲き、茎頂に径3cm前後の白い5弁花をつけます。花弁は広卵型でやや重なります。雌蕊が多いのが目立ちます。 

6月ごろに実るオレンジ色の果実は食用となります。葉などは有毒ではないようですが、食用にはしません。

名前の由来は、葉の形がクワ科のカジノキに似ていることから。別名キイチゴ、トウイチゴ、エドイチゴともよばれます。

<カジイチゴ(構苺)  バラ科キイチゴ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 


温帯から熱帯の地域に分布し、世界に約850種も存在しますが、日本では6種類が自生しており、さらに7種類ほどの外来種が帰化植物として定着しています。

道端や庭、畑など地面を這って自生しています。ハート型の葉を3枚つけ、黄色くかわいらしい花を咲かせますが、繁殖力が非常に強いことから、駆除するのが大変な雑草とされています。

真鍮(しんちゅう)の鏡や仏具を磨くために用いられていたことから、別名「鏡草」とも呼ばれています。また、本種の葉で10円玉をみがくとキレイになるのを知られています。

<カタバミ(片喰) カタバミ科カタバミ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、Google Lensを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。

「5月の花のアルバム③」10品種を最後までご覧いただきありがとうございました。次回「5月の花のアルバム④」に続きます。

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (necydalis_major)
2024-06-23 17:30:39
だんちょう

こんにちは!
5月にも色んなお花を
見てきたのですぬ。
どれも知らない花ばかり、素晴らしい😆😆
返信する
沢山の初めて見る花 (ヒゲオヤジ)
2024-06-23 19:24:34
ninbuさん、こんばんは(^-^)/
早速わたしのあしかがフラワーパーク2.にコメントを頂戴致し有難うございましたm(__)m
所で、昨日と今日、「5月の花のアルバム」2回と3回、拝読させて」頂きました。
この2、3回、初めて見る珍しい花が多かったですね。
2回では、形の面白いアルブカ・フミリス、綺麗なイリス・クシフィウム、
それにイングリッシュ・ブルーベル、それに今日の3回では、
オドントネマ・カリスタキウムにオランダカイウも見た事が有りません。
やはりつくば実験植物園ならではの花なのでしょうね。
それから今回ではカキツバタ、また前回では特にウツギのお写真が綺麗で、
気に入りました(^o^)
返信する
ワクワクして見ています (ninbu)
2024-06-23 19:49:39
>necydalis_major さんへ
>だんちょう... への返信

だんちょうさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

つくば実験植物園には、国内外の希少植物がたくさん植栽されてい
ます。ですから、四季を通じて珍しい植物に出会えます。

私も、行くたびに知らない花の出会えて、いつもどんな花に出会え
るか、ワクワクして見ています。
返信する
テンションが上がりました (ninbu)
2024-06-23 19:50:36
>ヒゲオヤジ さんへ
>沢山の初めて見る花... への返信

ヒゲオヤジさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

5月の花のアルバムは、つくば実験植物園で出会った植物が多いよ
うです。私も日頃見たことのない花が多く、調べるのに苦戦しまし
た。

ヒゲオヤジさん同様、私も見たことのない珍しい花が多くて、とて
もテンションが上がりました。

私もアルブカ・フミリス、イリス・クシフィウム、オランダカイウ
などはとても興味深い花だと思います。

次回以降も珍しい植物がたくさん登場する予定です。よろしければ、
ぜひご覧下さい。
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