先回の続きです。⇒ 2月の花のアルバム ③ 2023-03-25
今回も、2月の花のアルバム③同様、花の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、花の名前を考えていただけるようにしました。
今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、グーグルレンズを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。
名前が可愛いので思わず写真を撮りました。淡い紫色のつぶらな瞳がかわいい小輪
丸弁のビオラで、花弁の赤紫に白いエッジが出るのも特徴です。高知県の育種家、
見元一夫氏の作出です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e5/21034eee7ecc52281ecd9d4a9c09a5c6.jpg)
<ビオラ「つぶらなタヌキ」 スミレ科スミレ属> 2/21 アンデルセン公園
ヨーロッパからアジアに分布するキンポウゲ科の多年草です。日本への渡来時期は
不明ですが、各地で野生化しているのが確認できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/26/ec7bcfb24583a762baed8e41e26648e1.jpg)
3月~4月になると、伸びた茎の葉の付け根から花柄を長く伸ばし、頂部に花を咲か
せます。花被片は通常黄色で、美しい光沢を持ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b8/840c3173406460d513e279401eb5c1bd.jpg)
<ヒメリュウキンカ(姫立金花) キンポウゲ科キクザキリュウキンカ属>
2/21 アンデルセン公園
全長27.5cm。全体が灰色に見える色彩の鳥です。花の蜜や果実が大好物です。今では虫や草の葉、芽も食べますが、花が咲くと蜜を吸いにやってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/78/eab2b129814fbbc7fe0cbd9e2935ce8a.jpg)
食欲旺盛で独占欲が強いため。他の鳥が花の蜜を吸っていたりすると、すっ飛んできて他の鳥を追い払ってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/08/255eb7555b06edfd4a376fad52164101.jpg)
<ヒヨドリ(鵯、白頭鳥) スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属 全長27.5cm>
2/9 手賀沼湖畔
庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、200を超える品種が栽培されています。また、観賞だけではなく、香りのよい果実を使って果実酒やジャムをつくることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/98/150dfa3a43d12f29e856f344918de25b.jpg)
日本では平安時代と古くから親しまれてきた花木です。江戸時代に品種改良が進んだと言われていて、赤色や白色などの花を咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c8/80ad590b0bc3408c0f9915c3b6905e04.jpg)
瓜(ウリ)に似ている果実が実るため、木になる瓜で「木瓜(もけ)(もっけ)」と呼ばれていました。この「木瓜(もけ)(もっけ)」が訛ってボケとなったと言われています。
<ボケ(木瓜) バラ科ボケ属> 2/9 柏の葉公園
花が終わると、先端のくぼみに扁球形の果実が実ります。この形から、オオイノヌフグリと呼ばれていますが、名付け親は牧野富太郎博士です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/1f/8215c644d05dfad0bc40626c5221ddb4.jpg)
この植物にはもうひとつ素敵な名前が付けられています。「オオイヌノフグリを千葉県柏市あたりではホシノヒトミ(星の瞳)とよぶ方言がある」(日本植物方言集成)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/93/3a93c0c73abda5dfa13e5262ce688880.jpg)
命名者は柏市中央公民館長を務め、柏市の自然に精通した斎藤吉永氏が名称を報告したと思われますが、当時の状況を記録している資料は見つかっていません。
<ホシノヒトミ(星の瞳) オオバコ科クワガタソウ属>
2/8 近所の路傍
日本では冬鳥で、10月に入ると全国的に飛来が始まり、3月になると数が減少しはじめ、4月末までにほとんど見られなくなります。静かな海湾や淡水の湖沼に生息します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a2/7c4958280e2998101e541ee7b717426f.jpg)
名前の由来は背に星屑の模様があり、翼に白帯がでることから。雄は、赤味のある茶色の頭と黒い胸が特徴で、雌は全身褐色で目のまわりに白っぽい線があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/26/07efa8d88ccd4b71971ec4ff4aa1db8d.jpg)
<ホシハジロ(星羽白) カモ目カモ科ハジロ属 全長45cm>
2/21 七次川調整池(千葉県白井市)
その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来です。春の七草に含まれる同じ名前の植物「コオニタビラコ(小鬼田平子)」は別物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d7/b71f9164b62c94d7b42ede1e33ac9bc0.jpg)
春になると様々な場所から顔を出し咲く花ですが、生長環境が整っている日当たりが良い場所だと、秋や冬に花が咲くこともあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0e/1ab90398933901b71afcdc41feceb4ea.jpg)
<ホトケノザ(三階草) シソ科オドリコソウ属> 2/21 手賀沼湖畔
ケシ科ケシ属の一年草・多年草です。世界中に150種ほどが確認されており、アヘンが採れるために栽培が禁止されている種類もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c7/d81e25706003643ac5bb4f5caa7202de.jpg)
日本でガーデニング用として普及している品種は主に、シャーレー、アイスランド、オリエンタルです。どれも花色がカラフルで、花のサイズも大きいので、群植すると迫力があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/65/1b4f9f6714830f7bdfcfb28d2c6a55e5.jpg)
初夏に咲くシャーレー「別名ヒナゲシ・グビジンソウ(虞美人草)」、春に咲くアイスランド「別名シベリアヒナゲシ」、宿根草ではオリエンタル「別名オニゲシ」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/77/beaed7d6ff9c4fc5beaeee942dadad2d.jpg)
人との関わりが深い植物で、古代人の住居跡からも発見され、現在でもケシの実(ポピーシード)は食用としてあんぱんや松風に使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/28/dc4869d5483bd2297aab83d76de4aca2.jpg)
<ポピー ケシ科ケシ属> 2/2 市川植物園
カモと言えばこのカモで、オスは青首とも呼ばれるアヒルの祖先です。カモの仲間の代表種で冬鳥として湖沼に飛来します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0b/c121f7384e43eed975110d38be28c391.jpg)
メスは地味な褐色系で、大きさが近いカルガモと似ています。秋冬のオスは緑や紫に輝く頭部が美しいが、夏の羽色はメスに似ます。声はアヒル同様のしわがれ声で「グェッグェッ」と鳴きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/42/e8a82ee205ab3addef9351bb4c5fa381.jpg)
<マガモ(真鴨) カモ目カモ科 全長59cm> 2023/2/8 柏の葉水辺公園
日本の野山に自生し、古くから和紙の原料として利用されてきました。春早くにポンポンのような花が木の先端に咲く落葉樹です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cd/4b0ccffe4de27506e521b475f7402809.jpg)
早春に枝の先に花が咲き、その後に同じ場所から3本の枝が伸びます。そのため、この独特の枝ぶりから名がついたといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6d/49b0a58fa34ea1eb3924de74b9d23f9f.jpg)
<ミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科ミツマタ属> 2/22 あけぼの山農業公園
中南米原産の、肉厚の葉とバルブと呼ばれるやや太った茎をもつ洋ランです。交配種の種類も多く、色彩、花の大きさ、株の大きさなどにさまざまなタイプがあります。
<フリースピリット>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b2/2866a9422ecd8106d4fcba0bdcb31184.jpg)
この品種は温室がなくても、花を楽しむことができるタイプです。花色もバラエティーに富み、香りも豊かなランです。不定期ですが、年に2回開花することがあります。
<リトルヘイゼル>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ab/c40e417736461f791dfc567388796764.jpg)
<ミニカトレア ラン科カトレア属> 2/2 市川植物園
平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1d/ebf066d195f8414ef95dcdb1c523d8bb.jpg)
私が鳥撮りを始めてからの1年半で、最も多く出会った鳥です。椋(ムク)の実を好むことから名が付いたと言われますが、実際は雑食で虫の幼虫なども食べます。
<ムクドリ(椋鳥) スズメ目ムクドリ科 全長約24cm>
2023/2/8 北柏ふるさと公園
葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる食虫植物です。スミレに似た可愛らしい花が咲きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/66/e880b000bcdf82df6cabf7455de7c878.jpg)
<ムシトリスミレ(虫取菫) タヌキモ科ムシトリスミレ属>
2/2 市川植物園
草丈15cmくらいでブドウのような花を咲かせる、春の球根植物です。とても耐寒性の強い花で、球根は植えっぱなしでも自然分球で増え、毎年花が咲きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/37/99ec3a8bdc67af5185a9d6d5df386561.jpg)
<ムスカリ キジカクシ科ムスカリ属> 2/21 アンデルセン公園
生け垣などのとがった小枝や、有刺鉄線のトゲなどに、バッタやカエルなどの獲物を串ざしにする変わった習性があることで知られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2e/fe7fd54a42edb7471f3d0c91f748006f.jpg)
雄の過眼線は黒色(雌は褐色)。長めの尾を回すように振ります。百舌とも書くように他の鳥の鳴き声がとっても上手です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d2/b2e65de73eef2d5212c714eecef1c599.jpg)
<モズ(百舌) スズメ目モズ科 全長20cm> 2/9 手賀沼湖畔
インド原産キョウチクトウ科の世界の熱帯地域に100種ほど分布する常緑低木です。樹高は3mほどで、葉の脇や枝先にクチナシに似た八重咲きの白い花を咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d2/00ce4d5273a77be075cca9bd125a70ae.jpg)
日本へ渡来してきたのは明治初期で、花はほぼ周年咲き、花の香りも良く極楽浄土に漂う香りとも云われるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/f3/64a54b074113fcc7f713296eaacfca50.jpg)
<ヤエサンユウカ(八重三友花) キョウチクトウ科サンユウカ属>
2/2 市川植物園
西ヨーロッパで広く分布しており、ウェールズでは国花として制定されています。多年草の球根植物で垂直に伸びた花茎から3cmから5cmほどの黄色いや白の花を1輪咲かせます。
<ブライトコサージュ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1c/23cfcc5135a3fbf1fb614fb6b0ae8870.jpg)
花の特徴としては、中心部に筒状の副花冠があり、トランペットのベルの形に似ている事から命名されたと言われています。
<ラインベルトアーリーセンセーション>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/68/3c82ab2e7c2e4c3615efced6791b5f56.jpg)
<ラッパズイセン(喇叭水仙) ヒガンバナ科スイセン属> 2/21 アンデルセン公園
一般にルイラソウまたは野生のペチュニアとして知られています。ルイラソウ属の植物は、熱帯アメリカを中心に世界に約250種が分布しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f7/268d74dfd693bad5f35e14bed5a58c6e.jpg)
花はラッパ状で、四季咲き性の種類が多いですが、冬から春にかけて開花するものもあります。
<ルエリア キツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)>
2/2 市川植物園
中国原産の落葉低木。寒い季節に淡いクリーム色の花を咲かせます。花は香りが良く、花びらには厚みがあります。花の中心部が赤紫色をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/3d/6d0345cc056abd4ed9eaa8fddebeb492.jpg)
梅の花が咲く頃に香りの良い花を咲かせること、花が蝋を塗ったような質感であることから「梅」に例えられて、名が付いたと言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/a7/099378411bb7a1cc48023ec370b6caaf.jpg)
<ロウバイ(蝋梅) クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属>
2/9 柏の葉公園
2月の花のアルバムを4回に渡り、最後までご覧いただきありがとうございました。
今回も、2月の花のアルバム③同様、花の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、花の名前を考えていただけるようにしました。
今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、グーグルレンズを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。
名前が可愛いので思わず写真を撮りました。淡い紫色のつぶらな瞳がかわいい小輪
丸弁のビオラで、花弁の赤紫に白いエッジが出るのも特徴です。高知県の育種家、
見元一夫氏の作出です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e5/21034eee7ecc52281ecd9d4a9c09a5c6.jpg)
<ビオラ「つぶらなタヌキ」 スミレ科スミレ属> 2/21 アンデルセン公園
ヨーロッパからアジアに分布するキンポウゲ科の多年草です。日本への渡来時期は
不明ですが、各地で野生化しているのが確認できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/26/ec7bcfb24583a762baed8e41e26648e1.jpg)
3月~4月になると、伸びた茎の葉の付け根から花柄を長く伸ばし、頂部に花を咲か
せます。花被片は通常黄色で、美しい光沢を持ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b8/840c3173406460d513e279401eb5c1bd.jpg)
<ヒメリュウキンカ(姫立金花) キンポウゲ科キクザキリュウキンカ属>
2/21 アンデルセン公園
全長27.5cm。全体が灰色に見える色彩の鳥です。花の蜜や果実が大好物です。今では虫や草の葉、芽も食べますが、花が咲くと蜜を吸いにやってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/78/eab2b129814fbbc7fe0cbd9e2935ce8a.jpg)
食欲旺盛で独占欲が強いため。他の鳥が花の蜜を吸っていたりすると、すっ飛んできて他の鳥を追い払ってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/08/255eb7555b06edfd4a376fad52164101.jpg)
<ヒヨドリ(鵯、白頭鳥) スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属 全長27.5cm>
2/9 手賀沼湖畔
庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、200を超える品種が栽培されています。また、観賞だけではなく、香りのよい果実を使って果実酒やジャムをつくることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/98/150dfa3a43d12f29e856f344918de25b.jpg)
日本では平安時代と古くから親しまれてきた花木です。江戸時代に品種改良が進んだと言われていて、赤色や白色などの花を咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c8/80ad590b0bc3408c0f9915c3b6905e04.jpg)
瓜(ウリ)に似ている果実が実るため、木になる瓜で「木瓜(もけ)(もっけ)」と呼ばれていました。この「木瓜(もけ)(もっけ)」が訛ってボケとなったと言われています。
<ボケ(木瓜) バラ科ボケ属> 2/9 柏の葉公園
花が終わると、先端のくぼみに扁球形の果実が実ります。この形から、オオイノヌフグリと呼ばれていますが、名付け親は牧野富太郎博士です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/1f/8215c644d05dfad0bc40626c5221ddb4.jpg)
この植物にはもうひとつ素敵な名前が付けられています。「オオイヌノフグリを千葉県柏市あたりではホシノヒトミ(星の瞳)とよぶ方言がある」(日本植物方言集成)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/93/3a93c0c73abda5dfa13e5262ce688880.jpg)
命名者は柏市中央公民館長を務め、柏市の自然に精通した斎藤吉永氏が名称を報告したと思われますが、当時の状況を記録している資料は見つかっていません。
<ホシノヒトミ(星の瞳) オオバコ科クワガタソウ属>
2/8 近所の路傍
日本では冬鳥で、10月に入ると全国的に飛来が始まり、3月になると数が減少しはじめ、4月末までにほとんど見られなくなります。静かな海湾や淡水の湖沼に生息します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a2/7c4958280e2998101e541ee7b717426f.jpg)
名前の由来は背に星屑の模様があり、翼に白帯がでることから。雄は、赤味のある茶色の頭と黒い胸が特徴で、雌は全身褐色で目のまわりに白っぽい線があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/26/07efa8d88ccd4b71971ec4ff4aa1db8d.jpg)
<ホシハジロ(星羽白) カモ目カモ科ハジロ属 全長45cm>
2/21 七次川調整池(千葉県白井市)
その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来です。春の七草に含まれる同じ名前の植物「コオニタビラコ(小鬼田平子)」は別物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/d7/b71f9164b62c94d7b42ede1e33ac9bc0.jpg)
春になると様々な場所から顔を出し咲く花ですが、生長環境が整っている日当たりが良い場所だと、秋や冬に花が咲くこともあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0e/1ab90398933901b71afcdc41feceb4ea.jpg)
<ホトケノザ(三階草) シソ科オドリコソウ属> 2/21 手賀沼湖畔
ケシ科ケシ属の一年草・多年草です。世界中に150種ほどが確認されており、アヘンが採れるために栽培が禁止されている種類もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c7/d81e25706003643ac5bb4f5caa7202de.jpg)
日本でガーデニング用として普及している品種は主に、シャーレー、アイスランド、オリエンタルです。どれも花色がカラフルで、花のサイズも大きいので、群植すると迫力があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/65/1b4f9f6714830f7bdfcfb28d2c6a55e5.jpg)
初夏に咲くシャーレー「別名ヒナゲシ・グビジンソウ(虞美人草)」、春に咲くアイスランド「別名シベリアヒナゲシ」、宿根草ではオリエンタル「別名オニゲシ」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/77/beaed7d6ff9c4fc5beaeee942dadad2d.jpg)
人との関わりが深い植物で、古代人の住居跡からも発見され、現在でもケシの実(ポピーシード)は食用としてあんぱんや松風に使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/28/dc4869d5483bd2297aab83d76de4aca2.jpg)
<ポピー ケシ科ケシ属> 2/2 市川植物園
カモと言えばこのカモで、オスは青首とも呼ばれるアヒルの祖先です。カモの仲間の代表種で冬鳥として湖沼に飛来します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0b/c121f7384e43eed975110d38be28c391.jpg)
メスは地味な褐色系で、大きさが近いカルガモと似ています。秋冬のオスは緑や紫に輝く頭部が美しいが、夏の羽色はメスに似ます。声はアヒル同様のしわがれ声で「グェッグェッ」と鳴きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/42/e8a82ee205ab3addef9351bb4c5fa381.jpg)
<マガモ(真鴨) カモ目カモ科 全長59cm> 2023/2/8 柏の葉水辺公園
日本の野山に自生し、古くから和紙の原料として利用されてきました。春早くにポンポンのような花が木の先端に咲く落葉樹です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cd/4b0ccffe4de27506e521b475f7402809.jpg)
早春に枝の先に花が咲き、その後に同じ場所から3本の枝が伸びます。そのため、この独特の枝ぶりから名がついたといわれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6d/49b0a58fa34ea1eb3924de74b9d23f9f.jpg)
<ミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科ミツマタ属> 2/22 あけぼの山農業公園
中南米原産の、肉厚の葉とバルブと呼ばれるやや太った茎をもつ洋ランです。交配種の種類も多く、色彩、花の大きさ、株の大きさなどにさまざまなタイプがあります。
<フリースピリット>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b2/2866a9422ecd8106d4fcba0bdcb31184.jpg)
この品種は温室がなくても、花を楽しむことができるタイプです。花色もバラエティーに富み、香りも豊かなランです。不定期ですが、年に2回開花することがあります。
<リトルヘイゼル>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ab/c40e417736461f791dfc567388796764.jpg)
<ミニカトレア ラン科カトレア属> 2/2 市川植物園
平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1d/ebf066d195f8414ef95dcdb1c523d8bb.jpg)
私が鳥撮りを始めてからの1年半で、最も多く出会った鳥です。椋(ムク)の実を好むことから名が付いたと言われますが、実際は雑食で虫の幼虫なども食べます。
<ムクドリ(椋鳥) スズメ目ムクドリ科 全長約24cm>
2023/2/8 北柏ふるさと公園
葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる食虫植物です。スミレに似た可愛らしい花が咲きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/66/e880b000bcdf82df6cabf7455de7c878.jpg)
<ムシトリスミレ(虫取菫) タヌキモ科ムシトリスミレ属>
2/2 市川植物園
草丈15cmくらいでブドウのような花を咲かせる、春の球根植物です。とても耐寒性の強い花で、球根は植えっぱなしでも自然分球で増え、毎年花が咲きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/37/99ec3a8bdc67af5185a9d6d5df386561.jpg)
<ムスカリ キジカクシ科ムスカリ属> 2/21 アンデルセン公園
生け垣などのとがった小枝や、有刺鉄線のトゲなどに、バッタやカエルなどの獲物を串ざしにする変わった習性があることで知られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2e/fe7fd54a42edb7471f3d0c91f748006f.jpg)
雄の過眼線は黒色(雌は褐色)。長めの尾を回すように振ります。百舌とも書くように他の鳥の鳴き声がとっても上手です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d2/b2e65de73eef2d5212c714eecef1c599.jpg)
<モズ(百舌) スズメ目モズ科 全長20cm> 2/9 手賀沼湖畔
インド原産キョウチクトウ科の世界の熱帯地域に100種ほど分布する常緑低木です。樹高は3mほどで、葉の脇や枝先にクチナシに似た八重咲きの白い花を咲かせます。
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日本へ渡来してきたのは明治初期で、花はほぼ周年咲き、花の香りも良く極楽浄土に漂う香りとも云われるそうです。
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<ヤエサンユウカ(八重三友花) キョウチクトウ科サンユウカ属>
2/2 市川植物園
西ヨーロッパで広く分布しており、ウェールズでは国花として制定されています。多年草の球根植物で垂直に伸びた花茎から3cmから5cmほどの黄色いや白の花を1輪咲かせます。
<ブライトコサージュ>
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花の特徴としては、中心部に筒状の副花冠があり、トランペットのベルの形に似ている事から命名されたと言われています。
<ラインベルトアーリーセンセーション>
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<ラッパズイセン(喇叭水仙) ヒガンバナ科スイセン属> 2/21 アンデルセン公園
一般にルイラソウまたは野生のペチュニアとして知られています。ルイラソウ属の植物は、熱帯アメリカを中心に世界に約250種が分布しています。
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花はラッパ状で、四季咲き性の種類が多いですが、冬から春にかけて開花するものもあります。
<ルエリア キツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)>
2/2 市川植物園
中国原産の落葉低木。寒い季節に淡いクリーム色の花を咲かせます。花は香りが良く、花びらには厚みがあります。花の中心部が赤紫色をしています。
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梅の花が咲く頃に香りの良い花を咲かせること、花が蝋を塗ったような質感であることから「梅」に例えられて、名が付いたと言われています。
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<ロウバイ(蝋梅) クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属>
2/9 柏の葉公園
2月の花のアルバムを4回に渡り、最後までご覧いただきありがとうございました。
しばらく自宅から離れることになり、ブログをお休みさせていただきます。
また、皆さまのところへの訪問もお休みさせていだきたいと思います。
申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
本日のコメント欄閉じさせていただきます。