Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

ついに出会えたカワセミくん!

2022-02-28 | 野鳥
2月15日の北柏ふるさと公園で、新たな鳥の出会いが不発に終わったので、翌2月16日にあけぼの山農業公園にリベンジに行ってきました。

私にとって憧れの鳥、カワセミとの出会いがついに叶いました。カモを探しに日本庭園に行ったところ、木の枝に美しい鳥が止まっているではありませんか。



そろ~り、そろ~りと近づいて、10mほどの距離に近づいたところで飛び立ってしまいました。残念ながら、後ろ姿しか見せてくれませんでしたが、証拠写真として後ろ向きカワセミくんを掲載します。(^^ゞ

<カワセミ ブッポウソウ目 カワセミ科 カワセミ属 全長17cm>

渓流や池沼などを見下ろす木の枝に静かにとまっていて、水中の獲物をとったり、水面をかすめて一直線に速く飛んだりしています。

羽色が鮮やかで、翡翠(ひすい)のような体色から、飛ぶ宝石ともいわれ、その美しさは古代から注目されていました。



くちばしは体の割りに長く、メスのくちばしは赤い口紅を塗ったようで、雄の下くちばしは赤い部分がありません。

日本では全国に棲んでいます。巣は土崖に横穴を掘ってつくります。池、川など淡水域の水辺で餌をとるのが普通です



日本庭園を出て、公園の方へ向かう道路を歩いていると、私にとっては何度も出会う、もうお馴染みのシジュウカラくんです。

<シジュウカラ スズメ目シジュウカラ科 全長約14.5cm>

白いほっぺたに黒いネクタイ
全国各地で、山にも町にもいる、白いほお、白い腹に黒いネクタイ模様が目立ちます。スズメほどは人を恐れず、スズメより活発で素早く動きます。



体重は14gくらいです。日本ではほぼ全国に分布していますが、北日本に多く、西日本には少ないようです。平地から山地の林に住みますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥です。



上から鳥の声がします。電線の上に私にとってどこかで見たような鳥が止まっているではありませんか。さっそくカメラを向けて写真をゲット。後で調べるとヒヨドリくんでした。

<ヒヨドリ(鵯、白頭鳥) スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属>

ボサボサ頭に茶色いほっぺ「ヒーヨヒーヨ」と名を名乗る
ちょっと、性格は激しいですが優しい鳥です。ただ、ミカンやイチゴなどの畑を荒らすことも多いため、農家では害鳥とされ狩猟鳥の指定を受けています。



全長27.5cm。全体が灰色に見える色彩の鳥です。花の蜜や果実が大好物です。今では虫や草の葉、芽も食べますが、花が咲くと蜜を吸いにやってきます。



さらに進むと、今度は畑の中をピョンピョン跳ねながら、餌をついばむ鳥を見つけました。後で調べたらツグミのようでした。

<ツグミ スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属 全長24cm>

跳ねては止まって胸張って"だるまさんが転んだ!"をしているよう
全長24cm。日本には全国に冬鳥として渡来し、積雪のない地方の水田の刈跡、畑地、草地、河原など広々とした背の低い草地にすんでいます。

10月ごろ、シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表です。3月なかばごろになると再び群れて北へ帰ります.



日本へ着くと群れを解いて、田畑や低い山の林に散らばって生息、。胸を張って木の枝にとまり、地面におりて枯葉の下の虫をさがします。

冬鳥なので日本ではさえずりをしません。そこで冬には口をつぐんでいる、それでツグミと呼ばれるようになったといわれています。



梅の花はまだまだで、一部の早咲き品種のみ咲いていました。

<コウバイ(紅梅) バラ科 サクラ属>




ミツマタ(三椏)に少し花がつきはじめました。

<ミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科 ミツマタ属>



ツバキの花も咲きはじめました。

<ツバキ(椿) ツバキ科 ツバキ属>






北柏ふるさと公園の鳥と花

2022-02-25 | 
2月15日に4年ぶりに北柏ふるさと公園に行ってきました。
目的は私にとっての5度目の野鳥撮影でしたが、残念ながら新たな鳥には巡り合えませんでした。

<ハクセキレイ スズメ目セキレイ科 全長約21cm>



最も身近なセキレイの仲間
体形は横長で、尾が長いセキレイの仲間。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色。尾をフリフリさせながら歩く、とっても可愛らしい野鳥です。「チチン チチン」と鳴きながら、波形に飛ぶのはセキレイ類の特徴です。



ハクセキレイは、河川、農耕地に加え、公園や駅前など開けた場所が好きで、人に見られても堂々と活動しています。特徴として白い顔に目を通る細い黒線があります。

<ムクドリ スズメ目ムクドリ科 全長約24cm>



大群でねぐら入りする様は魚群のよう
全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。



平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。

<オオバン ツル目クイナ科オオバン属 全長約39cm>



頭をフリフリ泳ぐ真っ黒い鳥で白い額がトレードマーク
全長39cm。全体は灰黒色で額とくちばしは白色です。足は緑青色。「キュイッ」と聞こえる声を出します。陸上を歩くこともありますが、水上生活が多く、すばやく水上へ逃げていきます。



池沼に生息していて、40年前は関東より北で繁殖していましたが、近年増加の傾向にあり、日本中で見られています。オオバンが増加している理由はよくわかっていません。

<コブハクチョウ カモ目カモ科ハクチョウ属 全長約150cm>



コブハクチョウはくちばしの上部の付け根に、コブに見える黒い部分があり、それが名前の由来となっているようです。ユーラシア大陸の中緯度地域に広く分布し、成鳥では全長150センチ程度になります。



手賀沼で初めて観測されたのは1973年。外来種のため、飼育されたものが逃げ出したか、人為的に放たれたものだといいます。90年には繁殖も確認されました。その後増加し、現在は170羽程度が生息しているとみられます。

<ツバキ(椿)「小絞り」 ツバキ科ツバキ属> 

ツバキの「絞り」では、花弁の白や桃、紅色の地色に紅の模様が発現します。



絞りは下図のように5種に分類できますが、「小絞り」と「吹き掛け」が同時に発現するような場合もあります。



絞り入りツバキの品種は「蝦夷錦」「吹上絞り」「吾妻絞り」等々多くの品種があるようです。ツバキの絞りを理解した上で観察すれば、多少なりとも、椿の品種の特徴が分かってくるようになるかもしれません。



<ハクバイ(白梅) バラ科サクラ属>



梅には、花の色からハクバイ(白梅)とコウバイ(紅梅)があり、一般的に白梅の方が先に開花します。ハクバイには一重咲きと八重咲きがあり、色は白で、花の直径は3センチ程度です。



ウメは原産地が中国の四川省から湖北省で、奈良時代以前に薬木として、中国文化と共に渡来し、栽培されたといわれています。


最も長生きできるスポーツはテニス?

2022-02-21 | テニス
久々のスポーツネタです。
私は週1回の卓球と週4回のテニスがライフワークになっています。スポーツは、健康に良いと信じているからです。実際、私は過去5年の間に病気に罹ったのは、3年前のインフルエンザ1回のみで、それ以外は風邪すら罹ったことがありません。

<テニス>


スポーツは、健康に長生きするための秘訣です。様々な研究によって、定期的な運動と健康、長寿の関係が確かめられています。スポーツ基本法にも、スポーツについて「健康で活力に満ちた長寿社会の実現に不可欠である」と記されています。

<卓球>


たくさんあるスポーツの中で、最も長生きに関係がある種目はいったい何でしょうか。最近の研究によれば、その有力な候補だと考えられるのがテニスだそうです。長生きしたい人は今からでも遅くないのでテニスを始めましょう。(笑)
(以下は2022年2月15日朝日新聞朝刊 beからの抜粋です)



テニスと健康寿命の関係を示す興味深いデータがある。
デンマークと米国の研究チームは、20代から90代の男女計8577人について、1991年から2017年まで25年にわたって追跡調査し、結果を2018年に発表した。

<グランドゴルフ>


研究チームは、スポーツをする習慣がない人と、テニスやサッカーなど8種のスポーツをする人を比べた。25年の調査期間に4448人が亡くなった。年齢や性別、喫煙の影響などの補正をかけても、スポーツをする人はみな平均余命が長かった。

<ゴルフ>


最も長かった種目はテニスで9・7年だ。次いでバドミントンの6・2年、サッカー4・7年、サイクリング3・7年、スイミング3・4年、ジョギング3・2年、体操3・1年。ジムでのエクササイズは1・5年だった。

<バドミントン>


なぜテニスをしている人は長生きなのか。はっきりした理由はわからないが、研究チームはスポーツにともなう「社会的相互作用」が重要なのではないか、と指摘している。

テニスは一人ではできないスポーツだ。テニス仲間と会話し、社会的なつながりを持つことが肉体的、精神的によい効果をもたらす可能性がある。

<サイクリング>


また、テニスやバドミントンはプロ選手であれば運動量は多いが、ダブルスだと、プレーヤーがコートを走り回ることが比較的少なく、体への負担がそれほど大きくないため、高齢者でも参加できる。

<サッカー>


日本テニス協会医事委員長で、国際テニス連盟の医事委員を務める医師、別府諸兄(もろえ)さんは「激しいジョギングをする人と、運動しない人は統計的には死亡率が一緒だった。テニスのダブルスのように、中程度の運動のほうが長生きにつながる可能性があります」と言う。

<テニス>


別府さんたちは、日本人も調べている。都内の60~80代のテニス愛好家と、運動習慣のない人それぞれ40人ずつについて、骨格筋や下肢の筋肉を比べてみた。

研究参加者のひざの関節を90度に固定した状態で、ひざを伸ばす筋力を測定したり、超音波で筋肉の量を調べたりした。

<テニス>


すると、週に2、3回テニスをする人たちは、運動習慣のない人に比べて筋肉の質が高く、筋量が多いことがわかった。

以上が朝日新聞記事からの抜粋でした。

<テニス>


厚生労働省の集計によると、2020年の日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳。私がテニスのプラス寿命を加えると、計算上はあと8年 + 9年の17年、妻があと14年の寿命があることになります。

統計理論上は少なくともあと14年は夫婦2人で過ごす計算になります。この14年を2人にとって、楽しく充実したものにしたいと願っています。



私たち夫婦が目指すのは、マイペースの暮らし-夫婦二人のマイペース、自分なりのマイペース、そして妻なりのマイペースです。
”心・身”の健康維持のため、私は従来通りテニスや卓球を、妻は友人と散歩や映画観賞・ショッピングを楽しむ日々。



また、夫婦とも″心・身″が健康であれば、朝の気分次第で、家にいるのもよし、外出するのもよし。思い立ったその日が最良の旅行日和で、日帰りの旅も、名所を巡る一週間の旅も自由自在です。時には夫婦揃っての散歩で、四季折々の移ろいを感じながらの、街のそぞろ歩きも楽しく、心身の健康にもよいかもしれません。

スミレ、ビオラ、パンジー ③

2022-02-18 | みんなの花図鑑
先回の続きです。スミレ、ビオラ、パンジー ② 2022-02-12

<今回はスミレの受粉の仕組みについて見ていきます>

スミレの花はその可憐な姿とは裏腹に、逞しく生き延びる知恵があるんです。
スミレの花をよく見てみると、花の後ろが細長く突き出すように袋状になっています。この袋は「蜜房(距)」といい、ここで蜜を分泌します。



昆虫が蜜を求めてこのスミレの花の中に入り込むと、体中が花粉まみれになり、この花粉まみれの昆虫が次の花へ移ることによって、次の花が授粉するという仕組みです。



でも実はこの方法では確実には結実しないのです。それよりもスミレは、花が咲かなくなった夏以降に次々と結実し種を作ります。スミレの花は「閉鎖花」と言って、まだ蕾の段階で自家授粉し結実してしまいます。こうやって小さなスミレは1年中種を作り続けています。(写真の蕾の部分)



さらにスミレはその種を出来るだけ遠くに運ぶための工夫にも余念がありません。スミレの種は熟すとさやが弾け、中の種子が遠くに飛ぶように出来ています。スミレが群生するように固まって咲いているのはこの仕組みのせいなのです。



さらにスミレの種子は糖質コーティングされています。これを甘いものが大好きな蟻が運んでいくという仕組みです。蟻は周りの甘いところをなめ終わると、その辺に種を捨ててしまうので、その場で発芽します。



<次にスミレの花言葉について見ていきます>

「スミレ」の花言葉は「謙虚」「誠実」。

紫のスミレの花言葉は「貞節」「愛」。
白いスミレの花言葉は「あどけない恋」「無邪気な恋」。
黄色いスミレの花言葉は「田園の幸福」「つつましい喜び」。
ピンクのスミレの花言葉は「愛」「希望」。



<最後に「すみれ」というあかちゃんの名前について見ていきます>

「すみれ」という響きは小さな花のイメージで可愛らしいので、女の子の名前によく付けられます。たまひよ 赤ちゃんの名前ランキングによると、「すみれ」という名前は2014年ころからランキングに登場するようになり、2019年・2020年と続けて50位以内に入りました。



たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング

菫   2021年-58位 2020年-48位 2019年-46位 2018年-46位 
すみれ 2021年-91位 2020年-93位 2019年-57位 2016年-59位 

親が「すみれ」という名前に込める願いをご紹介します。

可愛らしい子になるように
小さなすみれの花のイメージから、可愛らしい子になるように想いを込めます。



誰からも愛されるように
すみれの花は万葉集にも詠まれています。古くから愛されてきた花のように、誰からも愛される人になるよう願いを込めます。



誠実に生きるように
すみれの花言葉は「謙虚」「誠実」などがあります。これらにあやかり、謙虚な心を忘れずに誠実に生きて欲しい、真面目で優しい人になって欲しいと想いを込めます。



幸せになるように
すみれには「ささやかな幸せ」という花言葉もあります。小さな幸せを大切にできるようにと願って名付けます。



スミレの花について2回にわたりご覧頂きありがとうございました。誰もが知り、誰からも愛される花でありながら、まだまだ知らないことが多い花です。また、機会があれば続編を投稿したいと思います。









ボケてます

2022-02-14 | 野鳥
2月9日、例によってテニスの帰りに、手賀沼に野鳥を探しに立ち寄りました。今回は水鳥ではなく、木の枝などに止まる野鳥の撮影にトライしました。

今回もGoogle Lense で調べたので、間違いがあればご指摘をお願いします。お見苦しいとは思いますが、ボケボケの鳥の写真をご覧ください。

<ハクセキレイ? スズメ目セキレイ科 全長約21cm>
体形は横長で、尾が長いセキレイの仲間。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色。



でも、結果はボケボケの写真ばかりになってしまい、自分の不器用さに情けなくなりました。枝に止まっている鳥にピントを合わせても、木や枝に焦点が合ってしまい、結果的に鳥の姿はピンボケになってしまうのです。(^-^;

<シジュウカラ? スズメ目シジュウカラ科 全長約14.5cm>

白いほっぺたに黒いネクタイ
全国各地で、山にも町にもいる、白いほお、白い腹に黒いネクタイ模様が目立ちます。スズメほどは人を恐れず、スズメより活発で素早く動きます。



体重は14gくらいです。日本ではほぼ全国に分布していますが、北日本に多く、西日本には少ないようです。平地から山地の林に住みますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥です。



<モズ? スズメ目モズ科 全長約20cm>

モズは百舌(もず)とも書くように他の鳥の鳴き声がとっても上手
モズは生け垣などのとがった小枝や、有刺鉄線のトゲなどに、バッタやカエルなどのえものを串ざしにする変わった習性があることで知られ、日本ではこれを「モズのはやにえ」と呼んで有名です。



<ムクドリ スズメ目ムクドリ科 全長約24cm>

大群でねぐら入りする様は魚群のよう
全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。



平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。



駅前のロータリーや街路樹並木を塒(とや:鳥の巣)にして、人に嫌われることも多いですが、農耕地や草原で虫をとるプロフェッショナルですから、畑や芝生のグランドキーパーの役目をしてくれています。



<スズメ スズメ目スズメ科 全長約14.5cm>

人の住んでいるところに住むとっても身近な鳥
短くて太めで、草の種子を食べるくちばしをしている。日本中に分布していて、市街地、住宅地などにいる他、人家のある集落には生息しています。



留鳥で渡りはしないと考えられていますが、新潟県から岡山県、愛知県、関東地方などへ移動するものはいます。人間にとっていちばん身近な、そのくせいちばん人間にいじめられてきたのが、スズメです。



『番外編』
お見苦しい写真をお見せしたお口直しに、私が3年前に福岡で撮った鳥の写真をご覧ください。 2019年3月5日 国立海の中道海浜公園(福岡県福岡市)で撮影

<コンゴウインコ オウム目インコ科> 

頭が良くて温和な性格で人に良く懐きます。寿命は飼育下で約50年といわれていて、長い期間を一緒に過ごすことができます。電話の音をまねるなど、ものまねやオウム返しは得意ですが、会話はあまり得意ではないようです。



コンゴウインコ(金剛鸚哥)は華麗で光沢のある色鮮やかな羽を持つ、世界最大級(体長76cm〜100cm)のインコで、金剛石(コウンゴウセキ=ダイヤモンド)のように美しいことから、コンゴウインコと呼ばれています。



<フラミンゴ フラミンゴ目フラミンゴ科> 

ピンク色をした見た目が美しく、また片足でスラリと立つ姿からは凛とした印象も受ける「フラミンゴ」。名前の由来は、ラテン語で「炎」を意味する言葉だそうです。



フラミンゴが片足で立つ理由は、彼らは片足で立つことで、万が一何かが起こった際に、すぐに逃げられるようにしているという説があります。いわば1歩を踏み出す直前の状態で立っているということです。



私にとっては4回目の野鳥撮影でしたが、何とか木に止まっている鳥を見つけることができました。でも、逃げられないかと焦るあまり、ピント合わせがうまくできないのが課題です。まだまだ、先の長い野鳥撮影の旅です。


スミレ、ビオラ、パンジー ②

2022-02-12 | みんなの花図鑑
先回の続きです。スミレ、ビオラ、パンジー ① 2022-01-31

2回目の今回はスミレについて調べてみました。

スミレの花にどんなイメージを持っているでしょうか。上品な雰囲気を表す「すみれ色」、女性の名前にも使われる「菫」、文学作品などで「すみれのような」可憐な女性と例えたりします。何かを表現するのに使われることの多い花です。



花は園芸種のビオラよりも小さめですが、性質は丈夫です。 パンジーやビオラが一年草もしくは二年草であるのに対し、野生のスミレは多年草で、痩せた土地でも繁殖する生命力の強い花です。



スミレの花が咲くのは春。桜の花が咲き誇り、みんなが頭上の桜に見とれている頃に、足元でひっそりと花を咲かせているのです。スミレは、大体3月の下旬から5月くらいまで次々と咲き続けます。



昔から日本に自生し、万葉の時代から親しまれているスミレですが、種類が豊富で150種以上とも言われています。スミレは自然交配による交雑種も多く、品種名を確定するのが難しい草花と言われます。



和名の「スミレ」の名の由来は諸説いろいろありますが、スミレの花の形状が大工仕事で使われる墨入れで使う「墨つぼ」に似ている、というところから名づけられたとも言われている山野草です。



では、スミレの花を他の国では何と呼んでいるのでしょうか。スミレは学名が「viola」ですから、それに近い名前で呼ばれているようです。

日本語…菫(スミレ)
フランス語…violette(ヴィオレット)
英語…violet(ヴァイオレット)
イタリア語…viola(ヴィオラ)
ポルトガル語…violeta(ヴィオレッタ)
ドイツ語…Veilchen(ファイルヒェン)
オランダ語…Viooltje(ヴィオルーチェ)

スミレの仲間は茎を長く伸ばしてその先に花を咲かせる「有茎種」と、葉の根元から直接花茎を出して花を咲かせる「無茎種」とがあります。



『有茎種』

有茎種の花は茎をすっと伸ばしその先に花を咲かせるタイプのスミレです。茎が伸びるタイプは、すっと伸びた華奢な茎の先にうつむくように花を咲かせる姿が、恥じらっているかのようで愛らしく、全体的に柔らかく甘い香りが特徴です。

<スミレ 有茎種 葉は細長い 花色は濃い紫>

日本に昔から自生しているスミレです。濃く深い紫色の花を咲かせます。民家に近い公園や道端から明るい山野まで自生しているのを見かけます。



<エイザンスミレ 有茎種 葉は細長くて縁がギザギザ 花色は白に近い淡い紫>

エイザンスミレの名前の由来は比叡山に生えていたスミレだからだそうです。最大の特徴は、縁がギザギザとした葉の形です。



<タチツボスミレ 有茎種 葉はスペード型 花色は淡い紫>

タチツボスミレは山野や公園、道路脇など身近な場所で見かけるスミレです。



『無茎種』

無茎種の花は、葉っぱの座布団の上にスミレが鎮座しているようで可愛らしくあります。さらに葉の形にも2つのタイプがあり、笹の葉のように細長いタイプとスペード型の葉のタイプがあります。

<アリアケスミレ 無茎種 葉は細長い 花色は白>

スミレの中でも特に淡い花色が印象的です。春の新緑の中で羽毛のようにふわりと咲いています。



<ノジスミレ 無茎種 葉は細長い 花色は淡い紫>

他のスミレに比べて花びらが大きく花全体が丸みを帯びたような形をしています。民家近くの道端や明るい空き地などで見られます。



スミレの話、まだまだ続きます。次回もスミレの受粉の仕組みや、花言葉などについて見ていこうと思います。

<余談ですが>
昨日、千葉県でも雪が積もりました。昼間の雨が夜になって雪に変わり、10センチほどの積雪がありました。

2022年2月11日朝、自宅庭の雪景色です。



3週間前に咲き始めた勿忘草も、すっぽりと雪に埋まりも寒そうなので、上に積もった雪を取ってやりました。















花と鳥を探して ②

2022-02-08 | みんなの花図鑑
先回の続きです。花と鳥を探して 2022-02-05
1月21日に柏の葉公園で撮影しました。

<デンドロビウム「長生蘭(チョウセイラン)」ラン科デンドロビウム属>

デンドロビウムは、アジアを中心に、世界中に広がっているラン科の植物で、「カトレア」「シンビジウム」「パフィオペディルム」と並んで「世界四大洋蘭」と称されています。



<ネメシア「海蘭擬(ウンランモドキ)」ゴマノハグサ科ネメシア属> 

宿根ネメシアは、-3℃以上の気温があれば1年中開花する四季咲き性の性質があります。開花期間が長いので、寄せ植えには大活躍する草花です。



ネメシア属の植物の90%以上は南アフリカ固有種で、大半の種は南アフリカの西部から南部にかけて分布しており、一部がナミビアに分布しています。



<ノシラン(熨斗蘭) ユリ科ジャノヒゲ属>

いろいろな行事に使うのし袋やのし紙に葉の形が似ていることから付いた名前です。またランという名がついていますがユリ科の植物です。



秋から冬にかけて実(タネ)がなります。最初は緑色で、緑 → 青 → 紺と秋から冬にかけて徐々に変化する様子がおもしろいですね。「実」ではなく「タネ」が正しいようです。



<ハーデンベルギア「小町藤(コマチフジ)」マメ科ハーデンベルギア属>

ハーデンベルギアは、オーストラリア原産の常緑つる性植物で、地植えにすると2~3mは伸びます。ハーデンベルギアの花色は紫が有名ですが、白や淡いピンク色もあります。



花は4枚の花びらからなる典型的な “マメ科”の花で近づいて見ると、白花はコチョウランのようで可愛い形をしています。



<ポインセチア 「猩々木(ショウジョウボク)」 トウダイグサ科トウダイグサ属>

赤と緑が特徴的なポインセチアは、クリスマスの定番の植物として冬になると多くのお店で飾られ、街を彩ります。ポインセチアの赤く色付いた花に見える部分は苞で、その中央に小さく黄色に集まった部分が花です。



<マンリョウ サクラソウ科ヤブコウジ属>

万両(マンリョウ)はつややかな赤い実はお正月の縁起物として定番。千両(センリョウ)と並び庭木として愛されています。 よく似た両者ですが、万両(マンリョウ)の方が実が大きいため、より額の多い万両と名づけられたのです。



これから先は公園の池にいた水鳥たちです。鳥の名前に間違いがあればご指摘いただけると幸いです。

<オオバン ツル目クイナ科 全長約39cm>

頭をフリフリ泳ぐ真っ黒い鳥で白い額がトレードマーク。
全長39cm。全体は灰黒色で額とくちばしは白色です。足は緑青色。「キュイッ」と聞こえる声を出します。陸上を歩くこともありますが、水上生活が多く、すばやく水上へ逃げていきます。



池沼に生息していて、40年前は関東より北で繁殖していましたが、近年増加の傾向にあり、日本中で見られています。オオバンが増加している理由はよくわかっていません。



<オナガガモ カモ目カモ科 全長75cm(オス)、53cm(メス)>

人をあまり恐れない、尾羽も首も長いスマートなカモ。
オスの頭はチョコレート色、白い胸から首の側面に白線が食い込んでいます。体は灰色で、細かい黒色模様があります。オスでは尾羽の中央羽2枚が長く、Pintailの英名はこの尾から名付けられています。



メスは全体に褐色で黒褐色の斑紋があります。他種のカモ類のメスより白っぽく見えますし、尾も長めです。脚は黒灰色、くちばしも黒灰色です。



<カルガモ カモ目カモ科 全長約61cm>

カモの仲間は日本で30種を越えるが、ほとんどが「冬鳥」なので春夏にはいなくなります。春夏もいて普通に繁殖するのはカルガモだけです。



くちばしの先が黄色いのも特徴。ひなは「ピヨピヨ」と鳴くが、成鳥はアヒルに似たしわがれ声です。くちばし以外でカルガモを見分けるには、腰の部分に見える白い三日月模様がポイントです。


花と鳥を探して

2022-02-05 | みんなの花図鑑
一年で最も寒い大寒(1月20日)の頃は、最も花の少ない時期でもあります。
1月21日に例によってテニスの帰りに、柏の葉公園に花と野鳥を探しに立ち寄りました。花は少ないながらも、探してなんとか花と鳥を見つけてきました。今回と合わせて2回に分けて投稿します。

<アザレア(西洋ツツジ)ツツジ科ツツジ属>
色鮮やかな大輪の八重咲きのものなどが多く、とても華やかなのが特徴的です。本来の開花時期は春なのですが、室内観賞用として育てられたものが秋から冬にかけて出回ります。



<クルメツツジ(久留米躑躅) ツツジ科ツツジ属>
クルメツツジは、その名のとおり、江戸時代後期に久留米藩がつくり出した改良品種で、戦後には久留米でたくさん作られたという、日本原産のツツジです。



開花時期は春で、ほかのツツジよりも少し早く開花を迎え4〜5月にかけて満開になります。クルメツツジは小さな花をたくさんつけるのが特徴です。花つきが良いので、開花時期には美しい姿を楽しめます。



<シロミノマンリョウ (白実万両) サクラソウ科 ヤブコウジ属>
マンリョウが品種改良されたもので、白い実の品種。キミノセンリョウのように黄色い実のマンリョウもあるそうです。



<シンビジウム ラン科シンビジウム属>
洋ランの中ではコチョウランと並んでポピュラーなグループで、冬から春の鉢花として親しまれています。現在、最もポピュラーで、各家庭に出回っている洋ランはシンビジウムです。



<ソシンロウバイ(素心蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属>
ソシンロウバイは、ロウバイの変種です。ロウバイは内側の花被片が濃い紫色になりますが、ソシンロウバイは花被片全体が黄色くなります。



基本種のロウバイよりは花期が早く、園芸種だけに形も大きくて美しいと言えます。茎にはスポンジ状の白い芯があり、これが「素心」の名前の由来です。



<ヒヨドリ(鵯、白頭鳥) スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属>

最後に見つけたのはヒヨドリ?と思しき鳥です。(Google Lenseで調べました)
ボサボサ頭に茶色いほっぺ「ヒーヨヒーヨ」と名を名乗る。ちょっと、性格は激しいですが優しい鳥です。ただ、ミカンやイチゴなどの畑を荒らすことも多いため、農家では害鳥とされ狩猟鳥の指定を受けています。



全長27.5cm。全体が灰色に見える色彩の鳥です。花の蜜や果実が大好物です。今では虫や草の葉、芽も食べますが、花が咲くと蜜を吸いにやってきます。



その昔、一ノ谷の戦いで、源義経が平家の軍勢を追い落とした深い山あいを「ひよどり越え」というのも、そこが春と秋ヒヨドリの渡りの場所になっていたことからだそうです。



次回に続きます。