Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

5月の花のアルバム(11)

2024-07-01 | みんなの花図鑑

5月に出会った植物の花や鳥の写真を整理しました。5月はバラの花の種類が一番多い月で、新緑の季節でもあります。5月は140品種ほどの花木や鳥の撮影できました。毎月恒例の記録として14~15回に分けて投稿します。

 

ひとりしずか~唄 ちあきなおみ (日本レコード大賞受賞者)

 

 

 

熱帯アジア、熱帯アフリカにおよそ50種類が分布する常緑性の樹木です。生命力は極めて強靭です。

本種の中で一番よく出回っているのは”マッサンゲアナ”という品種で「幸福の木」という名前で売られています。

本種を育てていると花を咲かせることがありますが、花は香りが強いという特徴があります。香り自体はフローラルな良い香りです。 

夜に花を咲かせることから、日中なかなか目にする機会がありません。また、花を咲かせること自体が非常に稀です。

どれほど稀かと言いますと、花は毎年咲くのではなく、早い周期のものでも2〜3年、長いものでは5〜10年の周期でやっと花を咲かせます。

<ドラセナ(幸福の木) キジカクシ科ドラセナ属>
5/2 自宅

 

 

 

 


タンザニアから南アフリカにかけて生息しています。「ヒョウの植物」、「ヒョウの耳」などの一般名でも知られ、ドリミオプシス属の球根植物です。

ヒョウ柄模様の葉が印象的です。ムスカリのような形状で白っぽいクールな花が咲きます。株が大きくなると脇に新しい球根ができます。

<ドリミオプシス・マキュラータ キク科ドリミオプシス属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 

 

ムラサキ科の植物で耐寒性多年草です。ヒレハリソウの近縁種であるドワーフ・コンフリーの園芸種です。

春に美しいブルー〜白花を咲かせます。つぼみはピンク色なので三色が混ざって咲くと、とても可愛らしいです。

<ドワーフコンフリー・ヒッドコートブルー ムラサキ科ヒレハリソウ属>

5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 


地中海沿岸地方原産の根茎性多年草です。日本へは慶応3年(1867)に渡来しています。

草丈は30~50センチ程度になります。4月頃、茎頂に白色・青色・橙色等の花を付けます。花姿はジャーマンアイリスによく似ています。

和名は本種の根茎を乾燥させると、芳香を放つことから付けられました。

<ニオイイリス(匂イリス) アヤメ科アヤメ属>
5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 


原種は北米原産のロウバイ科の落葉樹。本種は園芸品種で樹高2~3メートル。葉は卵形、全緑で枝に対生します。

5~6月頃、淡黄緑色で、径5センチ前後の花を見せます。花にはフルーツの香りがします。

和名は葉が黄金色に見えることから付けられました。

<ニオイロウバイ(匂蝋梅)「アテネ」 ロウバイ科クロバナロウバイ属>

5/2 つくば実験植物園

 

 

 

 

 

全国的に見るとありふれた草で、山野の日当たりのよい場所にごく普通に生える多年草でしたが、現在ではあまり見かけなくなりました。

春から初夏にかけて、直径1.5センチメートルほどの黄色い花をたくさん咲かせます。

茎や葉を傷つけると白い汁が出てきて、これには強い苦みがあります。名前もここから来ています。ただし毒は無く、むしろ山菜として利用することができます。

<ニガナ(苦菜) キク科ニガナ属>
5/22 あけぼの山農業公園

 

 

 

 

 

原産国は地中海沿岸と西アジアの、秋蒔き一年草の草花です。

夏に青や白色の可憐な花を咲かせ、花が終わったあとにできる風変わりな実も魅力的です。ドライフラワーやフラワーアレンジメントにも利用されます。

和名はクロタネソウと言い、花後にバルーン状の果実が膨らみ、中に黒い種が出来る事からこの名前がつきました。

種には、植物アルカロイドという毒が含まれており、大量に摂取した場合は腹痛や嘔吐、痙攣などの症状を引き起こします。

<ニゲラ(黒種草)  キンポウゲ科クロタネソウ属>
5/22 北柏ふるさと公園

 

 

 

 

 

原産地は北アメリカで日本へは明治時代に渡来し、現在は野生化しています。

背丈の低い整った株からやや小さめの花が可憐に咲き誇ります。朝咲いて夕方には受粉を終えしぼんでしまう一日花です。

葉が石菖(セキショウ)というサトイモ科の植物に似ているところからつけられた名前です。別名を南京文目(ナンキンアヤメ)ともいいます。

<ニワゼキショウ(庭石菖) アヤメ科ニワゼキショウ属>
5/12 近所の公園

 

 

 

 

 

カリフォルニ原産でムラサキ科ルリカラクサ属の耐寒性這性一年草です。

春に這性の低い草丈に、浅い釣鐘が開いたような小さくて可愛い花を咲かせます。

和名は瑠璃唐草で、白地の5弁花に1個づつ紫色の点が入るのが特徴です。

<ネモフィラ・マクラータ(瑠璃唐草) ムラサキ科ルリカラクサ属>

5/22 あけぼの山農業公園

 

 

 

 

 

キク科アザミ属の多年草で、本州、四国、九州の日当たりのよい場所に自生します。

アザミはアザミ属の植物の総称で、単にアザミという名の種は存在しません。

日本には100種類近いアザミがあるそうですが、互いによく似ていて見分けは困難です。一番普通に見かけるのが本種です。

深く切れ込んだ葉の縁には棘があり、花色は赤紫色や淡紅色のほか、白色もあります。

<ノアザミ(野薊) キク科アザミ属> 
5/22 北柏ふるさと公園

 

 

 

今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、Google Lensを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。

 

「5月の花のアルバム(11)」10品種を最後までご覧いただきありがとうございました。次回「5月の花のアルバム(12)に続きます。