Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

スミレ、ビオラ、パンジー ① 

2022-01-31 | みんなの花図鑑
スミレ、ビオラ、パンジー、小さな子供でも知っている身近な花ですね。
これら3つの花、すべてスミレ科スミレ属で同じ仲間で名前が違うだけなんです。
では、これらの花がどのように誕生したのか調べてみました。

<スミレ、パンジー、ビオラ誕生について、こんな逸話があるんです>

あるときキューピッドは、恋を叶えようと人に弓矢を放ちました。しかし、その弓矢は外れてしまい、近くにある真っ白なスミレの花に当たってしまったのです。その後その白いスミレの花は輝くような光を放ち、三色のビオラやパンジーの花が生まれたといわれています。

それでは3つの花がどのように生まれたのか、ザックリと言えるのは次のような点です。

<スミレ 万葉の時代から日本に自生しているもの>



<パンジー ヨーロッパ・北米原産のサンシキスミレ等を交配したもの>



<ビオラ パンジーを小輪多花性種に品種改良されたもの>



それでは、その違いがどこにあるのかを見てみましょう。

<スミレ(菫) スミレ科スミレ属>
・日本原産の野生種
・分類 スミレ科スミレ属
・学名 ビオラ マンジェリカ(Viola mandshurica)
・花びらがラッパ型で、少し先がとがってほっそりしている
・葉と花が根から別々に伸びている。
・春に咲く




すみれと言えば、宝塚歌劇団を象徴する歌として「すみれの花咲く頃」がよく知られています。原曲はドイツの「再び白いライラックが咲いたら」ですが、宝塚歌劇団の演出家、白井鐵造氏が、ライラックを日本人に親しみやすい「すみれ」に変え、大幅に書き換えて現在の歌詞になったそうです。

<すみれの花咲くころ~愛あればこそ~この愛よ永遠に 宝塚歌劇団OG>


<パンジー スミレ科スミレ属>
・三色スミレの園芸種
・分類 スミレ科スミレ属
・学名 ビオラ(Viola)
・大きくて(直径5cm以上)華やかな花が数個咲く
・花びらの先がスミレに比べて丸みを帯びている
・秋から春に咲く
・花の中心にはブロッチと呼ばれる斑紋が付いている




パンジーの花の模様は「人が深く物事を考えている」ように見えることから、フランス語で「思想」を意味する「パンセ」(pensée)という言葉が花の名前の由来とされています。確かにパンジーには人の顔に似たものがありますね。

<パンジー・ビオラの見分け方>
※現在はパンジーとビオラは複雑に交雑された園芸品種が登場し、明確には区別できなくなっています。



<ビオラ スミレ科スミレ属>
・パンジーが品種改良されたもの
・分類 スミレ科スミレ属
・学名 ビオラ(Viola)
・小さい花(直径4cm以下)が固まって咲く
・秋から春に咲く
・花びらの先がスミレに比べて丸みを帯びている
・下唇弁(下につく花びら)に”ひげ”の模様がある。(無地やブロッチもある)




パンジーとビオラは複雑に交雑された園芸品種が登場し、必ずしも上記のような違いで区別できなくなっています。それを象徴するのが、サカタのタネが開発した「よく咲くスミレ」という名前のシリーズの品種なのです。

<パンジー よく咲くスミレ(マロン) サカタのタネ>


私は最初この花の名前を見て、スミレだと思いました。サカタのHPには以下のような説明がされています。「普通のパンジーよりも小さい、4㎝前後の中輪の花をたくさん咲かせるパンジー」だそうです。

<パンジー よく咲くスミレ(カシス) サカタのタネ>


パンジーは、一つ一つの花は大きいけれど、花の数が少ないので淋しい印象になることがあります。その弱点を克服するために開発された品種で、パンジーとビオラの良いところをさらに強化したものだそうです。

<パンジー よく咲くスミレ(ブルーハワイ) サカタのタネ>


”良く咲くスミレ”のタグのついた苗を園芸店で見かけたことのある人は多いと思います。 「スミレ」とわざわざ明記してあるからには、私のようにパンジーやビオラとは違う品種と思う人もいるかもしれません。

こうなると、私のような花の素人にはパンジーとビオラの違いが、ますます判らなくなくなってしまいます。次回以降、スミレ、ビオラ、パンジーをもう少し深く掘り下げて調べてみようと思います。


またもや鳥逃がした!

2022-01-29 | 野鳥
"70の手習い"で、野鳥の写真撮影にチャレンジしています。
鳥と言えばハト、スズメ、ツバメ、カラスくらいしか知らない私です。
当初は野鳥の写真を撮るのは大したことはないと、タカを括っていました。

<私が初めて撮影した野鳥 ダイサギ>
 2021年10月26日 手賀沼



<私が2度目に撮影した野鳥 カルガモ>
 2021年12月21日 アンデルセン公園>



1月15日に3度目の野鳥の写真撮影で手賀沼に出かけました。しかし、またもや失敗して野鳥の撮影の大変さがよ~くわかりました。楽をして野鳥の写真を撮ろうなどと言う、軽い気持ちでは野鳥撮影家の皆さんから甘すぎると叱られますね。

<手賀沼と手賀大橋・コブハクチョウ 2021年11月3日 撮影>



白鳥とおぼしき鳥が葦の陰に止まっていました。さっそくカメラを構え、側にそ~っと近づくと、途端に飛んで行ってしまいました。カメラを向けて飛翔する姿を撮影する知恵も浮かばず、茫然自失。(-_-;)



仕方ないので、近くにいた水鳥の集団に近づいて写真を撮ろうとすると、非情にも
水鳥までもが、私を避けて岸から沖に向かって泳ぎ去っていくではありませんか・・・。



気を取り直し、待つこと5分、水鳥の軍団が戻ってきました。

今回撮影した鳥の名前は自信がありません。間違いがあればご指摘いただけると嬉しいです。(Google Lenceで調べました)

<今回最初に出会った水鳥はオオバン>
追記:shuさんからご教示いただき、オオバンで間違いないようです。


<この水鳥はカルガモ>
追記:shuさんからご教示いただき、カルガモで間違いないようです。



<この水鳥もカルガモ>
追記:shuさんからご教示いただき、カルガモで間違いないようです。



<この水鳥はコガモ?>
追記:shuさんからご教示いただきましたが、コガモのようですが確定はできないようです。



<畑にいる鳥はムクドリ>
追記:shuさんからご教示いただき、ムクドリで間違いないようです。



<木の枝の鳥を撮っても横向きで、よくわかりません>
なつみかんさんから、ご教示いただき、エナガで間違いないようです。




<こちらは、後ろ向きでよくわかりません>
なつみかんさんから、ご教示いただき、エナガで間違いないようです。



<帰宅途中に出会った鳥はムクドリ>
追記:shuさんからご教示いただき、ムクドリで間違いないようです。



<ムクドリをトリミンングしてみました>
追記:shuさんからご教示いただき、ムクドリで間違いないようです。



以上、今回も失敗作の多いお見苦しい写真ばかりでした。次回からは、鳥の居そうなスポットの下調べや、三脚の持参など、事前準備をしっかりしてから撮影にチャレンジしようと思います。

勿忘草が咲いた

2022-01-25 | みんなの花図鑑
春になるとブルーの小さな花を咲かせるワスレナグサ(勿忘草)。
わが家では早くもちいさな、ちいさな花が咲き始めました。

<ワスレナグサ(勿忘草) ムラサキ科ワスレナグサ属>



ワスレナグサは春先に咲くパステルブルーの花で、つい足を止めて見とれてしまうほど美しい花色が魅力です。開花期は3月下旬〜5月頃で、小さな5弁花がまとまって咲く可憐な姿です。



<勿忘草の花名の由来となっている、悲恋物語をご紹介します>

中世時代のドイツでのお話です。騎士のドルフは、恋人のベルタとドナウ川を散策していました。美しい青い花が咲いているのを見て、ベルタのために摘み取ろうとした彼は、あろうことか足をすべらせ、そのまま川に落ちてしまったのです。



川の流れにさからい、岸辺にたどり着こうともがくも虚しく、最期を悟ったドルフ。力を振り絞って摘み取ったその花を岸辺へ投げて「私を忘れないで!」とベルタに呼びかけたのち、その姿は見えなくなりました。



残された恋人のベルタは、彼が残した最期の言葉をこの花に名付け、ドルフの墓前に捧げたといいます。この悲恋物語から、英名も「forget me not」と名付けられ、日本にも「勿忘草(わすれなぐさ)」と伝わりました。



このようなストーリーがあることから、ワスレナグサの花言葉には、「私を忘れないで」「真実の愛」「思い出」などがあります。

<忘れな草をあなたに 倍賞千恵子>


梅は咲いたか

2022-01-23 | みんなの花図鑑
1月19日、テニスの帰りに梅の花の開花状況を見に行きました。
あけぼの山農業公園には約100本の梅園がありますが、梅園の梅はほとんどがまだ蕾状態でした。その中でも2本の木にちらほらと花が咲き始めていました。

<ウメ ヤエヤバイ(八重野梅) バラ科サクラ属>
梅の栽培品種の一つで、野生に近く比較的早咲きの品種です。


八重野梅は雄蕊が50本以上あり、その中の一部が花びらに変化しているそうです。


<ミツマタ(三椏) ジンチョウゲ科ミツマタ属>
梅林の中にミツマタが植えられていますが、まだ蕾状態でした。3~4月頃にかけて、三つ又に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせるのが名前の由来だそうです。


<ソシンロウバイ(素芯蠟梅) ロウバイ科ロウバイ属>
梅林横のソシンロウバイが満開でした。


<ツバキ(椿) ツバキ科ツバキ属>
梅はまだまだなので、他に花は無いかと探したらツバキが咲いていました。ツバキは咲くとすぐ傷むので、綺麗な花を探すのが難しいですね。


<ハルサザンカ(春山茶花) ツバキ科ツバキ属>
サザンカとヤブツバキの交配種で雌雄同種。秋にサザンカが咲き、その後にカンツバキが咲き、冬から春にかけてハルサザンカが咲く順番だそうです。
 

<トウロウソウ(灯籠草)(セイロンベンケイ) ベンケイソウ科ベンケイソウ属>
花の少ない冬場のお助け場所、ミニ温室へ行って、私が初めて見るトウロウソウを見つけました。原産地は南アフリカ。葉の周辺から芽が出て、地面に落ち、容易に増殖します。和名の由来は花冠を灯籠に見立てたものです。別名、セイロンベンケイとも言います。


<コガモ カモ科マガモ属> なつみかんさんからご教示いただいたので、鳥の名前と解説をヨシガモからコガモに変更させていただきました。

最後に行った場所は日本庭園です。ここにも花は見つかりません。その代わり、コガモが私を迎えてくれました。私を見るといつも逃げる鳥たちと違い、カメラ目線でいろいろのポーズをとってくれました。(^.^)


日本で生息するカモの中では最も小さいサイズで、ハトほどの大きさしかありません。日本では冬鳥です。オスの色彩はカラフルですが、メスは茶色系で地味で細かい模様をしています。



コガモは、湖沼、河川、池、海岸などに群れでいることが多く、都市部の小さな川や公園の池でも見られます。地上や、水面で餌を摂ることが多いですが、時に逆立ちして水面下の餌もとります。







アンデルセン公園で出会った花たち 最終回

2022-01-21 | みんなの花図鑑
2021年12月21日に立ち寄ったアンデルセン公園で出会った花たちです。

今回は花の名前が不確かなものも含まれており、間違いがあればご指摘ください。(Google Lensで調べました)また、今回はGoogle Lensで調べても、判断できなかった花もあり、ご教示いただければ幸いです。

フォックスフェイス ナス科 ナス属>
フォックスフェイスとは、ナス科の植物でキツネの顔の形をした黄色の実が特徴です。実の形や色からツノナスやカナリヤナスなどとも呼ばれています。水に浸けなくても数か月鑑賞できるため、生け花やリースに適しており、飾ると色鮮やかな黄色の実で、空間がひときわ華やかになります。



<ラナンキュラス「ハナキンポウカ(花金鳳花)」キンポウゲ科・キンポウゲ属>
ラナンキュラスは幾重にも重なる花びらがふんわりと開く、魅力的な花姿の春の球根花です。八重咲きで豪華な花姿が人気ですが、咲き方の種類がとても豊富で一重咲きで花びらがフリルのようになっているものや、半八重咲きのものなどもあります。



ラナンキュラスの名前は、葉っぱが「カエルの足」に似ていること、また湿地帯に生息することから、ラテン語の「rana (カエル)」 から来ています。原種のラナンキュラスは5枚の花びらをもつ黄色い花を咲かせます。その姿から、バターカップ(Buttercup)とも呼ばれています。



<エキネセア(花後) (紫バレン菊) ムラサキバレンギク属>
花の中心部がクリのイガのように球状に大きく盛り上がり、そのまわりに細長い花弁が放射状に広がります。くっきりした花形で存在感があり、花の観賞期間が長いので、夏花壇によく見られます。




<プリムラ(バラ咲き) サクラソウ科サクラソウ属>
nakimoさんから花の名前をご教示いただきましたので、追記しました。


<ラナンキュラス「ハナキンポウカ(花金鳳花)」キンポウゲ科・キンポウゲ属>
nakimoさんから花名をご教示いただいたので、修正しました。


<アジサイの花後? >



<ノゲイトウの花後 ヒユ科セロシア属 >
なつみかんさんから花の名前をご教示いただいたので、追記しました。


<綿毛 シュウメイギク キンポウゲ科イチリンソウ属>



<綿毛 シュウメイギク キンポウゲ科イチリンソウ>
nakimoさんから花名をご教示いただいたので、追記しました。



アンデルセン公園で出会った花たち(①~③+最終回)を最後までご覧いただきありがとうございました。

EV(電気自動車)の話

2022-01-18 | 日記
私が電気自動車(日産リーフ)に乗って4年が経過し、改めて電気自動車について考えてみました。

世界のEVシフトは加速
世界ではガソリンや軽油を使う自動車から、EV(電気自動車)へのシフトを加速させる動きが活発になっています。

・EU+英国の2020年の自動車販売におけるEVの割合は約5.6%。
・中国の2020年の自動車販売におけるEVの占める割合は約4.4%。
・アメリカの2020年の自動車販売におけるEVの割合は約1.8%。

日産リーフ(自宅)


日本のEV販売はわずか0.6%
しかし、日本では電気自動車の普及が遅々として進んでいないのが実情です。2020年(1〜12月)のEVの新車販売台数は約1万5,000台となっています。乗用車全体の販売台数が約250万台なので、EVは全体の約0.6%しかありません。

2020年の燃料別新車販売台数(乗用車)の割合


国内メーカーの電気自動車(EV)は、三菱自動車が2009年に「i-MiEV」を、日産自動車が2010年に「リーフ」の発売を開始して以降、10年以上が経過しています。しかし、世界最大手のトヨタがHVに固執して、EVに消極的だから普及が進まないのではないかと思われています。

ハイブリッド(HV)プリウス(トヨタ自動車webカタログより)


トヨタがEVに大きく舵を切る
しかし、トヨタ自動車は2021年12月、EV(電気自動車)の2030年世界販売台数を200万台から350万台と大幅に上方修正する計画を発表しました。一気にEVシフトに舵を切り、今年はその状況が大きく変わろうとしています。EV少数派の悲哀を舐めてきた私としては大いに期待しています。

トヨタのEVラインナップ(2030年までに16車種のバッテリーEVを展開)


EVのメリット
ここで私の4年間の経験から、EVのメリット、デメリットを整理してみたいと思います。
今後、EVを検討される方の参考になれば幸いです。

<ランニングコストが安い>
私は年間10,000~12,000km走行なので、ガソリン代(2500㏄クラス)は月15,000円前後でした。しかし、EVでは全国に約30,000基ある急速充電器を月会費2,200円で使い放題で利用しています。

リーフ(自宅)の累計走行距離(4年で47,000km)


<車の保守の維持経費が安い>
EVは部品点数が3万点にもおよぶとされるガソリン車の6割しかありません。従って、車検時や6カ月点検でも部品交換がほとんど必要ありません。

<日産EV アリア(日産自動車webカタログより)>


また、車の点検維持費も圧倒的に安く済みます。オイル交換やブレーキパッド交換も不要です。私が過去4年間、車検と6カ月点検を含め、部品交換したのはタイヤ交換1回とワイーパーブレード交換3回のみです。

<日産EVリーフ(日産自動車webカタログより)>


電気自動車にはエンジンオイルがありませんのでオイル交換は必要ありません。また、電気自動車にもラジエーターはありますが、ガソリンを燃やしているわけではありません。なので、ずっと小型で、ラジエーター液も基本的には交換不要です。

<三菱自動車 軽商用EV ミニキャブ・ミーブ(三菱自動車webカタログより)  


ブレーキも電気自動車ではほとんどの場合、回生ブレーキという減速方法が取られています。従って、ブレーキパッドやブレーキディスクの減りも非常に少なく、廃車まで交換は不要です。

<ホンダ 超小型EV「MC-β」(ホンダwebカタログより) 


<加速性能が高く、巡航時の音が静か>
電気自動車のもう一つの魅力は加速性能と停車時、加速時、巡航時の静かさです。
アクセルを踏んだ瞬間一気にグッと加速する感覚と、モーター音が非常に静かで車内は快適です。

<EVとガソリン車の加速性能>


EVのデメリット

<車両価格が高い>
ガソリン車に比べ、車両本体価格がまだまだ高く(日産アリアは5,390,000円~、日産リーフは3,326,400円~)ガソリン車のように気軽に購入できません。

<トヨタEV bZ Compact SUV バッテリーEV戦略に関する説明会より>


<航続距離が短い>
EVは基本的には自ら充電する機能は持っておらず、バッテリーの電池がなくなれば機能しなくなります。充電機能のないEVの最大の欠点は、走行できる距離の制約(現リーフで実質約200キロ、最新モデルのリーフで公称460キロ)があり、頻繁に充電する必要があることです。

<トヨタEV bZ Large SUV バッテリーEV戦略に関する説明会より>


<充電に時間がかかる>
ガソリン車の給油5分程度に対し、EVを満充電するのに急速充電で30分、普通充電で約8時間かかります。欠電が心配なので、私は近くのショッピングモールの無料の充電ステーションで、急速充電するのが趣味になっています。(笑)
(自宅でも充電はできますが電気代がかかるので・・・)

<トヨタEV bZ SDN バッテリーEV戦略に関する説明会より>


<寒冷地での運転は不安>
雪道での渋滞に巻き込まれた場合、暖房をつけっぱなしでも一酸化炭素中毒になる心配はありません。しかし、バッテリー容量の関係で長時間エンジンをかけ続けると、欠電で暖房できなくなる心配があります。

<トヨタEV bZ Small Crossover バッテリーEV戦略に関する説明会より>


<充電ステーションが少ない>
全国津々浦々どこにでもあるガソリンスタンドと違い、充電ステーションはまだまだ整備されていません。(全国で約30,000基)したがって、長距離ドライブにはストレスが溜まります。

<トヨタEV bZ4X バッテリーEV戦略に関する説明会より>


私のように年間12,000km前後の走行距離で仕事や通勤に使わず、市街地走行中心のドライバーにはメリットの多い電気自動車です。しかし、全ての新車登録をガソリン車に置き換えるには、車両価格、航続距離、充電ステーションの整備等、まだまだ解決すべき課題の多い電気自動車です。


アンデルセン公園で出会った花たち ③

2022-01-15 | みんなの花図鑑
先回の続きです。アンデルセン公園で出会った花たち ② 2022-1-9
2021年12月21日に立ち寄ったアンデルセン公園で出会った花たちです。

みなさんよくご存じの花たちなので、ご存じの方は解説文はスルーしてください。
また、間違いがあればご指摘ください。(Google Lensで調べました)

<パンジー( 三色菫) スミレ科スミレ属>
パンジーは春に咲く一年草です。パンジーの花期は長く10月から5月で、丈夫なことが特徴です。寄せ植え、花壇など、いろいろな用途で春の園芸には欠かせない草花のひとつです。

パンジー


野生のスミレが交配されてできたパンジー。日本には明治時代末期に渡ってきたと言われています。現在は品種改良が進み、何百種ものパンジーが存在していて、毎年新品種が出ています。

高原パンジー フリルパープル


パンジーの名前の由来はフランス語のpensée(思考、思想)に由来し、少しうつむきがちに咲く花が物思いにふける人の顔に似ていることから名づけられました。

パンジー デルタ スピーディ フロスト


<ビオラ( 三色菫) スミレ科スミレ属>
パンジーとビオラは同じ植物ですが、園芸界では便宜上、それぞれの花の大きさで名前をつけて区別をしています。一般的には花の大きさが4cm以上のものをパンジー、4cm以下のものをビオラと区別することが多いようです。

ビオラ ソフトピンク


ビオラはパンジーよりも後に生まれた植物で、40年ほど前まではカラーバリエーションはあまりありませんでした。しかし、開発が進み、現在では、オレンジ、黄色、水色、バイカラーなど色が豊富です。

ビオラ ペニー ミッキー


最近食べられる花「エディブルフラワー」としても人気のあるビオラです。香りと味はごく繊細で、際立った主張もないため、食べやすい花として、料理にもスイーツにもどちらにも合う花です。

ビオラ ペニー ホワイトブロッチ


<ウインターコスモス(ヒデンス) キク科・センダングサ属>
冬にコスモスに似た花を咲かせることから、名前に「コスモス」とついています。ただ、一般的なコスモスとは別属で、コスモスがコスモス属なのに対し、ウインターコスモスはセンダングサ属になります。



<ピラカンサ「トキワサンザシ(常磐山査子)」バラ科トキワサンザシ属>
ピラカンサとはバラ科トキワサンザシ属の種類の総称です。日本ではトキワサンザシ、タチバナモドキ、カザンデマリの3種類が多く栽培されており、これらをピラカンサと呼んでいます。



常緑性の低木で、春に白い小花を咲かせ、秋から冬にかけて赤や柿色のつややかな果実を付けます。果実は重さで枝がしなるほどたくさん付き、緑色の葉とのコントラストも非常によいです。



<ベロニカ(西洋虎の尾) オオバコ科ベロニカ属>
ベロニカは世界中で約300種、日本にも約20種が自生している一年草、または多年草です。涼し気な花色が魅力的でたくさんの園芸品種があります。ベロニカという名は、その花がキリスト教の聖女ベロニカに捧げられたものと言われたことから付けられたそうです。



<リュウキンカ(立金花) キンポウゲ科リュウキンカ属>
キンポウゲ科の多年草で猿猴草(エンコウソウ)ともいいます。黄色で花弁状の萼片が5~7片あって直径2~3cm本来の花弁はなく多数の黄色のおしべがあります。



リュウキンカは、ある程度流水のある湿地や水辺を好み、ミズバショウと共生している場合が多いようです。”立金花”の名前は、金色のような黄色の花が 立っているように見えるところからきています。



<ロウヤ柿(老爺柿)カキノキ科カキノキ属>
老爺柿は柿の実を育てて楽しむ盆栽として、今とても人気があります。盆栽界では姫柿とも呼ばれており、その独特な育て方が面白いと話題になっています。



当初は今回で終了予定でしたが、一部未投稿の花(花の名前不明等)があるため、「番外編」として、次回も続けさせていただきます。

メタセコイアと風車

2022-01-11 | みんなの花図鑑
1月5日、テニスの後あけぼの山農業公園に立ち寄りました。
目的は落葉したメタセコイアと風車を見るためでしたが、蝋梅や水仙にも出会えました。今考えてみると翌6日には雪が積もり、一面銀世界の中でのメタセコイアに出会えたのに・・残念。

<メタセコイア(スギ科メタセコイア属)>
メタセコイアは大昔に絶滅した化石植物と思われていましたが、1946年に中国奥地で発見され「生きた化石」として有名になりました。円錐形の整った樹形が美しく、秋、針葉樹では珍しく美しく紅葉し、側枝ごと落葉します。



<あけぼの山農業公園のシンボル 風車>
風車前広場には四季折々の花々が植えられていて、特に春のチューリップが有名です。この風車については情報が乏しく、建設の経緯・大きさ等はまったくわかりません。



<ロウバイ(蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属>
中国原産の落葉低木で、花の少ない真冬に花を咲かせます。名前は中国名「臘梅(ラーメイ)」を日本語読みしたものです。雪中四友(せっちゅうしゆう)と呼ばれる雪の中で咲く 4 つの花のひとつです。



透き通るような質感と鈍い光沢のある、ロウ細工みたいな花びらと水仙に似た芳香が特徴的です。日本には江戸時代に入ってきて、庭木や生け花として親しまれています。



<ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属>
ソシンロウバイは、ロウバイの変種です。ロウバイは内側の花被片が濃い紫色になりますが、ソシンロウバイは花被片全体が黄色くなります。



基本種のロウバイよりは花期が早く、園芸種だけに形も大きくて美しいと言えます。茎にはスポンジ状の白い芯があり、これが「素心」の名前の由来です。



<ニホンスイセン「日本水仙(ナルキッソス)」ヒガンバナ科ナルキッソス属>
スイセンの仲間はおよそ30種の野生種があり、スペイン、ポルトガルから北アフリカなど地中海沿岸に分布します。 単に「スイセン」というと、古来より日本で野生化しているニホンズイセンを指すことが多かったようです。



スイセン(水仙)の名前の由来は、古代中国では、水辺を好んで繁茂する清らかな植物を「水の仙人」と呼んだといいます。 この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン(水仙)」と呼ばれました。



アンデルセン公園で出会った花たち ②

2022-01-09 | みんなの花図鑑
先回の続きです。アンデルセン公園で出会った花たち ① 2021-12-29
2021年12月21日に立ち寄ったアンデルセン公園で出会った花たちです。

みなさんよくご存じの花たちなので、ご存じの方は解説文はスルーしてください。
また、間違いがあればご指摘ください。(Google Lensで調べました)

<クリスマスローズ キンポウゲ科ヘレボラス属>
日本では春に開花するオリエンタリスを元とした園芸品種が広く普及していますが、なぜクリスマスと名前が付くのか不思議です。



「クリスマスローズ」の名前は本来ヘレボラス属の中でも12月頃に咲く「ニゲル」という一つの種につけられた名前です。しかし、日本ではヘレボラス属全体を指すのが一般的のようなので、開花時期が違っても「クリスマスローズ」なのです。



<アネモネ キンポウゲ科イチリンソウ属>
アネモネの仲間は北半球の温帯から亜寒帯にかけておよそ120種が分布し、日本にもシュウメイギクなど10数種が自生します。はっとする目の覚めるような鮮やかな赤や青紫のケシや菊に似た花を咲かせて春を知らせます。



アネモネの花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見放された」「見捨てられた」という意味があります。あんまりいいものはなさそうですね。(笑)



ですが、じつはアネモネの花言葉には色別にもついていて、色別の花言葉には前向きな意味がついているんです。
赤は「君を愛する」、白は「期待」「希望」「真実」、紫は「あなたを信じて待つ」



<シルバーレース キク科セネシオ属>
雪の結晶のように美しい葉姿に、名前の通り銀色の葉色が特徴的です。見た目が透けたレースのようなところから、呼び名がきているのではないかと推測されています。シルバーレースの花言葉は「あなたを支える」です。シロタエギクとして分類されるので、同じ花言葉になります。



<チェイランサス(ニオイアラセイトウ) アブラナ科 エゾスズシロ属>

菜の花をカラフルにしたような花で、以前は春にしか咲かなかったのですが、霜に強い品種が改良されて、秋から春にかけて楽しめるようになりました。学名のCheiranthus はギリシャ語で手の意味「cheir」と、花の意味「anthos」が語源になっています。



<チューリップ ユリ科チューリップ属>
地中海沿岸から中央アジアにかけておよそ150種が分布する球根植物です。アフガニスタン、オランダ、トルコ、ベルギー、ハンガリーではチューリップが国花となっています。



チューリップが日本に紹介されたのは江戸時代末期で生産量1位は富山県、2位は新潟県です。また、富山県と新潟県では県花になっています。



Tulipa(チューリッパ)はペルシャの古語の「tulipan(頭巾)」が語源といわれています。花が頭巾にやや似ているのに由来します。秋植え球根の定番で、育てやすく種類もたくさんあるので昔から人気の高い植物の一つです。花色は、赤、白、黄色、紫などがあり、花の形も様々です。



<デージー(ヒナギク)キク科ベリス属>
春に咲く花ですが、どうやら最近の園芸品種に季節は関係ないようです。自生地のヨーロッパではごく当たり前に見られる野草で芝生の雑草扱いです。「デージー」は「Day's eys(太陽の目)」が転化した名前と言われています。属名のベリスはラテン語で「美しい」を意味する「ベリエス」に由来します。



<ノースポール キク科フランスギク属>
主な開花期3月から咲く花ですが、季節を間違えて咲いているようです。北アフリカ原産で1970年前後に日本へ入ってきた草花です。花はマーガレットによく似ていますが、草丈も花の大きさも小さめです。ノースポールというのは「北極」のことで、花つきがよく、株全体をおおうほどに白く咲く姿から名づけられたものです。



まだまだご紹介する花が続きます。次回は3回目のアンデルセン公園で出会った花たちです。

テニスの初打ちです

2022-01-05 | テニス
昨日、1月4日にテニスの初打ちをしました。
巷ではオミクロン株の感染が拡大していますが、感染対策を十分にしてのテニスです。快晴で気温8℃、風もなく絶好のテニス日和の中、3時間プレーしました。
本日もこれからテニスに出かけます。!(^^)!

流山総合運動公園・テニスコート


流山総合運動公園をホームコートに立ち上げたシニアテニスサークルも、今年で14年目を迎えます。スタート時のメンバー9名(男性5、女性4)は脱落者もなく継続参加しています。

流山総合運動公園・総合体育館(キッコーマンアリーナ)


年齢と共に体力の衰えが心配されますが、自分のレベルとペースでプレーを楽しめば、
テニスはハードなスポーツではなく、シニアに適した運動ではないかと思います。

流山総合運動公園・テニスコート


テニスは生涯スポーツと言いますから、健康で元気でさえいれば90歳まで続けることもできます。現に、現在89歳の女性は毎回参加して、元気にテニスを楽しんでいます。
総勢12名(男性7、女性5)で、今年も元気にテニスを楽しもうと思います。