Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

デュース(ジュース)の話

2017-10-31 | 日記
スポーツの秋です。テニスや卓球などスポーツをやったり、観戦に忙しい今日この頃の私です。(^-^)
今回は、テニスやバレーボールなど「サーブ権」 のあるスポーツのデュースについて考えたいと思います。
デュースというのは、サーブ権の有無で、得点のし易さが異なる事から生まれたルールです。
ですから、サーバーの立場とレシーバーの立場の両方で、連続して得点すればゲームの勝者になるわけです。

有明の森公園テニスコート(東京都江東区)


デュース、もともとは英語の deuce(デュース)からきている用語です。
日本人にはジュース(juice)のほうが発音し易いので、こう呼ばれることも多いようです。
デュースの方が正しいとは思いますが、どちらでも構わないというのが日本では一般的なようです。



デュースの語源には、諸説あります。
・フランス語で「両選手は同点である」という意味の「a deux le jeu」に由来するという説がひとつ。
・もうひとつは、単純にフランス語の2(deux)という意味から来ています。
勝負が決するにはあと2ポイント必要だということを表すために使われていた「deux」が「deuce」に変化したという説です。

テニスコート・デュースサイド(デュースになった時にサーブを行うのはフォアサイドになります)


また、英語でデュース(deuce)という言葉の意味は「さいころの2の目」「悪魔」「災難」「不運」などです。
この場合の「さいころの2の目」は、さいころを2つ振って出た目で、最も小さい数なのです。
つまり、デュースとは最悪の状態であり、そこから抜け出すには2ポイントリードする努力が必要だということ。
そこから、デュースという言葉を使うようになったという説もあります。

テニスコート・アドバンテージサイド(アドバンテージの時にはサーブがバックサイドになるからです)


テニスは1ゲーム4ポイントを先取した方がゲームの勝者になります。
ただし、お互いに3ポイント(40-40)で同点になったときはデュースとなります。
次のポイントを取った選手がアドバンテージとなり、同じ選手が続けてポイントを取ればゲームの勝者となります。
ただし、もう一方の選手がポイントを取った場合は再びデュースになります。



バレーボールは第1~第4セットでは25点を先取した側がセットを獲得します。
ただし、第5セットでは15点を先取した側がセットを獲得します。
バレーボールにおけるデュースは、第1から第4セットでは24対24、第5セットでは14対14、
およびそれらの後で同点となった状態を指し、2点差がつくまでセットが続行されます。



卓球は11点(かつては21点)を先取した側がゲームを獲得します。
10対10またはそれ以上の点数で同点となると、2点差がつくまでゲームが続行されます。
卓球の正式なルール用語には「デュース」もしくは「ジュース」という言葉がなく、
10対10のときに(デュースなどを)コールするルールもありません。
ただし、相当する便利な用語がないため、会話上では「デュース」が使用されるケースも見られます。



バドミントンでも「デュース」はルール上定義された用語がなく、20対20になった場合は、
「延長戦」という扱いになります。しかし、会話上「デュース」が使われることがあります。
21点先取でそのゲームを獲得できるが、「延長戦」では2点差をつけたほうがそのゲームを獲得できます。
ただし、29対29になった場合は次の30点目を取った方がそのゲームを獲得できます。



デュースのあるスポーツの話、いかがでしたか。
競技によってゲームやセットの呼び方が違い、デュースの定義もいろいろあり、混乱してしまいます。
でも、ルールがわかると、どのスポーツもより面白く観戦できますね。

フォックスフェイスに惹かれて

2017-10-29 | 
私がフォックスフェイスに初めて出会ったのは今年の1月でした。
千葉県船橋市にあるアンデルセン公園で見つけました。
黄色く色づいてツヤツヤした光沢のあるユニークな形にとても興味を持ちました。

アンデルセン公園(2017/1撮影)


それから9か月後、柏の葉公園で再会を果たしたのです。
ギャラリーにフォックスフェイスがいくつも展示してあり、写真を撮ってきました。
ナスの仲間ですが果実には有毒成分が含まれているため、食用にはなりません。

柏の葉公園(2017/10撮影)


実は黄色で狐の顔に似ていることから、名前が付けられたようです。
また、角茄子(つのなす)、狐茄子(きつねなす)、カナリア茄子(なす)とも呼ばれます。
世界に目を向けると、果実についている突起から、乳茄(中国名)やnipple fruit(英名)などの呼び名があります。

柏の葉公園(2017/10撮影)


原産地はブラジルですが、日本には1935年にジャワの植物園から導入されたのが最初とされます。
ユニークな果実を実らせることから、生け花の花材として利用される他、ハロウィンなどのオーナメントとして広く利用されます。

柏の葉公園(2017/10撮影)


フォックスフェイスの花期は7月~9月で、花はナスに似た星形の5弁花で、花弁は紫色です。
果実の観賞期間は長く、霜が降りる頃までそのユニークな形を楽しむことが出来ます。

フォックスフェイスの花(図鑑よりお借りしました)


首都圏に残る昭和の風情/流鉄流山線 乗車記

2017-10-27 | 日記
かねてより一度は乗ってみたいと思っていた、昭和のノスタルジアを感じるローカル電車に乗ってきました。
千葉県流山市の流山駅から、松戸市の馬橋駅まで全長6キロ足らずのミニ路線です。

一日フリーキップ


東京から30分ほどの場所にありながら、路線全体で6駅しかなく、スイカやパスモも使えません。
人口40万人超の松戸市と、人口18万人と急増中の流山市を結ぶ鉄道とは、とても思えません。
昭和時代を彷彿させる、のどかな風情が残るローカルムードいっぱいの路線です。

流山線路線図


沿線はのどかな住宅地が広がりますが、通勤電車としてそこそこ利用客があるようです。
朝夕のラッシュ時間帯は通勤電車として、12~15分の間隔で運行されています。
また、地元の飲食店と協力したイベント開催時は、多くの人が流鉄に乗るためにやってきます。

小金城址駅高架より馬橋方面を臨む


流山市は人口18万人を数える都市ですが、市役所そばにある流山駅は中心駅としてはかなり寂しい。
実は、つくばエクスプレス開業後、「流山おおたかの森駅」に中心駅の座を実質奪われています。
流山駅は「関東の駅百選」に選ばれ、「東京近郊にありながらローカル色のある駅」が選定理由と言う。

流山駅(始発駅)


現在、名実ともに流山市の中心駅となった流山おおたかの森駅。
首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレスと東武鉄道の野田線、両路線の接続駅となっています。
2016年度の一日平均乗降客数は55,433人で、つくばエクスプレスの駅では秋葉原駅、北千住駅に次ぐ第3位。
(因みに流鉄流山駅の一日の乗降客数は4,462 人)

流山おおたかの森駅


首都圏近郊にありながら、流山線はICカード(スイカ、パスモ)非対応です。
券売機には図入りでスイカやパスモが使えない旨が書いてあります。
今後も導入予定はないそうで、その頑固さに感動します。(笑)

切符自動販売機


全駅に駅員が終日配置されており、今でも駅員が切符を回収します(乗車時の入鋏は省略)。
今時、不便に感じますが、切符を手渡すシーンは人と人とのふれあいを感じる光景です。(^^)

馬橋駅改札口


車両には「流馬」「流星」「あかぎ」「若葉」「なの花」といった、異なる愛称がついています。
なお「流馬」編成については2017年7月30日をもって引退しました。
しかし、来春、新しい色の新しい車両で再登場するそうで、楽しみです。

あかぎ号


運賃
運賃は初乗り120円、始発の流山から終点の馬橋まで乗っても200円とやたら安いのです。
私が心配する問題ではないが、本当にこれで採算がとれるのだろうか。


昔懐かしい、座席の区分線が付いていないベンチ型座席です。
通勤時間帯ではないので、一車両(二両編成)に乗っている人も、私を含め10人未満と少ないようです。

車内の様子


つくばエクスプレス線が開業して以来、乗客数の減少が続いており、将来廃線の可能性もあると聞きます。
東京近郊にも、このようなノスタルジアを感じるローカル線があることは、とても素晴らしいことです。
昨年、開業100年を迎えた流鉄株式会社、ぜひ頑張っていつまでも存続してほしいと願うばかりです。

 

昭和の風情が色濃く残る、ローカル線の流鉄流山線乗車記、いかがでしたでしょうか。
次回は流山駅以外の各駅についての乗車記を紹介したいと思います。

最後に、流山駅を中心とした、流鉄の概要を紹介した「たまには ノンビリ ぶらり旅」(2分32秒)
お時間があればご覧ください。(2008/8月制作で会社名も現在は流鉄株式会社に変更されています)




いま、ふたたびの秋桜へ

2017-10-25 | 
どこかで聞いたことのある”パクリタイトル”ですが・・・(^^ゞ、今年に入って2度目の秋桜の投稿です。
コスモスの原産地はメキシコですが、秋風になびいている様子はすっかり日本の風景に馴染んでいます。
秋桜の語源はギリシャ語で「宇宙」「美しい」「調和」「秩序」「飾り」という意味の「Cosmos」に由来しているそうです。

2017/10 あけぼの山農業公園で撮影


秋桜(アキザクラ)の字は主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところからの和名です。
秋桜(コスモス)という表記はさだまさしが作詞作曲した「秋桜(山口百恵の曲)」で初めて用いられました。
以後、「秋桜(コスモス)」は文学的表現として使われることも多くなりました。

歌った山口百恵さん本人が、さだまさしさんから提供を受けた時のことです。
さだまさしさんに「この歌の意味がわからない」と伝えたそうです。
まだ18歳の山口百恵さんに「結婚前夜の母娘」というテーマの歌詞が理解できるはずもないだろう。
と、さだまさしさんは思ったそうです。

2017/10 あけぼの山農業公園で撮影


その後、引退コンサートの時、山口百恵さんから、さだまさしさんにメッセージがありました。
「最近、歌の意味がわかった気がする」
「さださんがこの歌を作ってくださったお気持ちが、やっと解る日が参りました」
「本当に、本当に、ありがとうございました。山口百恵」

2017/10 あけぼの山農業公園で撮影


歌詞をいま、改めて読んでみると、嫁入り前の母娘の情感あふれる美しい歌詞です。

うす紅の秋桜が秋の日の
何気ない日溜りに揺れている
此頃涙もろくなった母が
庭先でひとつ咳をする

縁側でアルバムを開いては
私の幼いころの思い出を
何度も同じ話くり返す
ひとり言みたいに小さな声で

2017/10 あけぼの山農業公園で撮影


こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさがしみてくる
明日嫁ぐ私に苦労はしても
笑い話に時がかえるよ
心配いらない と笑った

あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更ながらわがままな私に
唇かんでいます

2017/10 あけぼの山農業公園で撮影


明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし元気でと
何度も何度もくりかえす母

ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの子供で
いさせてください

2017/10 あけぼの山農業公園で撮影


さだまさしさんが歌う秋桜(コスモス)です。

秋桜(コスモス) さだまさし(4分11秒)




パンザマストという新方言

2017-10-23 | 日記
夕方、外でどこからともなく流れてくる音楽を聴いた覚えがありますよね。
「家路」や「夕焼け小焼け」「蛍の光」など哀愁漂う懐かしい曲が多いようです。



これは朝・昼・夕を知らせる時報の役割を持つ防災無線から流れる音楽なのです。
正式名称は「防災行政無線」と言って、大規模な災害や火災が発生した際の防災無線放送です。
ところが、千葉県柏市では夕方に流れる音楽のことを「パンザマスト」と呼んでいます。(58秒)



「小学校の頃はパンザマストが家に帰る合図だった」と、柏市民の誰もが知っている言葉なのです。
看板や小学校のホームページにも「パンザマスト」と表記されています。
また、市内の小・中学校では「パンザマストが鳴ったら帰宅する」ように指導をしているそうです。
私は柏市民でも新参者なので、このパンザマストという言葉は最近知りました。



実は、このパンザーマストは防災無線柱等に使われている日鐵住金建材株式会社の商標登録商品なのです。
高張力鋼板を材料とした管状の各構成部材を継ぎ合わせて、1本の柱にする鋼板組立柱です。



柏市民は「夕焼け小焼け」の音楽のことをパンザマストと呼び、方言として定着してしまったようです。
Wikipediaでも「新方言」の例として、千葉県柏市を主な地域とした方言であるとしています。
また、その他2市(我孫子市の一部、大阪府松原市)でも使われていると明記されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%96%B9%E8%A8%80

最後にお時間があれば、パンザマストよ永遠に(柏研Q所テーマソング)をお聴きください。(4分40秒)




神社仏閣を訪ねて その8 子之神大黒天・延寿院

2017-10-21 | 日記
大正時代の文人たちが住んだ我孫子市旧別荘地の中に、子之神大黒天・延寿院と子の神古墳群があります。
大黒天とは、大国主命(おおくにぬし)と神仏習合して出来た神道の神で、七福神の一柱としても知られます。
境内には「金のわらじ」と「二つの名器」(性器崇拝・子授け祈願)が鎮座しています。

<子之神大黒天・延寿院山門(鳥居)>
子之神大黒天・延寿院(ねのかみだいこくてん・えんじゅいん)は珍しい神仏習合のお寺です。
また、寺院なのに鳥居があり、珍しい屋根付です。狛犬も鎮座しています。


<狛犬(阿形)>
平安時代に社頭や社殿に左側に口の開いた獅子と、右側に口の閉じた一角獣の狛犬が併置されたといいます。
それが、いつしか二頭とも狛犬と呼ばれるようになりました。


<狛犬:獅子(吽形)>
口を開いたもの「阿形:あぎょう」、閉じたものを「吽形:うんぎょう」といいます。
寺院の仁王像と同じ、「阿吽:あうん」で宇宙のすべてを包含する意味を持っています。


<本堂>
子之神大黒天・延寿院には、ネズミを使徒とする大黒天を祀っています。
伝説によると源頼朝が脚気にかかると夢に白ネズミに乗った翁が現れ、柊で足を祓うと治ったといわれています。
昔から、こちらでは腰下の疾患に霊験ありとされ、遠近より参詣者で賑わっています。
また文化3年(1806年)には、小林一茶も参詣したとされます。


<社額>
伸びやかないい刻字です。
現代の書家では、ここまで表現してまとめる事が出来る人は数える程しかいないようです。


<金(かね)のわらじ(ブリキのわらじ)>
ご本尊・子之神さまは、常に諸病を除去し、一切の宿願を叶えてくれる威神力を持つ神とされます。
特に腰下の疾患にはご利益があるとされています。
この脚腰の象徴であるわらじは、健全な永い人生の歩みを表します。
たとえどんな茨な道でも、すり切れることもなく、まして小判の形を踏み残すという云われです。


<七福神>
七福神と呼ばれる神様たちは、現在の日本で最も人気のある神様かもしれません。
日本中のいたる所に、七福神巡りの霊場が見られます。
七福神は恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、福禄寿、寿老人のことを言います。


<延寿院大師堂38番札所>
これは我孫子と取手にまたがる「相馬新四国八十八ヶ所」の内の一ケ所です。


<延寿院大師堂43番札所>
毎年、春になるとお遍路さんの団体が鈴を鳴らしながら巡拝するそうです。


<火渡り>
毎年10月の第4土曜日に「柴燈護摩(さいとうごま)火渡り」が行われます。
山伏姿の僧侶がお経を唱え、法螺貝を吹きながら入場し、稚児衣装を着けた子供も行列に参加します。
薪を組みあげて柴をたき、交通安全、病気平癒、厄災消除等を祈念します。
古い御札や護摩木を燃やして、まだ火が残っている所を山伏、信徒、参拝者の順に裸足で渡り歩きます。

<動画は2014年10月のもの> (4分19秒)
子之神大黒天「柴燈護摩火渡り祭」 千葉県我孫子市


隣接する「子之神古墳群」は1基の前方後円墳と、13基の円墳からなる群集墳です。


6世紀初頭から末にかけて造られたもので、いずれの古墳にも埴輪があり、市内でも代表的な古墳群です。


明治政府の「神仏分離令」までは、お寺の中に神社がありました。
この場合、多くは「神宮寺」と呼んでいます。
今でも、山岳寺院に行くと神仏習合の風習が残っています。
神主はいませんが、鳥居・狛犬・拝殿・本殿が存在し、同時に鐘楼・本堂・仁王門・庫裏などが存在しています。


手賀沼の魅力 その4 コブハクチョウ(瘤白鳥)

2017-10-19 | 日記
私の住む千葉県柏市には手賀沼があります。
面積約6.5平方Km(東京ディズニーリゾートの約6.5倍)、周囲約38Kmの豊かな自然に恵まれた沼です。
自然豊かな水辺には野鳥が飛来し、変化に富んだ風景や史跡、花木等々を観察できる素晴らしいスポットです。

手賀大橋とコブハクチョウ(2017/5撮影)


私はこの手賀沼湖畔をサイクリングや散策をすることが大好きです。
片道10~20キロのコースを、変化に富んだ風景を楽しみながら走ると、暑さ寒さもさほど苦になりません。
これまで撮りためた写真を交え、手賀沼の魅力を紹介していきたいと思います。

サイクリングロード


<今回は手賀沼のコブハクチョウです>
手賀沼を散策していてよく出会うのがコブハクチョウです。
嘴(クチバシ)の付け根にコブがあるのが特徴で、この名があるようです。
あまり鳴かないので、英語では、ミュート・スワン(Mute=沈黙した、Swan=白鳥)と呼ばれます。


手賀沼にいる野生の鳥で、コブハクチョウほど写真を撮りやすい鳥はいません。
人に慣れていて近づいても逃げません。
だから、私のようにスマホで写真を撮ろうとして近づいても、警戒することもありません。


手賀沼では、1988年に1つがいが住みつき始め、その後繁殖し手賀沼全体で50~60羽はいるようです。
毎年かなりの数の子供が生まれるようで、このつがいは6羽の子供を連れています。


岸辺に人が立つと、このように餌を求めて向こうから寄って来ます。


彼らは白鳥は白鳥でもコブハクチョウ。
冬にシベリアから渡ってくるオオハクチョウやコハクチョウとは別の種類なのです。
本来、ヨーロッパにいる鳥ですが、放鳥されて手賀沼に棲みついたようです。


白鳥ですから、当然人気者ですが、手賀沼で増え続けていると良くないかもしれないのです。
「本来いてはならない鳥」、手賀沼の環境保護をされている方はそんな話をしています。
とても強い鳥ですから、増えすぎると手賀沼の在来種や生態系全体に影響がでるかもしれないとのこと。


手賀沼のコブハクチョウ、いかがでしたでしょうか?
近くへお越しの節はぜひコブハクチョウに会いに来てください。

それでは次回の”手賀沼の魅力”まで失礼します。



卑弥呼の歯がいいぜ

2017-10-17 | 日記
昨日、3ヶ月振りに歯科医の定期健診に行ってきました。
虫歯や歯周病の確認、歯のクリーニングやブラッシング指導等、約1時間で2,360円とは安いものです。



今回も、先生と歯科衛生士のお嬢さんから、
「虫歯もなく歯が清潔に保たれています。歯肉も健康で◎です」の評価を貰いました。(^-^)
私は毎日、ブラッシング、口腔洗浄液によるうがい、歯間ブラシによる歯垢除去を実施しています。
これらを1日3回、各約5分かけて丹念に実行している成果だと自負しています。



歯科医院の待合室に「お知らせ」立てボードがあり、そこに面白いことが書かれていました。
「卑弥呼の歯がいいぜ!!」
何のことかと読んでみると「よく噛んで食べると体に良い8つの効果」の説明でした。



「卑弥呼の歯がいいぜ」でググってみると、いっぱいヒットしました。
私が知らないだけで、一般には良く知られた標語のようです。
ブラッシングや口腔だけでなく、よく噛むことによりさらに健康になれるということです。



邪馬台国の女王、卑弥呼の食事は玄米のおこわや乾燥した木の実、干物など硬くて噛み応えのある食材で構成されていました。その為、当時の噛む回数は1食で約4000回とされ、現代人の約6倍と言われています!



私もこれからは卑弥呼を見習って、食事はよく噛んで食べるように心がけようと思います。
「よく噛んで食べると体に良い8つの効果」の詳細に興味のある方は以下を参照してください。
        ↓       ↓
https://shokuiku-zukan.com/news/speciality/tooth/

最後に卑弥呼の歌をどうぞ
NHK 「歴史にドキリ!」に登場した歌です。(中村獅童)(1分17秒)



雑木林で見つけたヤブミョウガとクサギ

2017-10-15 | 
先日、テニスコート駐車場横の雑木林で見つけた木の実です。
最近当ブログでもよく登場する木の実ですが・・・。
私には、調べれば調べるほどわからなくなり、頭の中が大混乱です。
粗い写真で見づらいとは思いますが、どなたか教えていただければ嬉しいです。

追記(10/16)
nakimoさんとattsu1さんに実の名前を教えて頂きましたので、タイトルの訂正と写真の名前を追記しました。
nakimoさん、attsu1さんありがとうございました。(^-^)

1枚目の写真を見ると、実が疎らに付いているのでムラサキシキブでしょうか?
コムラサキは果実が固まってつくそうです。
<追記:正しくはヤブミョウガ>


1~2枚目の写真の葉の形を見ると、鋸葉でないので、ムラサキシキブでもコムラサキでもないような?
葉の中ほどから先にかけて鋸葉があるのがコムラサキだそうです。
ムラサキシキブの葉は全体に鋸葉があるようです。
<追記:正しくはヤブミョウガ>


3枚目の写真は同じ場所に白っぽい実が付いていました。
これはムラサキシキブかコムラサキの実が色づく前なのでしょうか?
それとも、シロシブキなのでしょうか?
<追記:正しくはヤブミョウガ>


4枚目の写真、すぐ隣にこのような花?と実がありました。
これもムラサキシキブかコムラサキなのでしょうか?
<追記:正しくはクサギ>

手賀沼の魅力 その3 河童伝説

2017-10-13 | 日記
私の住む千葉県柏市には手賀沼があります。
面積約6.5平方Km(東京ディズニーリゾートの約6.5倍)、周囲約38Kmの豊かな自然に恵まれた沼です。
自然豊かな水辺には野鳥が飛来し、変化に富んだ風景や史跡、花木等々を観察できる素晴らしいスポットです。

手賀沼・親水広場前の河童像(2015/12撮影)


私はこの手賀沼湖畔をサイクリングや散策をすることが大好きです。
片道10~20キロのコースを、変化に富んだ風景を楽しみながら走ると、暑さ寒さもさほど苦になりません。
これまで撮りためた写真を交え、手賀沼の魅力を紹介していきたいと思います。

手賀沼遊歩道(北岸:我孫子側)


<今回は手賀沼の河童伝説をご紹介します>
手賀沼にはカッパにかかわる多くの伝説が残っています。
我孫子市では毎年8月にカッパ祭りが行われ、昔からカッパは市民に親しまれています。


<手賀沼の河童伝説>
むかし利根川で荷揚げされた魚を松戸まで荷馬車で運んでいた時代
利根川(とねがわ)には、ねねこと言う河童の親分が住んでいたそうな。
明治3年7月、午年の大水という洪水で利根川の堤防がきれて、布佐の町は水びたし。
その後、我孫子市酉(とり)町のあたりに、切れ所(きれしょ)沼ができたそうな。

あびこカッパ祭り・仮装行列(2015/8撮影)


その切れ所沼に利根川の河童が一匹、すみついた。
子供たちが切れ所沼の浅瀬で遊んでいると、子供らの足をひっぱるんだと。
また畑を荒らして、きゅうりやトマトを食い散らかしたそうな。

あびこカッパ祭り・カッパダンス(2015/8撮影)


村の人たちもこまって「観音さまのおちからで、いたずら河童をこらしめてくんろ」
とお願いしたら、観音さまは、お坊さんに化けて、切れ所沼のまわりをあるいて、
河童が出てきたところを捕まえたそうな。
そしてお説教をして「もう、いたずらしません」と約束させたそうな。
おしまい・・・

カッパまつりの看板娘”あびこちゃん”(2015/8撮影)



最後に、我孫子市民なら誰でも知っている河童音頭をご紹介します。
リズム感がありとても乗りやすい曲です。
お時間があればお聴きください。(^-^)(3分35秒)

河童音頭