新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

糖質オフ一回お休み 「焼き豚の一口サンド」

2019年02月20日 05時12分46秒 | グルメ
▲ 糖質オフ一回お休み 「焼き豚の一口サンド」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

家人に「焼き豚の一口サンド」を作ってもらいました。
糖質オフは一回お休みしました。

プレーンのベーグルに、焼き豚、トマト、アボカド、ゆで卵を積み上げて、食べるときに串でとめていただきます。

かぶりつくとアボカドが飛び出てきますが、なんとか押さえてお腹に収めます。なかなかいけます。

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見所はキムタクのホテルマンコスプレ? 冗長だった「マスカレードホテル」

2019年02月18日 06時36分00秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 見所はキムタクのホテルマンコスプレ? 冗長だった「マスカレードホテル」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

家人に付き合い、「マスカレードホテル」を鑑賞してきました。

東野圭吾の原作を映画化したものです。

私は原作が文庫化されたすぐ後に読んだのですが、なにか「ホテルマンあるある」みたいな話で、ミステリーにしては緊張感や緊迫感の希薄な小説だという(「容疑者Xの献身」には遠く及ばないという)感想を持ちました。

当作品はその原作を忠実に映画化したようで、本筋に関係のないエピソードを大量に挿入しているので、かなり冗長、長く感じてしまいました。が、キムタクのホテルマンコスプレを楽しみたい方にはちょうど良かったかもしれません。

ただ、クライマックスシーンはなかなか良く出来ていて、犯人役の好演もあって見所がありました。

挿入するエピソードを取捨してもっと短く切り詰めてスピーディな編集にすれば、かなり出来の良い作品になったように思いますので、少し残念な気持ちもあります。

映像も綺麗で好感を持ちましたが、似たようなシーン(ホテルの部屋から全体像に引く、多分ドローンで撮ったもの)が頻繁に出てくるのには鼻白む思いでした。
苦労して撮ったから、何度も見せたい気持ちはわかりますが、これは1発ビシッと決めてくれれば足りることです。

東野圭吾・キムタクファンにはオススメです。

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香り立つレモンの風味!糖質オフリピートメニュー「魚介のマリネ」

2019年02月18日 06時09分28秒 | グルメ
▲ 香り立つレモンの風味!糖質オフリピートメニュー「魚介のマリネ」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

家人に糖質オフのリピートメニュー「魚介のマリネ」を作ってもらいました。

ミックスシーフードをレモンなどで味付けしたものですが、国産レモンの皮をすってまぶしているのが一手間で、それでずっと美味しくなっています。

これは早々にリピートをお願いすることになりそうです。

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詰め込みすぎ!しかも映像が汚い!映画「銀の匙」

2019年02月17日 18時16分17秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 詰め込みすぎ!しかも映像が汚い!映画「銀の匙」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

家人に付き合い、映画「銀の匙」をDVD鑑賞しました。

受験失敗をきっかけに、北海道の大蝦夷農業高校へ入学した八軒勇吾(中島健人)は、同級生のアキ(広瀬アリス)や駒場(市川知宏)のように明確な将来の展望を抱けない自分に違和感を抱きつつも、酪農実習や部活に奮闘していた。北海道の大自然と動物たち、そして個性豊かな仲間に囲まれ、これまで経験したことのない生活を送る中で八軒は戸惑い、悩みながらも自分の進むべき道を見つけ始めるが……。(シネマトゥデイより)

まだまだ幼い感じの中島健人は、よくこの役にはまっていますし、なかなかの好演でした。

しかし、2年半から3年近い話をテーマを絞らずあれこれ詰め込んでいるので各エピソードの印象が散漫なことと、映像が汚いのが作品を見辛くしています。

また、最後のエピソードのばんえい競馬ですが、あれだけ距離が短いのに、周回コース固定だと、内・外で大分走る距離が変わってきそうだよなあ(黒木華が大分有利)、などという印象を持ちました。
中島健人・広瀬アリス・朝ドラたかちゃん役岸井ゆきのファン以外にはオススメしません。

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黒澤映画評がほぼ一致! 橋本忍「複眼の映像」

2019年02月17日 17時59分15秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 黒澤映画評がほぼ一致! 橋本忍「複眼の映像」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

つい先日鑑賞した、邦画史上最大の失敗作と言われる(私が言っているわけではありません)「幻の湖」の製作・脚本・監督の三役をこなした、日本を代表する脚本家だった、橋本忍の著作です。

ご本人がその失敗について語っているとのことで、この本を購入し、読んでみました。
かなりさらっと触れているのみでしたが、映画公開から時間を経たせいか、客観的に見直すことができているようです。

ただ、この著作の眼目は、巨匠・黒澤明との脚本共同執筆についてであり、かつ、かなり冷徹・冷淡(自身が脚本を担当している作品を含めた)な黒澤映画評です。

黒澤明との出会いである「羅生門」から、「生きる」、「七人の侍」、「生きものの記録」、「蜘蛛巣城」、「隠し砦の三悪人」、「悪い奴ほどよく眠る」、「どですかでん」の作品について、特に「羅生門」と「七人の侍」についてはかなり多くのページを割いています。

「七人の侍」の元企画「侍の一日」の筋とキモ、なぜボツになったのかというと、当時の城勤めの侍が二食だったのか三食だったのか、確信が持てなかったからだということ。そしてそれが後の「切腹」につながったということ。

「侍の一日」がボツになり、代わりの企画として出てきたのが「日本剣豪列伝」という剣豪たちのオムニバスであり、クライマックスばかりじゃ映画にならない、ということでこれも早々にボツ。

剣豪列伝に関連して、当時の侍がどのようにして武者修行をすることができたかについての雑談から「七人の侍」のアイディアが出てきたこと、脚本は黒澤明と橋本忍がそれぞれ同じシーンを書き進み、小國英雄がどちらが良く書けているか判定して採用していたことなどなど、「七人の侍」誕生秘話を深掘りしていてとても興味深かったです。

そしてかなり冷徹・冷淡な黒澤映画評で、ちょっと意外なくらい私の評価と一致していたので驚きました。

黒澤映画の代表作の一つと目される「隠し砦の三悪人」ですが、私は過去3〜4回は鑑賞していますが、実は面白い映画と思ったことが一度もありません。

内外の評価が高く、リメイクまでされた作品ですが、脚本に参加された著者の評価も実は低かったので少々驚きましたが、得心しました。

日本・アメリカの映画会社が黒澤明を敬遠して映画製作の機会が極端に失われてしまった「デルス・ウザーラ」から最晩年の作品群について、特に「影武者」と「乱」をはっきり失敗作と指摘しているものの、「夢」特に最終話に関してとても評価が高いことなど、私の評価と一致していて、なにやらとても嬉しくなりました。
また、かなり意外でしたが、思わず考えさせられたのが、野村芳太郎監督から、橋本忍と黒澤明は出会わない方が良かった、といわれたくだりです。

二人が出会ってしまったため、黒澤作品には映画にとって無縁な、思想とか哲学、社会性まで持ち込むことになり、どれもこれも妙に構え、重いしんどいものになってしまった。

橋本忍と黒澤明が出会わず、たとえ「羅生門」、「生きる」、「七人の侍」がなかったとしても、黒澤明の才能があれば、それを上回る映画作品を何本も撮っていただろう、というところです。

何れにせよ、橋本忍や黒澤作品に興味のない方には、何が何やらのお話ばかりですが、特に「七人の侍」ファンにはうってつけの本でした。

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