
▲ 最終話詰め込みすぎで印象が散漫に!!TBSドラマ「インハンド」
自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。
「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
主演に山下智久、ヒロインに菜々緒、助演に濱田岳を起用したTBSドラマ「インハンド」の最終回の視聴を終えました。
寄生虫学者・紐倉 哲(山下智久)は、関東近郊にある巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、気のむくままに好きな寄生虫の研究をしている。人嫌いでドSな変わり者だが、博識で天才的な頭脳を持つ男だ。右手がロボットハンドの義手であるのも特徴である(公式HPより)
設定が漫画チックな割に、各話の結末が突飛な未来科学などではなく、身近なリアリティーを感じさせる事象を観察・研究して結構地道に解決に導くというストーリーがなかなか良かったです。
あまり器用な役者に思えない山下智久も、この役はなかなかの嵌り役でした。
大きな白い犬が芸達者だったのも見どころの一つでした。
「良い人役」の菜々緒というのに不慣れなせいか、牧野巴役の菜々緒は少々微妙な印象でした。
濱田岳はいつもどおり、そつなく助演をこなしました。
第5話でようやくストーリーが動き出したのですから、第6〜9話までのフューチャージーンに直接関連のないエピソードはバッサリ割愛して、そのかわり、最終話(特に最終回)に詰め込みすぎたエピソードを各回でじっくり描いてほしかったと思います。
なんにしても最終話(第10,11回)は各エピソードの印象が散漫になってしまった割に、結局、最終的には映画「アウトブレイク」をパクったんだな、という感想になってしまったのがとても残念です。
ベスト回は第5話。