国宝・五重塔と中門ライトアップ ~ 世界遺産登録30周年・光の法隆寺 ②
日本最古の塔ともいわれる国宝・五重塔の入り口となる国宝・中門を1日限りライトアップし、飛鳥時代から残る建造物を優美に映し出す。
日本最初の世界遺産登録から30周年となる「法隆寺地域の仏教建造物」。
その中心となる法隆寺は聖徳太子と推古天皇により1400年以上前に創建された。現伽藍が完成したのは1300年ほど前。
兵火や天災にはあわず、太子信仰に守られたこともあって、現存する世界最古の木造建築群として往時の姿を今に伝えている。
西院伽藍の正面にある中門は飛鳥建築の様式美と言われて、聖徳太子建立のものではなく、火災で焼失したあと670年に再建したという説が有力である。
伽藍全体のライトアップを早く見てみたいものだ。
中門には境内を守る金剛力士像(仁王)が立っている。
3.8mという金剛力士像は、心木をもとに塑土でつくられている。
中門前から東大門、夢殿の四脚門に至る石畳道と両脇も素敵な灯りに彩られていた。
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